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3月のライオン アニメ 第24話 内容ネタバレ&感想 後藤の一面と第69期名人戦の結末

10月21日放送のアニメ版3月のライオンの第24話の内容ネタバレ&感想になります。

ネタバレはあくまでも詳しくなりすぎず

流れを理解できるくらいの内容となっておりますので

詳細が知りたい方はいずれ出るDVDやBDを購入することをオススメします!

 
第24話 混沌/隈倉

内容ネタバレ

 
<Chapter.48 混沌>
将棋会館へと訪れた零は

早速二海堂に捕まってしまい同じC1に上がったのに

何故こうもあたらないのかと不満をぶつけられていた。

 
そんな二海堂の文句を聞き流しながら

検討室へと辿り着くが二人があまりにもうるさかったためか

居合わせた柳原棋匠に怒られてしまうことに。

 
意気消沈してちんまりする二人に聞こえるように

先輩棋士たちによる島田をからかうような発言をされ

苦々しい思いをしてしまう。

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しかしそこへ後藤が姿を見せると共に

その発言を聞いていたのかかなりキツイ言葉で窘めたことで

先輩棋士たちは居づらくなり出ていってしまう。

 
そんな凍り付くような空気の中、

柳原棋匠はタイトル戦でふっとばされた人間が調子を崩すのは当たり前だと語り

後藤もまた島田なんてほっきゃ勝手にまた勝ちだすさと語っていた。

 
そして先程までの言葉がなかったかのように

検討に参加する後藤を見た零の内心は複雑だった。

 
香子に近づくなと言いに言った際に殴られた事、

島田さんのことをフォローするようなことを言った事、

そんな後藤に対し憎めばいいのかそれとも・・・とわからずにいた。

 
そうした中、後藤の携帯がなり部屋を出ていこうとするが

その帰り際、柳原棋匠はあんまり幸田を泣かしてくれるなよと告げるのだった。

 
電話の相手は香子だったのか向かった先にいたのは

何故か仁王立ちする香子の姿があり

後藤は先程言われた言葉を思い出してか少し暗い表情を浮かべながらも

連れ添って歩いていく。

 
検討室にいた零はなぜだか不意に香子が側にいるような気がして

携帯を鳴らしてみようかと思い立つものの、

何を話せばいい、側にいるのだとしたら隣にいるのは・・・と思い直していた。

 
そんな零の内心を慮ったわけではないが

柳原棋匠は簡単にほどけそうにも見えるしこんがらがっているようにも見える

一言で言えば、混沌だなと呟くのだった・・・。

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<Chapter.49 隈倉>
第69期名人戦第七局2日目、

フルセットまでもつれ込んだ最終局

零達は検討室にて中継を見ていた。

 
夕食休憩を挟み残り時間も短くなる中

宗谷名人は意外な一手を指す。

 
中継を見ていたスミスや大盤解説中の辻井九段は

その意図が分からずにいたが

柳原棋匠がその意図に気付いたと同時に対局者である隈倉九段は投了を宣言していた。

 
皆がその判断に困惑し騒ぎとなる中

柳原棋匠はきっちり17手で詰んでいると呟くと共に

宗谷見事なりと称賛するのだった。

 
そして中継では負けた隈倉がまた一年順位戦を勝ち抜き

またここに座れるように鍛錬するのみだと答えていた。

 
その様子を見ていた零は隈倉の様子から

魔物の棲家のA級順位戦を何度でも一から戦い抜いて

来年もきっと目の前に座ってやるという自信のようなものを感じていた。

 
一方、香子と共に姿を消した後藤だったが

どうやら彼女に買い物を頼んだらしく

助かったと品物を受け取ると一人中央病院へとタクシーを走らせる。

 
病室へ姿を見せた後藤はベットに眠る女性に

よお来たぞ、美沙子と呼び掛け傍に腰掛けると

なんとも言えない表情で彼女の手を握っていた・・・。

 
病室を出た後藤が家へと帰宅すると

何故か部屋の前に香子の姿があり

そのままタクシーへ押し込もうとするが

隙をつかれ部屋の中に入られてしまうことに。

 
ずうずうしく居座ろうとする香子に後藤は疲れ切った様子で

いーから帰ってくれと告げるが

まるで取りあわない香子の相手をするのに疲れたのか

こちらを襲えない様に手を縛りベッドに入っていた。

 
香子は瞬く間に眠ってしまった後藤にギャーギャーと文句を言うが

後藤が寝返りを打った際にその目の下にある深い影に気づいてしまい

多分ずっと眠れていなかったのだろうと怒ることが出来ず・・・。

 
翌日、朝一の特急で隈倉九段は一人箱根を後にし

残された神宮寺会長のもとへとある報告が。

 
それは隈倉が泊まった部屋の壁が

めっこりと破壊されているとのことだった。

 
神宮寺は隈倉に怒りを露わにしながら柳原のもとへ連絡し

その事を告げるが柳原はそうかぁ壁を蹴破ったかと笑っていた。

 
灼熱の夏休みのデパートの屋上の将棋イベントに片っぱしから送り込んでやると

憤る神宮寺だったが柳原は負けて壁蹴破るとはねぇと笑みを浮かべながら

悔しいよな、悔しくない訳なんてあるわきゃないよなと

そうした彼の心中を慮るのだった。


感想

 
名人戦の結果もさることながら

今回はやっぱり後藤さんに関する話がメインとなっている気がします。

 
零と敵対というか因縁があるだけに

あんまり良く見られない後藤さんですが

今回で見る目が少し変わったのではないかと。

 
それで零に暴力を振るった事自体がなかった事になるわけではありませんが

ああいう一面を持っているというのは

何とも言えないものがあります。

 
まあ、それが人間だと言えばそれまでですが

柳原棋匠が言っていた通り混沌だなと。

 
それはそれとして見事に壁を破壊して帰った隈倉さんですが

ああしてしまうのも分かる気がします。

 
あの立場に立ったことがないので本当の意味で理解できているとは言えませんが

零が前回言っていた通り上に上がれば上がるほど

負けた時の悔しさは半端ないんだろうなと思いますし。

 
まあ、誰かに当たっていたわけでもなく

言ってみれば金で解決できる問題で済んだのだから

あれはあれで良かったのではないかと。

もちろん何もしないにこしたことはないでしょうけどね。

 
それはさておき気になるのは次回の放送について。

ついに第2シリーズのメインとなる問題が明らかになる回だと予想されますので

色々な意味で気になる回となります。

 
正直、問題が問題なだけに見ていられないというか

ちょっとシリアスな展開が続いてしまうだけに

見たいような見たくないような複雑な思いがしますが

その分解決した後のカタルシスは半端ないので

覚悟してみるしかないかなと。

 
まあ、でもこの作品においてこの問題は避けて通れない部分ですので

零の成長の為にも川本家の為にも必要なのは間違いないでしょうね。

 
ともあれファンとしては見逃すわけにはいかないので

引き続きどうなっていくのか見守るしかないかなと。

 
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