2023年3月22日発売の
週刊少年サンデー 17号に
掲載されている
君は008 第244話の
ネタバレ＆感想になります。
第２４４話 完成形
内容ネタバレ
「野原英雄・・・君が世界を救え！」
アララギからそう使命を受けた野原は
あまりの内容に衝撃を受けつつも
やる気に満ち溢れていた。
たった一人でドグラの母船なんか乗り込んでも
恐らく犬死には間違いない。
でも・・・それは世界のために
命をかけた男の死であり
万に一つミッションを成功させたら
ボクは救世主！だと。
アララギからのミッションを受けた野原は
アイスマンと一瞬アイコンタクトを交わし
ドグラの母船へと向かう。
すでに傷だらけの身体を
さらに酷使し至るところから
血を噴き出しながらも
不可能なんてないとばかりに。
そんな野原が母船へと向かう中
エイトも同じように
母船へと乗り込もうとしていた。
ファントムから借り受けたタイブレードは
出力が高く手加減に苦労しつつも
無事母船への侵入に成功し
仲間を助けるため先を急いでいた。
一方その頃、別の区画から
あやめが母船へと乗り込み
立ち塞がる敵を蹴散らしながら進んでいた。
ドグラ側はそんな侵入者2人に対し
すぐさま部隊を向かわせ鎮圧しようとするが
その瞬母船内部へと侵入を果たした
野原によるハッキングを受けてしまうことに。
野原は侵入者の存在に気づくも
それがエイトとあやめとは露知らず
首領がいる首領室へと向かうべく
情報を集め・・・。
一方、その頃アララギは
襲い来る敵と戦いながら
今ドグラの母船へと乗り込んでいる
デルタ3について口にする。
各自が独自判断で動き
結果生まれる緩やかなチームワーク・・・。
それは隠密を旨とする我ら諜報員の性質上
一つの完成形といえよう！と。
侵入者たちの存在に当然気づいていた首領は
一人面白そうに笑みを浮かべていた。
今回の実験は思っていた以上に
面白い結果が出そうだと。
立ち塞がる敵を切り捨てながら
先を急ぐあやめは
自分の刃が相手の命を断つことなく
力を発揮していることを確認し
全てはあの人のおかげだと考えていた。
そう考えてしまってからは
今の私をあの人に見てもらいたいと
逢いたくて仕方ないようで
逸る気持ちを抑えながら先を急ぐ。
そんな彼女の前に今までとは違う
大柄な敵が立ち塞がったものの
あやめは怯むことなく告げる。
誰も殺したくないの。
どきなさい！と。
そうして敵に向かって切り込んだ瞬間
彼女に並ぶ形で逢いたいと願っていた相手も
同じように斬り込んでいた。
二人の斬撃を前に敵は倒れ
想い人に逢うことが出来たあやめは
嬉しそうにエイトの名を呼ぶのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
世界の命運は野原に託された！
と考えてもいいくらいの
最上級ミッションを拝命したわけですが
本当にどうつかうんでしょうねアレ？
”アンチドグラモジュール”と名付けられて
それが首領特攻なのはともかく
使い方次第では野原では
流石に厳しい気がします。
例えば首領の身体に押し当てるとか
投げつけるとか使い方次第で
難易度が変わってくる気が・・・。
それと心配事は他にもあって
野原の身体ってもう限界ですよね？
ルードゥスとの戦いで
命を燃やして決死の思いで戦って
それなりに戦えたものの
その代償はかなりのものだったはず。
そんな身体を押しての
母船への侵入なわけですから
いつ倒れてもおかしくないかなと。
あくまでも今の状態は
救世主になれるかもしれないと
感情が身体を凌駕しているだけで
その気持ちが切れた瞬間
動けなくなるのは必定でしょうね。
それにしてもエイトとあやめの二人も
図ったように同時期に母船に侵入するとか
どう考えても盛り上がる展開ですよね！
それだけこの戦いの終わりも
近いのかも知れませんが
上手くいくかどうかは別として
面白くなるのは間違いないかと。
結果としてデルタ3vsドグラ首領の戦いも
見られる展開が待っていそうですので
これからどうなるのか楽しみです。