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3月のライオン アニメ 第15話 内容ネタバレ&感想 島田vs後藤

3月のライオンアニメ 1月28日放送のアニメ版3月のライオンの第15話の内容ネタバレ&感想になります。

ネタバレはあくまでも詳しくなりすぎず

流れを理解できるくらいの内容となっておりますので

詳細が知りたい方はいずれ出るDVDやBDを購入することをオススメします!

 
第15話 月光/自我のカタマリ

内容ネタバレ

 
<Chapter.30 月光>
香子はひびの入ったグラスみたいな女の子だった。

いくら水を注いでも満たされることなく

家族もいて容姿にも恵まれ周りの人間を支配する

チカラを持っているのにさびしさにむしばまれていた。

 
そのグラスにひびを入れたのは

他の誰でもなく義父と零だった。

 
後藤の為に家を出る決意をして準備する香子を

なんとか思いとどまらせようと言葉をかける零だが

香子は将棋しか頭の中にない父親と零が自分を腫モノに触るみたいに

接して来ることに耐えられないと涙を流していた。

 
そんな彼女に零は自分が出ていくと話し

僕なら何処に行っても心配することはないが義姉さんは違う、

父さんが義姉さんの事大事じゃないわけがないじゃないかと告げるのだった・・・。



午前10時、授業を受けながら零は

今頃特別対局室で向かい合っている二人の事を考えていた。

 
自分が島田と対局した時に不思議な感覚に襲われたことから

彼は後藤に対してどんな勝負に出るのだろうかと。

 
そして3月分の欠席届を届けに来た零は

職員室で林田からネット上で流されている2人の

重い骨と骨がぶつかるかのような棋譜をみて目が離せなくなっていた。

 
そんな零に対し林田は将棋会館へ行った方がいいと話し

ぐだぐだと言い訳するのを無視して無理矢理行かせたものの

ドキドキしながら改めて出席日数が足りているのかと確認するのだった。

 
そして将棋会館へとやって来た零はスミスや二海堂と共に

対局の様子を検討しながら見守るが

特別対局室から2人の気配がこの部屋まで滲み込んでくる気がしていた。

 
何が違うんだ?どうしてここまでひき込まれるのかと考え

それが自分を信頼している人間同士の戦いなのだということに気づき

そんな2人の対局は9時153手で島田八段の投了となり

獅子王戦決勝トーナメント3番勝負の初戦は後藤九段の白星で幕が上がった。

 
将棋会館からの帰り道、その途中で後藤を迎えに来たのだと思われる香子と

そして後藤と顔を合わせることになり

島田強かったろ?A級ナメてんじゃねーぞと告げられ二人の後姿を見送る零。

 
”離れたくなかった、でももう一緒にはいられなかった、

早く大人になって自分の足で立てるようにならなければ

大事な人たちを守れないと思ったから”

 
将棋会館にて島田は弟弟子である二海堂を前に後藤に負けたことを悔しがっていたが

でも次は絶対に負けないと次の戦いに向け闘志を燃やし

そんな彼の闘志にら二海堂ははい、勿論です、兄者!と笑みを浮かべ応えるのだった。

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<Chapter.31 自我のカタマリ>
ひなたから最近こちらへ来ていない零の話を聞いた相米二は

思わず顔を赤らめながらそりゃあ来られないわと納得していた。

 
娘っ子の前でそんなタンカを切っといて本命の前に撃沈したことに

男子としては仕方がないと同じく三日月堂で働く従業員もまた

若かりし頃を思い出したのか顔を赤らめながら恥ずかしそうに話していた。

 
しかしそんな男子の心はひなたには理解できなかったらしく

どうしたらいいんだろ、こういう時と悩み

そんなひなたに相米二は仕事でかいた恥は仕事で返すしかなく

そのうち大人になれば恥をかいた事ないヤツなんていないと言う事に気づくさ

と声をかけるのだった。

 
そして10時となり授業を受けながら零は

あとがない島田がどんな戦い方を見せるんだろうと考えていた。

 
その対局を見たくてたまらない零だったが

林田から現在の出席日数を確認した結果

もう風邪をひくことも盲腸になることもできないと知らされ

何かあった時の為に学年末テストで平均点以上取るようにと言われていた。

 
一方、その頃特別対局室ではまたしてもガチンコな展開となっており

それから8時間後両者入玉、更に3時間後経過し

フラフラになりながらも勝負に勝ったのは

たった一局でかなり髪にダメージを受けた島田だった。

 
二海堂はそんな兄者を祝福したものの

零から全く返信がないことに悩んでいるらしく

改めてその事を相談していた。

 
島田はカチ割り過ぎちゃったかなと思いつつも

二海堂にどうしてそんなに桐山に良くしてあげようとするのかと声をかけていた。

 
それに対し二海堂は桐山こそが自分の頭をカチ割ってくれた存在であると話し

同世代の皆が楽しく外で遊んでいるのを横目でみながら将棋に没頭してきたが

強くなればなる程弱い対戦相手が努力を放棄した卑怯者に見えたのだと語る。

 
そんな自我のカタマリになり果てていた自分の頭をカチ割ってくれたのが桐山であり

彼にあって自分より強いヤツがいる、自分より努力した人間がいるとして

自分は救われ、自分は独りぼっちじゃないんだと思えたのだと。

 
そんなことを話しながら二海堂と一緒に歩いていた帰り道、

後藤と香子が何か騒いでいる現場に居合わせてしまった島田は

男として敗北感を感じがっくりきていた。

 
しかし何のこれしき!と立ち直ってた島田は

次も絶対勝つ!と奮起し二海堂と共にその対策を練るために

気合いを入れ直すのだった。

 
一方、その頃の零はというと林田の計算ミスが発覚し

その穴埋めのため大量のレポートを書かされていたのだった・・・。

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感想

 
二海堂の零に対する想いの根幹も明らかになりましたが

やっぱり今回は島田さんと後藤の対局がメインでしたね。

 
どちらも守備型と言うか受け流すタイプと受け止めるタイプの違いこそあるものの

同タイプのスタイル同士の戦いはアツかった!

 
全く別タイプの相手同士という対局でも

かなりアツいですがこれもそれに負けないくらいだと思います。

 
さらにどちらもA級という将棋界で最高峰の実力者同士ですし

これまでのどの対局よりも激しかったのではなかったかと。

 
いずれ零も上に上がっていくにつれてああいう戦いを

経験することになるんでしょうけど

やっぱり現段階では先は遠いとしか言いようがないですね。

 
それはそれとして今回香子の話もちょこちょこ出てきましたが

なんていうか切ないというかなんていうか・・・。

 
正直言葉で表すのも難しい感情が入り混じっていることもあってか

なかなかに複雑な関係だなと改めて思います。

 
零が香子に代わって家を出ることにしたこともそうですが

その決断が本当の意味で正解だったかどうかもわかりませんし

考えれば考える程難しい問題だなと。

 
原作でもその辺りはまだ解決していないというか

結果が出ていない問題なだけに

無理に理解せずにそういう背景があったくらいに思うのが良いと思います。

 
そんな感じの今回でしたが次回はついに桐山にとって

ターニングポイントとも言える大事な出来事がたくさん起きますので

今から続きが楽しみです。

 
すんなりと明るい話題になるわけではありませんが

今の状況を多少なりとも打開することになるので

零の成長を見逃さないためにも是非見て欲しいですね。

 
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