3月のライオン 雑誌掲載最新話

3月のライオン最新 174話 ネタバレ&感想 フタの裏の記録

2020年11月12日発売の

ヤングアニマル 2020年22号に

連載されている3月のライオン 174話

ネタバレ&感想になります。

 

第174話 新しい年⑤

内容ネタバレ

 

自分の事を一緒に考えてくれる

ひなたの気持ちに感極まった零は

思わずひなたを抱きしめていた。

 

その気持ちは零にとって

涙が出る程嬉しく

そんな零にひなたは

ほんと泣き虫なんだからと

ハンカチで目を拭いながら話す。

 

でも大丈夫、わたしもだよ。

おねいちゃんもお母さんも

みんなそうだった、

だからそれでいいんだと。

 

おばあちゃんが言ってた。

お天気の日ばかりじゃ

いられないんだから

かわりばんこにはげまし合って

行けばいいんだって。

 

その言葉を聞き零は思う。

”あたたかい天国のたべものをたべて”

”どこへでも行ける切符は”

”この手の中から溶けて消えた”

 

”けれど茫然とただ闇に”

”ぶつかり続ける僕に君が”

”「逃げない」と言う”

”「一緒に考えよう」と言う”

 

”かわりばんこに”

”はげまし合いながら”

”歩いていこうと言う”

 

”どこへでも行ける切符は”

”どこかへ行ってしまいたかった僕を”

”道連れに消え、この手には”

”一緒にどこまでも歩いて行ける”

”少し冷たい君の手が残ったのだ”と。


買い物から戻った零とひなたは

たくさんの荷物を驚かれながらも

パズルを再開する。

 

無事完成したパズルだが

川本家では一回こっきりではなく

何回もやったり近所の人と

交換したりするらしく

のりで固めることはなかった。

 

それといつでも思い出せるようにと

完成した記録をフタの裏に書き込み

零も名前を書くことに。

 

見せられた古いパズルの箱には

あかりたちの母親や

おばあちゃんの名前もあり

あかりとひなたはその頃の事を

懐かし気に話す中、零は思う。

 

”時は流れる”

”大きな河のようにゆっくりと”

 

”そしてここからは僕の名前も”

”この小さな箱に乗って一緒に”

”ゆっくり流れていくんだ”と。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

今回もなんともほんわかした回でしたが

ほんとうに零の隣に

ひなちゃんがいてくれてよかったと

しみじみ思いますね。

 

零は一人でどこまでも考えて

あまり良くない方向へ進みがちですし

ひなちゃんと一緒なら

随分と解消されるのではないかと。

 

高校生同士のカップルって

一般的にもっと青春的な

感じかなと思いますが

あの二人はもうその段階を

越えているような気がします。

 

付き合い初めなので

そういう初々しいところも

あるとは思いますが

これから先ずっと零の隣には

ひなちゃんがいるんだろうなと。

 

それにしても私自身ジグソーパズルは

昔やったことありますが

のりで固めない選択肢は

なかったですね。

 

ジグソーパズルは

最後にのりで固めて

額に飾るっていうのが

当たり前だったので。

 

そうじゃなく何回もやったり

近所の人と交換するとか

全く頭の中にはなかったですが

なんとも川本家らしいなと。

 

母親もおばあちゃんも

そうやってきたみたいですし

川本家では当たり前なんでしょうね。

 

その時のことを思い出せるように

フタの裏に記録を書き込むとか

これはこれで良いものだなと。

 

そんな川本家の風習に

零もこれから関わってくるんだろうなと

考えると心が温かくなります。

 

そんなハートフルな今回でしたが

次号は休載となり

続きは12/11発売の24号とのこと。

 

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