2017年10月21日放送のアニメ版魔法使いの嫁の第3話の内容ネタバレ&感想になります。
ネタバレはあくまでも詳しくなりすぎず
流れを理解できるくらいの内容となっておりますので
詳細が知りたい方はいずれ出るDVDやBDを購入することをオススメします!
第3話 The balance distinguishes not Two between gold and lead.
内容ネタバレ
突如竜によって連れ去られてしまったチセは
なんでこんなことになったのかと思い返しながらも
特に危害を加えられることなく竜の国へと運ばれることに。
連れ去った男はチセがエリアスの弟子になった聞き
ここに連れてきたようで
いつの間にかチセの影に潜み合流を果たしたエリアスからは
白花の歌(エコーズ)と呼ばれていた。
男の名はリンデル、どうやらエリアスの古い知り合いだったらしく
エリアス曰く自分と同じ魔法使いであり竜の国の管理者とのことだった。
エリアスがリンデルと先のペナルティのおつかいについての話をする間
チセは竜の雛たちと一緒に遊ぶことに。
雛たちと一緒に行動する中、チセは傍らに鎮座していた
巨大な老竜であるネヴィンの事が気にかかり
色々話を聞くことに。
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ネヴィンはもうすぐ還ってしまうらしく
竜という生き方について説明されるが
チセはそれを悲しむのではなくむしろ羨んでいた。
そうしたチセの想いは情報を共有するネヴィンにも伝わってしまったらしく
生きるものが死者を羨むものじゃないと諭されてしまう。
フェンス越しに飛び降りようとした光景を見たネヴィンは
飛べない君が飛ばなくてよかったと告げると
そんな君には本当に飛ぶ楽しさを教えたほうがよさそうだと語る。
そして今の私に飛ぶ力はないが心にある空を見せることは出来るとして
見せられたのは広大な空に羽ばたく竜の姿だった。
ネヴィンの最期の夢をみるチセたちの様子を見ていたリンデルは
嬉しそうな表情を浮かべながらも
ネヴィンが生きたのは五百年だったかとしてあれが最期の古い竜かなと呟く。
そして竜と魔法も人間が増え時代を経る旅に追われていくと言い
エリアスもまたチセが魔法使いになれば最後の世代と言われかねないと同意するが
リンデルはチセを見ながら無事育てばいいのだがのと不吉な言葉を残すのだった。
ネヴィンと共に彼の夢を見ていたチセが目覚めると
ネヴィンの身体には徐々に樹が生えてきていた。
ネヴィンは最期に飛べたとチセに礼を述べると
少し前にリンデルが小さな種を植えてくれたとして
魔法使いである君にはいつか杖が必要になるだろうとから
私の枝からつくると良いと告げ
おやすみ、小さな魔法使いと言い残し還っていくのだった。
ネヴィンの体に植えられ瞬く間に成長した菩提樹(リンデンバウム)を
呆然と見上げていたチセはおかえりと声をかけるエリアスから
竜が地に還るのを見るのはとても少ないと聞かされると共に
リンデルからこれは摂理であり悲しむ必要など一欠片も無いのだと諭されることに。
エリアスはチセに必要になったらネヴィンの言った通り杖に使う枝をもらいに来ようと話し
とりあえず今回の件は終わったからと竜の国を離れる事を告げる。
チセは悲しくはない、通りすがりに優しくしてもらっただけのようなヒトだとして
自分を呼ぶエリアスのもとへと向かおうとするも眩暈を起こして倒れてしまう。
そして倒れ込みながらもチセは
でもやっぱりあの穏やかな還りかたは・・・少し羨ましいと思うのだった・・・。
感想
ファンタジーの代名詞とも言える竜の話だったわけですが
アニメ化して動く竜というのはなんとも感慨深いものです。
それと今後もチセに色々アドバイスしてくれることになる
ネヴィンについてですが声がめっちゃ渋かったですね。
それが合っていないというわけではなく
むしろ威厳があって良いかと。
それよりもむしろリンデルの声が思いのほか
渋かった方が違和感ですね。
原作だとイマイチ男っぽさが出ていなかったので
こっちのほうがより男らしいとも言えますが。
声についてですが竜の雛たちの声が思いのほか可愛い!
子供というか赤ちゃんに近いみたいなので
あれはあれでいいのだとは思いますが何度聞いても可愛かったです。
ネヴィンが最期の夢をチセに見せたシーンですが
あのシーンは本当にアニメ化して良かったと思えるシーンでしたね。
場面が代わると同時に挿入歌が入り
そしてなんとも綺麗なものだった。
あのシーンは何度見ても感嘆するほかないです。
魔法というファンタジーな部分をアニメ化するのもそうですが
この世にない光景を見ることが出来るのはやっぱりアニメ化ならではですよね。
この作品自体そういった部分が多くあるので
これからもどういう風に映像化されるのか楽しみです。
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