雑誌掲載最新話 君は008

君は008 最新 第264話 ネタバレ&感想 手にした希望と娘の反逆!?

2023年8月23日発売の

週刊少年サンデー 39号に

掲載されている

君は008 第264話

ネタバレ&感想になります。

 

第264話 愚かじゃないやい!!

内容ネタバレ

 

ベータ洗脳された

エイトとあやめの攻撃を

必死にかわす野原。

 

しかしそれもすでに限界を迎えており

必死に目を覚ますように呼び掛けるも

その声は届かなかった。

 

そんな野原を首領は嘲笑い

無駄だと告げる。

 

彼らはちゃんと君を友人だと

認識した上で喜んで殺しに来ている。

 

ボクのベータ洗脳は完璧であり

所詮科学の前には・・・

友情など幻想に過ぎないのだと。


これ以上は躱せないと

諦めかけた野原に

止めとばかりに二人の攻撃が迫る。

 

しかし当たる直前何故か

二人は何かに抵抗するかのように

躊躇していた。

 

何が起きたかわからない野原だが

その様子を見ていた首領は

ありえないと狼狽えながらも

何かに気づいたのか

野原に対しベータ洗脳を試みる。

 

しかし放たれた瞬間

野原がベータ洗脳を弾き返したのを見て

やはり何か持っているな!?と。

 

なにかと言われるも

心当たりのない野原だが

アイスマンを経由してアララギから託された

”アンチドグラモジュール”のことだと気づく。

 

そして同時に理解する。

みんながバトンタッチして

ボクに渡したこの装置こそが

ベータ洗脳を無効化する装置だったのだと。

 

アユタ王国の連中が秘密裏に作っていた

”アンチベータフィールド発生装置”

その存在は首領も掴んでいたが

全て回収したはずだと思っていた。

 

首領は装置を作った

アユタの連中に対して憤りながらも

装置を掲げる野原を観察し理解する。

 

そのアンチフィールド装置の

半径1m内では”洗脳パルス”が無効化され

だから二人が斬りつけた時

一瞬洗脳効果が切れたのだと。

 

洗脳が効かないと知った野原は

強気に首領へと迫るが

首領はそんな野原を睨みつける。

 

愚かさもここまでゆくと

最早恐ろしいと。


そして剣を振りかざす野原に

何故その兵器を君が持っていると

あっさり剣を叩き落とし告げる。

 

客観的に見て君は弱い!

何故あっちの二人に

渡しておかなかったのかと。

 

致命的な事実に気づいた野原が絶望する中

首領は要は半径1m以内に入らず

攻撃すればいいだけじゃないのか!?と

エイトに攻撃を命じる。

 

君の”遠当ての刀気”とやらで

野原英雄をまっ二つにしたまえ!と。

 

命を受けたエイトの一撃が

野原に襲い掛かったその時

庇うように割って入ったのは

元ドグラであり現中野生でもあるルルスだった。

 

ルルスは告げる。

愚かじゃないない!

英雄はデルタ3で一番頭がいいんだから!と。

 

野原から相対的に他の二人は

もっと愚かになっちゃうよと言われ

失言だと気づくルルスに対し

首領は驚きながらも問いかける。

 

ドグラサードでありながら

旧人類に呼応する貴重なサンプルである君が

ついには創造主である

ボクに立ち向かうのかい?と。

 

躊躇うことなく”はい”と答えたルルスは

首領をとーちゃんと呼び告げる。

 

とーちゃんの悪行はボクが止める!

これはきっと親孝行だよ!と。

 

面白いと言いつつも怒り心頭な首領は

反抗的な存在であるルルスに対し

ベータ洗脳を放とうとするが

その瞬間ルルスは野原を装置ごと

体に括りつけていた。

 

思わずやるねと零した首領だが

エイトとあやめの存在もあってか

高笑いしていた。

 

だがこの先どうする?おバカ娘。

洗脳された君の仲間は

あと二人いるんだよ?と。

 

そんな首領に対しルルスは

ならば三人ともくくりつける!と

まるで退く様子を見せず

真っ向から相対するのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

ここに来てルルスが助けに来たのは

とてもアツい展開でしたね!

 

相変わらずちょっと抜けているものの

エイトとあやめを助ける相手としては

これ以上ない相手だと思います。

 

それにしてもアララギから託された希望

”アンチドグラモジュール”が

対ベータ洗脳特化装置だったとは

正直言って驚きました。

 

てっきり首を刎ねても死なない

首領の能力を無効化するものだとばかり。

 

ベータ洗脳は首領にとって

切り札ともいえる能力ですし

十分に使えるものなので

おかしくはないんですけどね。

 

実際のところベータ洗脳のみならず

そちらについても無効化する

可能性もあるわけですし。

 

ただ気になるのは首領も言っていたように

なぜそんな装置が野原に託されたのか。

 

正直野原自身の戦闘力は

諜報員としてもかなり劣るわけですし

そんな彼に託したことに

何か隠された理由でもあるのかなと。

 

もちろん自由に動けるのが

あの時点では彼だけだったという

可能性もありますが

あのアララギがそれだけを理由に

希望を託したとは思えませんし・・・。

 

ともあれ野原の弱点ともいえる

戦闘力については

ルルスの登場によって補われるでしょうし

これから面白くなりそうです。

 

気になる続きについては予告で

洗脳解除鬼ごっことありましたので

ルルスの言うように

三人ともくくりつけられるかどうかの

戦いになるかと。

 

なんとも言えない戦い?になりそうですが

それが上手くいきさえすれば

絶望的な状況に対して多少なりとも

光明となると思いますので

上手く行くことを願うばかりです。

 

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