雑誌掲載最新話 ヴィンランド・サガ

ヴィンランド・サガ 最新 第187話 内容ネタバレ&感想 言葉の壁

2021年10月25日発売の

アフタヌーン 2021年12月号にて

連載されている

ヴィンランド・サガ 187話

ネタバレ&感想になります。

 

第187話 ニスカワジージュの探検

内容ネタバレ

 

開拓地が広がり

順調に開発が進む開拓団。

 

先日作った井戸に

貯まった水を確認していた所

森からプルムク達が姿を見せる。

 

トルフィンは彼らに

ウーヌゥ語で声をかけるが

プルムク達は芽が出たばかりの

麦畑を突っ切りこちらへと

向かってきていた。

 

トルフィンは止まって!と

声をかけるものの言葉が通じず

いくつか言葉を覚えたギョロから

ウーヌゥ語を教えてもらい

急ぎプルムク達のもとへ向かう。

 

ギョロによると旅商人やっていると

よその言葉を覚えておくと

商売が上手くいくとのことだった。

 

周りからその調子でウーヌゥ語の

通訳をやってくれと言われ

荷が重いと断るギョロだが

いつの間にか傍にいた

ニスカワジージュに

話しかけられることに。

 

”メスキーグ・・・”

”キシ アポハヌ ムイティス”

”コホウィーネト”

 

しかし単語が三つか四つしか

まだわからないギョロには

なんて言っているのか分からず・・・。


ギョロの反応からこちらの言葉が

通じないことを理解した

ニスカワジージュは

しょんぼりした様子でその場を後に。

 

ノウド人の事知りたいと思っても

言葉が通じないんじゃ

はかどらないわ・・・。

 

頭を悩ませつつ

周りの風景を見渡した

ニスカワジージュは思う。

 

やっぱりこの景色は

夢で見たあの大地に似ている・・・。

 

いつかノウド人達は

すべての森を畑にしてしまうのか。

 

あの夢はそのお告げ

だったのだろうかと。

 

その事をノウド人の誰かに

直接訊いてみたいけど

言葉ってどうやって学んだら

いいんだろう?

 

そんな事を考えながら

歩いていたところ

大きな建物の近くまで来ていた。

 

その家は土で出来ており

ニスカワジージュは理解する。

 

ノウド達は季節で住む場所を変えず

ずっと同じところに住むのだと。

 

そして近くに海に

船が繋がれていることに気づき

近くに寄って見て見ることに。

 

初めて近くで船を見た

ニスカワジージュは

その大きさに圧倒されていた。

 

私達のカヌーとは全然違う・・・

こんな船なら何人でも乗れるし

どこへでも行けると。

 

そんな事を思いつつ

船に触れようとした瞬間

イ―ヴァルに船に触るな!と

怒鳴られてしまう。

 

ニスカワジージュは

言葉こそ理解は出来なかったものの

その風貌に恐怖を感じ

急ぎこの場から逃走する。

 

しかし逃げる途中

大木を担ぐコーデリアに

ぶつかってしまい・・・!?


わき目もふらず逃げ出した

ニスカワジージュが辿り着いたのは

ギョロのいる場所だった。

 

どうやらギョロは

羊の世話をしていたようで

息を切らせて現れた彼女に

訝し気に声をかける。

 

その声に反応した

ニスカワジージュが顔を上げた

次の瞬間背後から羊に

追突されることに。

 

ギョロによるとその羊は

誰にでも頭突きをしてくる問題児らしく

ニスカワジージュは

突然の事に驚きながら羊を指さし

”コホウィーネト!?”と声を上げる。

 

ギョロはその言葉を聞き

さっきも同じ言葉を言ってたことを

思い出し閃く。

 

わかった!

”コホウィーネト”

「なにこれ?」だ!と。

 

顔に疑問符を浮かべながら

ニスカワジージュは

ナニコレ?と口にしたことで

ギョロは説明する。

 

コホウィーネトとは

なにこれ?という意味だと。

 

そしてニスカワジージュが

追突してきた動物を指さし

なにこれと口にすると

ギョロはこれはヒツジだと教える。

 

ニスカワジージュは

目の前の動物がヒツジという

名だと理解し内心喜んでいた。

 

なんだかこの人からノウドの言葉

ふたつも教わっちゃったと。

 

そしてギョロは改めて挨拶する。

テルイシギョロ、よろしくどーぞ。

 

ニスカワジージュも

テルイシニスカワジージュ、

ヨロシクドーゾと同じように返し

握手を交わすのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

開拓自体はそれなりに

順調なようですが

やっぱりウーヌゥ人との交流が

問題になりそうですね。

 

どちらも友好的に接しているので

その点は問題ないんですが

やっぱり言葉が通じないのが痛いなと。

 

初めにトルフィンがやっていたように

ジェスチャーでも多少は伝わりますが

言葉がわからないと

少なからず齟齬が生まれますしね。

 

それにしても今のところ

一番ウーヌゥ語を理解しているのが

ギョロとは驚きました。

 

まあ、言われてみれば

旅商人が言葉を話せないと

商売にならないですからね。

 

そういう意味では

ギョロが外交官として

通訳というものありなのかなと。

 

本人は拒否してましたが

ニスカワジージュ相手に

言葉を教えたりしてましたしね。

 

なんにしてもまだまだ

交流し始めたばかりですので

少しずつでも言葉を理解して

歩み寄れればなによりだと思います。

 

気になる次回についてですが

予告でヒルドと冬の森とありましたので

ヒルドがメインの回になるかと。

 

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