2020年9月23日発売の
週刊少年サンデー 2020年43号に掲載されている
葬送のフリーレン 第19話のネタバレ&感想になります。
第19話 急襲
内容ネタバレ
教会での休息で多少回復したシュタルクは
神父にこの場所の安全について確認し
外に出ようとしていた。
こんなところで隠れていたら
魔族が帰ってくれるのか?
そう言って恰好よく外に出ようとするシュタルク。
だがフェルンはあの時は
不意打ちが偶然成功しただけだとして
もしあのまま戦っていたら
負けていたと考えていた。
それでもシュタルクはこれは
誰かがやらなきゃいけない事だと語り
フェルンもついて行こうとするが
シュタルクから衛兵の詰め所に行って
街の人を避難させろとの指示が。
そして単身敵に向かうと思われたシュタルクだが
俺は全力で土下座してフリーレンを連れ戻してくると
キリっとした表情で告げる。
フェルンは呆気にとられるも
確かにそのほうが現実的だと返し・・・。
教会を出た二人はこれからの行動について確認するが
フェルンはふとシュタルクの両手に巻かれた
包帯に目をとめる。
そんな姿で城門を通れるのかと心配するフェルンだが
シュタルクから人の事言えないだろうと
自分のローブにも血がついていると知らされ
何かに気づいたのかすぐさま血の付いたローブを脱ぎ捨てていた。
いきなりの行動に驚くシュタルクだが
フェルンがシュタルクの服についた血に
魔力が宿っていることに気づいた次の瞬間
フェルンの体はリュグナーの魔法によって貫かれていた。
突然肩を貫かれ城壁に縫い止められたフェルンを
助けようとするシュタルクだが
その背後にはリーニエが忍び寄っていた。
リーニエは魔法で作った斧を使い襲い掛かり
シュタルクはなんとか受け止めるも
その場から吹き飛ばされてしまうことに。
いきなりの襲撃に驚くシュタルクだが
それよりもリーニエが師匠であるアイゼンの技を
使ったことが信じられないようで・・・。
一方、フェルンの前に姿を見せたリュグナーは
下手に動いたせいで急所を外れてしまった等と
しれっとした顔で告げる。
現れたリュグナーの体には
フェルンによって傷つけられた傷もなく
すでに勝利を確信しているのか
いくつかの質問を投げかける。
リーニエと相対している小僧は強いのか?
フリーレンはどこにいる?と。
フェルンは相手の隙を窺うため
シュタルクがアイゼンの一番弟子であると言い
フリーレンは衛兵殺しの罪から
街から逃げたと返すが
リュグナーはフリーレンがその程度の事で
逃げるはずはないと考えていた。
魔族に強い恨みを持つ奴が逃げるはずはなく
何か狙いがあるはずだと考えた結果
その狙いがアウラ様であることに気づく。
意識が自分から外れたことに気づいたフェルンは
その一瞬の隙をついて魔法で拘束を解き
杖をリュグナーへと向ける。
杖をむけられてなおフリーレン以外を
脅威とすら感じていないリュグナーに
この至近距離ならあなたの心臓を撃ち抜けると告げるが
リュグナーはその前にお前の首が跳ぶと
フェルンに目も向けずに答え・・・。
以前魔物を倒した際にフェルンはフリーレンに
私はお役に立っていますか?と尋ねていた。
私はフリーレン様程
魔法を完璧に扱えません。と。
フリーレンはそれは生きてきた時間の違いだから
フェルンが私に追いつくことはないと答えるも
でもそれはあくまで魔力や技術の話だと告げる。
私が魔物との戦闘をフェルンによく任せているのは
フェルンが戦った方が早く終わるからであり
私よりも魔法を撃つのが早いと笑みを浮かべ・・・。
杖を構えるフェルンにリュグナーは
私は魔法に人生の大半を捧げてきたと語り
フェルンが私もですと答えた瞬間
フェルンの魔法がリュグナーへと放たれるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回はフリーレンsideの話ではなく
シュタルクsideの話になりましたね。
リーニエとはシュタルクが。
リュグナーとはフェルンが
戦うことになりそうですが
どちらも強敵であることは間違いないかと。
それにしてもリーニエが斧を使っているのは
首切り役人らしいのでわからなくもないんですが
何故アイゼンの技を使えるのか気になるところ。
ただ単にアイゼンの戦いを見て盗んだとかなら
脅威を覚えつつも理解できるんですが
それに魔法が絡むとしたら
色々な意味で厄介なことになりそうな気がします。
人生の大半を魔法に捧げてきたリュグナーの配下ですし
こちらが思ってもいない魔法の可能性もあるかと。
そしてリュグナーと戦うことになったフェルンですが
とりあえず現状不意打ちをくらっただけ不利かなと。
その後杖を構えていましたので
動けないほどの負傷ではなさそうですが
リュグナーがどれほど強いのかもまだ分からないだけに
その辺りが不安材料になりそうです。
それにしてもフェルンがフリーレンには及ばないのは
師匠と弟子の関係からも明らかでしたが
フリーレンよりも魔法を撃つのが早いとは驚きました。
確かにフリーレンの言うように
魔力や技術はまだまだでしょうけど
いざ戦いとなった際に撃つのが早いと言うのは
かなりのメリットじゃないかと。
この世界の魔法は基本詠唱はしないようですが
それでもフリーレンが私より早いと認めているので
こと魔法の発動において世界トップクラスなのは
間違いないでしょうね。
まあ、それだけでも十分凄い事ではありますが
対するリュグナーもまた魔族の中では
かなりの実力者とみられるので
結構面白い戦いになりそうな気がします。
リュグナーもフェルンも人生の大半を
魔法に捧げてきた種族は違えど同類。
そのかけてきた時間は
リュグナーの方が膨大ではありますが
フェルン達人間も魔族程長く
生きられないこその研鑽や発展。
さらにフェルンはフリーレンの弟子でもありますので
きっと良い戦いを魅せてくれるんじゃないかなと。
なんにしてもフリーレンsideも
シュタルク・フェルンsideも
どちらの戦いも面白くなりそうですので
次回どうなるのか楽しみです。