第1話 時は来た
内容ネタバレ
人工知能・マキナと同居する文系少年・八坂トキワは
変な夢を見たことからなにか変なことの前触れじゃなければいいけどと
呟きながら目を覚ますと、自分の体に怪しげな機械が着けられていることに驚く。
その機械はマキナがトキワが見ていた変な夢を可視化する装置だったらしいが・・・。
マキナがトキワの住んでいる部屋の隣に引っ越してきて同じ学校に通うようになってから1週間、
二人はこんな調子で慌ただしい毎日を過ごしていた。
そして学校へと向かう途中、マキナは屋根から屋根へと忍者のように走る草薙カナタ、
手の上でなにか人形のようなものを動かしている弥多ハルカの二人が
人類にしては膨大な精神エネルギーを持っていることに気づくが・・・。
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仲良さげに会話しているのを発見する。
そんな二人の様子にトキワが何話しているのかなと呟くとマキナは
自身の機能を使い聞き取れない二人の会話をそのまま再現してしまい
それによるとこの学校で変な事件が起きているらしく、天井に張り付く人ではない何かがいるというが・・・。
二人の声を話すマキナを怪しいと思ったのかトキワたちに声をかけるハルカ。
そしてマキナに対し本当に人間なのかと言い、誤魔化すトキワをよそに脈を計り
脈がないことを確認するとマキナたちのことを人形を操るソーサリーなのか思い
マクガフィンの仲間なのかと問いかけ、一瞬触発の状態になるが教室に先生が現れ事なきを得ることに。
そして学校が終わった放課後、トキワとマキナはカナタたちが話していた事件について調べるため
生徒たちが出払った学校内を探索していると
ある廊下の天井に昼間にはなかった黒いシミのようなものを発見する。
そのシミが何なのか調べるマキナだったが各種センサーでも計測できず
この世界のものではない可能性がある言い出すが
その調べる様子からマキナが人間ではないことを確認したハルカが現れ・・・。
現れたハルカはトキワをソーサリアンだと断定すると、針金を取り出し
何か呪文のようなものを唱えると、その針金が人間のような形へと変化させ
トキワに攻撃を仕掛ける。
いきなり攻撃されそうになったトキワはマキナによってその攻撃を躱した瞬間、
針金人間にクナイや手裏剣が・・・!!
そして窓から現れた忍者はハルカに対し怪しげな術を使うことから妖異幻怪の類いかと言い放つが
マキナに忍者の正体がカナタであることを看破されてしまうことに。
そして現れた二人がトキワに対して危害を与えるものであると判断したマキナは
こちらも反撃すると言い出し一瞬触発の状態になったその時
上の階から女性の悲鳴が・・・!!
それを聞いた四人はその声がめぐるのものであることに気づき
上の階へと向かうとそこにはエイリアンのような怪物の姿が!
その姿からカナタはあの怪物が妖異・天井嘗だと確認し
助けようとしたその時めぐるが天井嘗に一舐めされると着ていた服が消えてしまう。
カナタから天井嘗について説明を受けたマキナから
あと一、二回舐められると皮膚が消えることになると聞かされ
全員でめぐるを救出しようと動き出すもあと一歩というところでめぐるが
舐められそうになった瞬間、それを庇ったのはトキワだった。
トキワによって、隙が出来た天井嘗に対し
三人は同時に攻撃を仕掛けなんとか撃破することに成功。
そして庇ったトキワもまた服が消えてしまったものの無事なようで
こんなことに巻き込まれた怒りからか夢で出会った女性に毒づいていると
それを聞いたカナタとハルカもその女性に心当たりがあるようで
三人そろってその女性の名前が「りいん」だと口にするが・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
とりあえず今回のあらすじですが自分で書いてて
正直微妙な気がしますね。
なんていうか前にやってた読み切り三つを読んでいないと
この漫画を理解するのはかなり難しいのではないかと。
そこで主要人物について物凄くざっくり補足説明しますと、
まず草薙カナタは妖とか怪異専門の忍者で
弥多ハルカはソーサリーという魔法のようなことを扱うことが出来る人、
八坂トキワは普通の文学少年だが人工知能ロボットであるマキナが
彼の書く携帯小説を気に入っているため一緒のアパートで暮らしているという感じですね。
まあ、ざっと説明しましたがそれでもわからないと思いますのでその辺は
今後わかるようになるかなと。
どちらにしても全員誰が主人公でもおかしくないくらいにキャラが濃いので
色々と話を膨らませるのは簡単かなと思いますが
それが漫画としてまとまるかどうかで今後名作になるか分かれるかなと。
とりあえずまだ始まったばかりですし、今後どうやって話が進んでいくのか期待して
読んでいこうかなと思っています。
私的にこの漫画を描いている作者の絵がかなり好きなので
出来るだけながく連載できるとありがたいですね!!