2020年9月30日発売の
週刊少年サンデー 2020年44号に掲載されている
君は008 第125話のネタバレ&感想になります。
第125話 守りたいもの
内容ネタバレ
爆発まで残り10分。
レディ先生とエイト達は
ドグラ・マグラの者達と
激しい戦いを繰り広げていた。
その間にも野原はなんとかして
爆弾を解除しようとしていたが
その厳重さはかなりのもので
その上もし爆発したら・・・という思いが
重くのしかかり・・・。
ドグラ・マグラの者達は
エイト達を旧人類と呼び
我らが求めるのは混沌の世だと告げる。
しかしその実力は確かのようで
あやめには及ばないものの
エイトは敵一人と良くて互角といった所。
今の実力者サマエル先生の足元にも及ばない。
早くあやめのようにならなきゃと
その表情に悔しさを滲ませていた。
そしてレディ先生とボマーの戦いだが
どちらも一進一退で有効打を与えられずにいた。
それでもボマーはレディ先生の実力を認めつつも
所詮は旧人類と余裕をもって戦っていた。
そうした中、エイトはレディ先生が
ボマーに対して繰り出した技に目を止める。
それは初めてあやめに会った時に見た技であり
”中野式徒手術”と呼ばれるものだった。
あやめによるとそれは使用者の体格、性別によって
型が変化する攻撃にのみ特化した体術とのことで
彼女もまたレディ先生からそれを教わっていた。
戦いは”中野式徒手術”により
レディ先生の有利に進みボマーを素手でねじ伏せ
一時取り押さえる事に成功したものの
再び爆弾によって拘束を解かれてしまうことに。
ドグラ・マグラの弱点は”驕り”であると言われた
ボマーはではこちらもとレディ先生を
プロファイリングした結果を告げる。
あなたは女であることを武器にしているかのようで
実はその不利さを憎んでいる・・・。
そしてわが身を振り返らない戦い方の裏には
破滅願望が見え隠れしていると。
さらにボマーは彼女が近くで戦うエイト達を
気にかけつつ戦っていることに気づいており
そちらへと爆弾を投擲。
レディ先生はすぐさま伏せるように指示するが
その隙をついてボマーが背後から攻撃し
エイトを庇ったあやめも倒れ・・・。
自分を庇い倒れたあやめを見て
エイトは俺に力がないから・・・と
自分の不甲斐なさを感じていた。
そして力を求めたエイトに
呼応するように握りしめたタイブレードが反応し・・・!?
背後からの攻撃を受けてしまったことで
二人の戦いの均衡は崩れ
レディ先生は防戦一方に。
そんな状況の中、二人の間に割って入ったのは
タイブレードを手にしたエイトだった。
エイトの刀気は今までとは比べ物にならない程であり
格上であるボマーを一時吹き飛ばすが
流石に実力差は大きく返り討ちに。
そんなエイトを足蹴にボマーは
倒れたあやめに目を向け
もしかしてあの娘好きなのかい?と揶揄い
愛とはまさに旧人類の抱えた欠陥だと告げる。
そんなもののために命を賭ける、
愚かな存在は排除だと言い
足に力を込めた瞬間
レディ先生の一撃を受け吹き飛ばされていた。
レディ先生は確かに過酷な諜報員の世界において
愛は捨てなくてはならないものだと語る。
でもいえ、だからこそ愛を笑う者を
私は決して許さない!と拳を握りしめるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
中々白熱した戦いを繰り広げている両者ですが
やっぱり実力者同士の戦いはアツイですね!
どちらも一歩も退かず
周りの環境によって一進一退するとか
このレベルの戦いならではだと思います。
それにしてもエイトがその潜在能力の一部を
垣間見せましたが大したものでしたね。
トップクラスの諜報員と同等の敵を
不意を突いたとはいえ吹き飛ばす程ですから
あれがこの先常に発揮できるようなら
この戦いでエイトは一皮むけたと見ていいかと。
まあ、それだけの力を発揮してもなお
ボマーを相手にするのはまだ早かったみたいですが
それでも展開としてはアツかったです。
それにしても今回ボマーがレディ先生を
プロファイリングする場面がありましたが
中々に本質をとらえているのかも。
レディ先生はどうかしらね~と
特に反論はしてませんでしたが
どことなく戦闘狂っぽいのは
破滅願望があるからなのかなと
ちょっと心当たりのある部分も。
そんな彼女の口から
愛を笑う者を私は決して許さない!
なんて言葉が出てくるとは
良い意味で意外でした。
中野学校でもそうですが
諜報員の世界は厳しいこともあって
そういう感情を認めないとばかり思ってましたが
諜報員だからこそという感じなのかも。
イマイチ詳しく説明は出来ませんが
レディ先生他諜報員の人達も
そういう経験をしてきたからこその
あの規律があるのかもしれませんね。
ともあれレディ先生が本気になったみたいですので
次回ボマーとのどんな戦いを魅せるのか楽しみです。