トキワ来たれり!! 101話のネタバレ&感想になります。
第101の時 悲しみの中で・・・
内容ネタバレ
アリアが敵の手に落ちたと聞かされたゼンバイザーは
予想していたよりもきゃつらの動きが早すぎると動揺を露わにしていた。
そして話はどうしてアリアが攫われたのかという核心に近づいた時
その理由を語ったのは”私”のほうのりいんだった。
りいんはアニマムンディーの乙女とはソーサリアンの研究者によって造りだされた
いわば人工の”精霊”であり、奴らは神のかけらの力を彼女に集中することで
魂の臨界を起こし”かの扉”を開く気なのだと語る。
そしてその魂の臨界というのがアリアの消滅を意味するのだと聞かされた
ハルカはあまりの事に蒼白になりながらも助け出そうと立ち上がるが
居場所すらわからず・・・。
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そんなハルカ達にゼンバイザーは
きゃつらは逢魔が地の最深部に居城を構えており
アリアがいるのは恐らくそこだと語る。
しかし未だにそこまで踏み込んだ者は1人もいないらしく
その入り方すらもわからないと聞きハルカは項垂れるが
そこへりいんからそうでもありませんとの声が。
りいんはマキナとネヌの協力によりおおざっぱではあるものの逢魔が地の
見取り図を手に入れることに成功しており
それはネヌの”心の力”の追尾能力をマキナに計算、
更にりいんの記憶を基に編纂されたものだった。
しかしそれでもソーサリーによってコントロールされるこの地へ
どう入り込むかまでは分からず再び頭を悩ませることになるが
めぐるからエミーリエに聞いてみたらいいんじゃないかとの意見が。
ゼンバイザーはそれに関して成程と認めつつも
ソーサリアンの支配する逢魔が地へ足を踏み入れるのは
自殺行為だと告げる。
しかしトキワ達が尚更急がなくちゃ!と全く臆する様子を見せず
動き出すのを見ながらゼンバイザーは笑みを浮かべながら
君達は守れよ、自分達のアニマムンディーの乙女を・・・と
上手く助け出せることを願うのだった。
一方、ソーサリアンの本拠地である逢魔が地の最深部へ連れてこられたアリアだったが
大量のケーキを食い漁りながらもっとケーキを!と叫んでいた。
その様子を見ていたナインアイズの面々は今度のアニマムンディーの乙女は
イメージが違うなと思いながらも心が豊かであればあるほど
臨界のパワーは増し開門の成功率が上がることから喜ばしいと感じていた。
アリアは作戦その一として超豪遊して敵を経済的に貧窮させようと考えているらしく
ゲームを持ってこさせたり通販で高い買い物をしたりと色々要求していた。
そうした中、閃光の影法師はマクガフィンからの命令で
アリアの警護をすることに。
そしてマクガフィンから実際に彼の地との境を見せられた影法師は
門を開いた”神の契約者”の欲望に対してあらゆる奇跡が垂れ流される”開門の時”
その時この醜い世界そのものを終わらせることも容易いだろうと
昏い笑みを浮かべるのだった・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回あんなにも悲壮な感じで自らソーサリアンの手に落ちた
アリアでしたが思いのほか好き勝手に動けているみたいですね。
超豪遊して敵を経済的に貧窮させようという作戦その一を考え
実行しているみたいですがなんていうかただのわがまま娘にしか見えないのが
ちょっと頭が痛いところです。
なんにしてもあちらでどこかに牢にみたいな場所に軟禁させられているわけでもなく
逃げ出せはしないでしょうけどそれなりに自由に動けているらしいのは
悪い事じゃないと思います。
そしてトキワ達の方も”私”の方のりいんの協力に加え
さらにエミーリエの協力を得られれば彼の地へ向かうことも出来そうですし
とりあえずそれほど悲観した感じはないかなと。
とはいえなんとかエミーリエの協力を得られて彼の地への侵入が可能だとしても
その戦力差は圧倒的もいいところですし
無事に助けられたとしても彼女を守り続けることが可能なのかと言えば
ぶっちゃけ今の段階では絶望的だと断言できますしね。
まあ、それでもトキワ団としては攫われたアリアを助け出すことが
第一でしょうしなんとかしようと動き出すしかないわけで・・・。
急激に一気に強くなることが出来ない以上
現状誰かに助けを求めるしかないとは思いますが
とりあえず今の段階ではゼンバイザーとエミーリエくらい?
ただその二人から協力を得られたとしても
戦力差はぶっちゃけ変わらないくらいに差があるので
なんとも難しいところですね・・・。
なんにしても助けにいかないという選択肢が無い以上
なんとかするしかないわけですから
多分他の事は後で考えるみたいな感じで突っ走るのではないかと(苦笑)
正直全滅必死もいいところですが
こういう戦いこそバトル漫画では王道もいいところですので
色々期待したいですね!
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