2020年5月28日発売の週刊ヤングジャンプ 2020年26号で連載中の
曝ク者! 第11話のネタバレ&感想になります。
第11話 自分の立場が
内容ネタバレ
確たる証拠を掴んだ楓と蘭達は
上之端邸の正門前に張り込んでいた。
20分前に料亭を出たと言う情報が入り
いよいよと身体に力が入っている楓に
蘭は”殴るなよ”と告げる。
何の話なのかと尋ねる楓に対し
直撃の際の諸注意だとして
どんな態度を取られても冷静に質問だけをしろと。
そのつもりですけど・・・と返す楓だが
蘭は一言”馬鹿が”と告げたところで
ついに上之端が乗る車が!?
楓達は戻ってきた上之端に対し
”週刊論州の者ですが!”と早速突撃取材を敢行する。
酒を飲んできたのか赤ら顔の上之端だが
蘭達の話を聞いても認めるはずもなく
楓がヒートアップするのをよそに
全く悪びれずにいた。
上之端から証拠はあるんですか?と言われ
蘭は持ってきた資料を渡し
さらに音源の存在も明らかにするが
それでも上之端は認めることはなかった。
酷い目に遭わされたなんていうだけなら誰でもできると
資料として渡したファイルを捨て嘲笑う上之端に
ブチキレた楓は殴りかかろうとするが
ポチによって制止されてしまうことに。
上之端は駄目じゃないかちゃんと躾ておかないと笑うが
蘭は捨てられたファイルを手にすると
楓に”馬鹿が(だから言っただろ)”と
ルビが見える言葉を呆れたように告げる。
ポチが楓を宥める中、蘭は最後まで読んでみろと
上之端に再びファイルを渡す。
面白いものが見られるぞと言われ
上之端が改めてファイルの最後を確認したところ
そこに処理されたはずの領収書が!?
あるはずのない証拠を前に動揺する上之端に対し
蘭は2週間後・・・記事が出たタイミングで
被害者たちの裁判を起こすと告げる。
検察を介入させてホテルの口座を調べさせれば
誰が振り込んだのかは一目瞭然だとして
詰んでいるんだよ、お前はと。
上之端は処分させたと時任が言っていたことを思い出し
これはどう考えてもやつが寝返っていた
としか思えないと考えていた。
その結果、私は知らないと告げ
これは時任が私をはめるために仕組んだと言い出し
全てを時任へ責任転嫁をし始める。
しかしそんな上之端の試みも蘭には通じなかったようで
上之端との会話は蘭の持っていたスマホ越しに
全て時任に筒抜けだった。
それを知った上之端が必死で弁解するのをよそに
会話を聞かされていた時任は
上之腹がここまで尽くしてきた
自分を切り捨てようとしていることを理解し
ある録音データを流す。
それは以前この件についてリークしてきた
被害者女性との会話を録音したデータであり
動画の流出を示唆するものだった。
保身を目的に時任が自分を見捨てて
裏切ったことを理解した上之端は時任に対し
罵詈雑言を浴びせるが既に通信は切れていた。
蘭は上之端に対し”証拠”が見たがっていたなと言い
論州を送ってやると嘲笑うように笑みを浮かべる。
そして隅々まで確認するといい
”今度は落とすなよ”と告げその場を後にするが
残った上之端が出来たのは
たかだか週刊誌風情が・・・っ!と怨嗟の声をあげ
その場に蹲るだけだった・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ついに引導を渡したわけですが
めっちゃスッキリしました!
ここまで随分とクズっぷりを見せてくれた
上之端ですがまさにざまぁ!って感じです。
正直蘭のとった手法は褒められたわけじゃないですが
彼のような方法でなければ暴けなかったのも事実で
楓だけならまず無理だったんだろうなと。
こういう考えは賛否両論あるんでしょうけど
私的には”小を殺して大を生かす”のに賛成。
今回に関しては時任(小)を見逃しても
上之端(大)を追い詰めることに成功したわけですから
結果としてこれはこれでアリなんじゃないかなと。
言葉の使い方は間違っているかもしれませんが
その点はあしからず。
何にしてもまだ記事には載っていませんが
これで上之端も終わりでしょうし
次回にはこのシリーズも終わることになるかと。
何かしらの方法でここからひっくり返す可能性も
無きにしも非ずですが
おそらくこれで終わりじゃないかなと。
あとは被害者女性の扱いがどうなるかが
気になるところですので
その辺り配慮してほしいものです。
今回の記事によってプロダクションも
所属する人達にも大きな影響があるでしょうけど
これで被害者がこれ以上出ないわけですから
そこのところは妥協するほかないでしょうね。
おそらく楓の姉・紅葉もプロダクションを辞めて
引退するか他の事務所に移るかすると思いますが
出来ることなら今後の人生の為にも
少しでも良い方向に向ってくれればと願っています。