今回は主人公であるチセの弟についてスポットを当てたいと思います。
父親と共に出ていってしまった弟ですが
考えてみれば見る程疑問に思う部分が多くあったので
色々まとめ&考察してみました。
チセの弟プロフィール&まとめ
name:不明age:10歳前後?
現在判明している事
・チセがまだ幼い頃、父親に連れられ家から出ていき現在消息不明(1巻&4巻参照)
・まだ生まれて間もない頃に父親に連れられたと仮定すれば10歳前後?(1巻&4巻参照)
弟は普通の子?それとも夜の愛し仔(スレイ・ベガ)?
何故父親に連れられ出ていったのかについては
父親にスポットを当てたチセの父親についてまとめ&考察でも触れていますが
あまりにも情報がないので割愛。
ただ弟本人に対して疑問に思うのは
・何故父親はチセではなく弟を連れていったのか
ということについて。
この疑問はいずれ何処かのタイミングで
作中で語られない限り不明なままですが
気になるのは弟は普通の子なのかどうかについて。
言葉はちょっと悪いですが両親ともに見える力を持ち
その両親の血を引く姉チセが夜の愛し仔(スレイ・ベガ)ですので
所謂普通の子とは違う可能性も高いのではないかと。
考えられるとしたら
・普通の子(両親の力を全く受け継がなかった)
・見える目を持つ(母親の力を主に受け継ぐ)
・見える目を持つ+普通でないものに抵抗できる力?(父親の力を主に受け継ぐ)
・夜の愛し仔(スレイ・ベガ)(姉チセと同じく両親の力を受け継ぐ)
の4パターン。
力の大小、チセの夜の愛し仔(スレイ・ベガ)が遺伝なのか突然変異なのかもわかりませんが
おおざっぱに分けるとこんな感じになるかなと。
そこに父親が弟だけを連れていったことを当てはめると
家庭に嫌気がさし母親とチセを見捨てていった場合
おそらく上から3つのどれか。
父親が出ていった理由が弟を守る為だった場合、
4つ目の可能性が高いのではないかと。
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まず家庭に嫌気がさし母親とチセを見捨てていった場合については
原因となったのがチセの能力に在ると仮定した場合
チセと同様の力を持つと思われる弟を連れていくとは考えづらいので
4つ目を除外した他のパターン全てがあり得るのではないかと思います。
この場合いずれにしても母親とチセを見捨てた以上
どう考えても父親に対して良い印象はないのは間違いないんですが
それほどまでに追い込まれてしまっての行動だと思われるので
ちょっと同情してしまう部分も・・・。
もう一つの父親が出ていった理由が弟を守る為だった場合についてですが
チセと同様の力をもっていると仮定しないと
弟だけを連れて出ていった理由にはならないから。
もし能力が両親並か普通の子供だった場合
そういうモノを引き寄せるチセを連れて出ていくのが当然ですし
対処出来ない母親にチセを任せるというのもどうにも納得できないですしね。
夜の愛し仔(スレイ・ベガ)が二人揃ったことで
更に厄介なことが起きる可能性もありますし
産まれたばかりの弟を守ることを第一に考えたならば
この方法を選択するしかないのかなと。
どちらのパターンでもあくまで推察でしかない以上
穴があるのは理解していますが
現時点ではこれ以上はちょっと難しいかなと思います。
私個人としては後者のパターンであって欲しいと願っていますが
真実が明らかになる時がくるかどうかも今の段階では分からないので
正直何とも言えないところ。
ただわざわざ弟の存在を明らかにしていることもありますので
いずれかのタイミングで父親&弟との再会するシーンがあるのではないかと
予想しています。
それがチセにとってどういう影響を与えるのかは分かりませんが
会うことで色々な疑問も明らかになりそうですし
チセの呪い(過去)をどうにかするためにも必要なことなのではないかと。
なんにしてもいずれ再会した際には色々あるとは思いますが
そうなった場合それがチセにとって必要な事なのは間違いないので
悲しい結果にならなければいいなと願うのみですね。