東京喰種トーキョーグール:re 117話のネタバレ&感想になります。
第117話 親指たてる
内容ネタバレ
万丈の献身的な治療とRc抑制剤により
目を覚ましたアキラ。
そんなアキラに付きっ切りで看病していた万丈は
嬉しそうに声をかけるがそんなことは露知らずアキラから
誰だお前と言われてしまいがっかりしながらもカネキの下へ。
そうしてようやくアキラと再会したカネキだったが
有馬のこともあってかアキラはまだ心の整理が出来ていないらしく
一人にしてくれと言われてしまう。
そんなアキラの事をカネキから相談された平子は
後回しにして誤解を招くよりはいいとして
さらに今アキラが置かれている状況を改めて語る。
そしてアキラのことを大切な人だというカネキに
現状の受け入れに時間がかかるのは間違いないが「早める事」は出来るかもしれないとして
その場合、アキラを助けられるのは
「もっとも彼女を憎んでいる人物」かもしれないなと話すのだった。
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一方その頃、アキラの父に親を殺されたヒナミは
19区にあるアオギリの樹のアジト跡におり傍らにはアヤトの姿も。
アキラに直接何かをされたわけではないが
ヒナミにとってアキラが「黒山羊」にいるのは複雑なようで・・・。
そしてもう一人の当事者であるトーカのもとには
同じく当事者の一人である亜門が訪ねてきていた。
二人はお互いにアキラに対して思うことがあるようで
亜門は自身が人でも喰種でもないなにかになってしまい
何も告げられずにいたことで今更言葉が見つからなく
トーカもまた話してみたいとは思っていたものの
彼女の父を手にかけたのは自分だからと考えていた。
そんな風に思っているトーカに亜門は失った痛みや怒りはあるが
それはトーカ自身ではなく俺達がそうせざるを得なかった世界に対してだと告げる。
トーカもまた亜門に改めてアキラと会いたかったのかと問いかけ
ああと応えた亜門に対し私だったらよろこぶと思う、
どんな身体になっても帰ってきてくれればそれでいいと笑みを見せるのだった。
一方CCG局内では和修政局長代理の”所在不明”により
大きな変動を迎えていた。
局長補佐に宇井、S1に田中丸、S2に瓜江、S3に什造。
宇井は和修新局長の補佐としてS1を離れ代理として田中丸が
空きになったS2は和修政の側近として瓜江一等が大抜擢され
同時に急遽上等へと繰り上げられていた。
和修一族が抹殺、そして和修政特等が行方不明となった現在
局内に残る和修の血は彼一人になった。
旧多二福改め「和修吉福(きちむら)」
”CCG最後の局長”と呼ばれる男は後ろで宇井が顔に青筋を立てるのをよそに
パーティー用のメガネと私が局長です!!!と書かれたタスキをかけるという
ふざけた格好で捜査員の前に立つのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
のっけからアキラさんの誰だオマエには笑わせてもらいましたが
考えてみればアキラさんは万丈さんが自分の治療をしてくれていたなんてこと
知らないわけでああなるのも仕方ないかなと。
その後でカネキにアキラさんが気がついたことを報せに来た時の表情といったら
なんていったいいかわからない感じでした(苦笑)
それにしても今後アキラさんがどうするつもりなのかが
イマイチわからないので何とも言えない部分もあるんですが
とりあえず私的には「黒山羊」に入ってカネキ達と行動してくれればいいなと。
ヒナミちゃんやトーカちゃん、それに亜門さんと
色々と思うところがあるのはわかるんですが
カネキとも関わりが深い人物だけにそうなってくれればいいなと思います。
それはそれとして最後の最後にあのふざけた格好している
バカ者はマジでどうにかしないと。
あれが最後の局長と言われる男みたいですし
結果としてCCGが無くなることも示しているんだとは思いますが
間違いなく彼が原因で潰れるんだろうなと。
それとは別にS2の指揮を瓜江が執ることになったことも驚きましたが
正直組織自体かなり力を失っているのがよく分かる気がします。
まあ、トップがトップですからそうなっていくのも避けられないでしょうけど
最終的にCCGを吉福がどうしたいのかが気になりますね。
自分の手で崩壊させたいのかそれとも何かに利用したいと考えているのかは
分かりませんが現状彼の考えが読めないだけに厄介な組織だろうなと。
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