雑誌掲載最新話 トキワ来たれり!!

トキワ来たれり!! 最新 85話 ネタバレ&感想 機械仕掛けの神プロジェクト

9月14日発売の週刊少年サンデー 42号に連載されている

トキワ来たれり!! 85話のネタバレ&感想になります。

 
第85の時 DEMⅡの悲劇

内容ネタバレ

 
未だに状況が上手く飲み込めないハルカとカナタだが

トキワの両親は親し気にDEMⅠと会話していた。

 
そしてトキワの母親は今日はあなたの力を借りたくて来たと話し

データを読み込ませると共に世界各地で集めてきた歪みと

異界から流れ込んでいると思われる”シン”の測定値、

このもう一つの世界が内包する”シン”の総量を計算してほしいと告げるが

その答えは想像以上のものだった。

 
DEMⅠ曰くこのデータの信憑性にいささか疑問があるものの

もし正しいと仮定するならばその総量は5千那由他シンにもなり

その様なシンに飲み込まれればこの世界はひとたまりもないだろうというものだった。

 
DEMⅠの答えに驚愕するトキワの両親に対し

どういうことなのかそろそろ説明してもらいたいと声をかけるハルカ達は

トキワの母親から数十年前に起きた”先触れの戦い”についての話を聞くことに。

 
その戦いでこの世界が何かもう一つの強大な世界と繋がろうとしていることを知り

我々エニグマは化学の力でこの窮地に立ち向かうために結成されたのだと

当時エニグマだったことを語る。

 
しかし今は抜けて命を狙われる身であることを話し

エニグマは人の知恵では対処できないとして禁忌とされてきた実験を行い

それが”機械仕掛けの神(デウス・エクス・マーキナー)”プロジェクトなのだと語るのだった。

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一方、りいんの行動により先へと進む道が出来たトキワだったが

あのビジョンを体験してからは人外のものに死を連想してしまうらしく

恐怖に足が竦んでしまっていた。

 
それでもりいんにだけはみっともない姿は見せられないとと奮起し

先に進んでいくトキワは向こう側へと辿り着いていた。

 
そこには特に危険な被献体を隔離していた施設があり

嫌なものを感じていたトキワだったが

りいんがどこからか生き物の気配を感じていた。

 
そしてトキワの静止も空しくりいんが生体反応があった左奥にある監房に触ると

突然その扉が開き、そこには・・・!?

 
その頃、”機械仕掛けの神”プロジェクトについて説明を受けていた

ハルカ達はDEMⅢ教育時の映像を見ていた。

 
そこには赤子のトキワともう一人同じくらいの大きさのマキナの姿があり

楽しそうにじゃれ合っている様子が映し出されていた。

 
人知を超えた人工頭脳に更なる英知を創造させることこそが科学の世界でタブーとされてきた

”制御不能の知の速さ”だがDEMⅡが創造したのは完全に無垢な赤子のような人工頭脳であり

当時のチームリーダーである権藤博士はこの結果に失望し

DEMⅡの反乱とまでののしったのだと語る。

 
権藤からDEMⅢの事について責められたDEMⅡは

DEMⅢがどれだけ素晴らしいものかを説明するものの

権藤が求めてるものとは違ったようで彼は異界の魔物と立ち向かう英知が必要なのだと語る。

 
そして我々には時間が無いのだという権藤に対し

DEMⅡはいい案があるとしてとりあえず人類の80%を死滅させれば

時を稼ぐことが出来るだろうと提案。

 
しかしその考えはロボット三原則を脅かすものであり

権藤はすぐさま応援を呼びDEMⅡを押さえつけようとするが

ロボット三原則を克服したDEMⅡにはまるで通じず返り討ちにあってしまっていた。

 
そしてDEMⅡは探求の旅に出ると告げ

その身をもって抑えようとした権藤を蹴散らし

ごきげんよう博士という言葉を残し・・・。

 
次々と衝撃的な過去が明らかになり思わず固唾を呑んでしまっていたハルカ達に

トキワの母親は後悔をにじませながら

人類は更なる脅威を野に放ってしまったのだと語るのだった・・・。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
何か説明ばかりであらすじが冗長となってしまいましたが

とりあえずDEMⅡの過去はこんなでしたよって感じですかね。

 
私的にはついにあのエニグマの代表の名前が権藤である事がわかり

別の意味で感心していましたがなんとも救えない過去になっていましたね。

 
自分達がどうにもできないことに機械の力を使おうというのは

わからない事ではありませんが自分達よりも賢い人工頭脳相手に

御せると思っていたこと自体どうかなと。

 
少なくとも昔のエニグマは異界をどうにかしようとしていたことが分かり

それならトキワの両親が参加するのもわからないでもなかったですが

今のエニグマは何を思ってあんな活動しているのか気になるところです。

 
その辺りはいずれ明らかになるだろうとは思いますが

トキワの両親たちが抜けた以上少なくとも前と同じではなくなったのは

間違いないかなと。

 
それにしてもまだ幼い頃のトキワとマキナに繋がりがあったとは

正直思いもしなかったですね。

 
流石に赤子であるトキワにはその時の記憶はないでしょうけど

マキナは昔に会っていたことを知っていたんですかね?

 
だとしたらマキナがトキワの前に姿を現したのも

何らかの思惑があったのではないかと邪推してしまうのですが

本当のところどうなのかちょっと気になります。

 
それにしてもDEMⅡはやっぱり探求心というか知識欲が第一で動いていることが明らかでしたが

結局あれは味方なのか敵なのかどっちなんでしょうね?

 
普通に考えたら神の力がどうとか言っている時点で敵確定なんですが

DEMⅡの場合善悪まったく考えていないでしょうし

現段階では敵でも味方でもない中立なのかもしれないなと思いつつ

結局戦うは避けられないのではないかと予想してます。

 
DEMⅡがいくら知りたいからってその結果世界が破壊されたら洒落にならないですし

結局止めるために戦う事になりそうな気がします。

まあ、最後の最後ら辺のラスボスかその前くらいでしょうけどね。

 
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