2023年11月15日発売の
週刊少年サンデー 51号に掲載されている
君は008 第276話の
ネタバレ＆感想になります。
第２７６話 繋がった想い
内容ネタバレ
アララギのタイブレードによる一撃は
母船にて戦っていたエイト達にも
衝撃を与えていた。
首領は下からの攻撃を受けたことで
殲滅部隊がしくじったのかと思い
ありえんと零しながらも確認すると
中野に援軍が来たとの情報が。
それを聞いたエイト達は
誰かわかったようでみんなだ！と
嬉しそうに笑みを浮かべていた。
しかし首領は不貞腐れながらも
だがまだ中野のシステム及び阻止装置は
こちらが掌握している！と
腕の装置から命令を送り・・・！？
一方その頃、母船内を進んでいたアルファ1は
首領による命令を受諾した
阻止装置によって攻撃を受けていた。
傷だらけでありながらも
気丈に先頭を進むアユーシの意気に
応えるように前に進むが
そこへ旧中野学校開発のロボット兵である
学天即（改）が行く手を阻む。
学天即（改）は明らかに
ドグラによって乗っ取られており
アルファ1に対し攻撃を開始。
既にボロボロのアユーシに
その攻撃を躱す余力はなく
絶対絶命の危機に陥るが
そんな彼女を救ったのは七々扇だった。
自らの身体を盾にアユーシを守る
七々扇の窮地に千堂が
残り少ない精神エネルギーを用い
反撃を試みた次の瞬間
何故か学天即（改）は動きを止める。
そして追ってきたドグラ構成員に対し
その攻撃を向けていた。
そんなありえない事が起こる中
首領はばかな！と叫んでいた。
中野の全システムの乗っ取りが解除されていく！
こんな・・・ありえない！
旧人類にこんなことは不可能だ！と。
その首領の声にたしかにねと答えたのは
腕の装置からヴィジョンと共に
姿を見せたチセだった。
チセが反撃開始を告げた瞬間
これまで中野側に対し動いていた
阻止装置が回復し逆に
ドグラ側に対して攻撃を向けていた。
アララギ達もそれが枳殻たちによって
成されたことだと気づいており
これを好機に母校を取り返すべく
動き出すのだった。
エイト達のもとにも枳殻からの通信が入り
他の生徒達のところにも
上の母船にデルタ3が乗り込んでいるとの情報が。
エイトもまたシステムが回復した事で
他の皆を心配することなく
仲間と共に首領へと剣を向ける。
そしてシックボーイの声に従い
全員で一気に仕掛けるエイト達に対し
首領は真っ向から迎え撃つ。
一瞬の交差の後
首領の鎧の一部が弾け飛んだ事で
いけると確信するエイトだが
それでも首領は笑みを浮かべていた。
エイト達の心の力が
また上がっていることを理解しつつも
だが諸君もご存じの通り
ボクは天才だ・・・と告げる。
天才は与えられた条件で
常に最高の解を導き出す！と
どこからか取り出した手鏡を手にしていた。
エイト達はそれが何を意味するのか
わからず困惑していたが
いち早くシックボーイがその意図に気づく。
そして自己暗示をかける気だ！と
止めさせるべく飛び込むが
一歩遅かったようで首領は鏡を前に
自らを洗脳すべくベータ洗脳を発動させる。
お前の精神は極限まで解放される！と。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
これまで全体的に見ると
劣勢が続いていた中野が
ついに反撃を開始！という回でしたね。
中野のシステムが乗っ取られた影響は
かなり大きかっただけに
ここに来てのシステム奪還は
かなりアツイ展開だったと思います。
それもエイトが深くかかわる
枳殻とチセが反撃の狼煙をあげるとか
これ以上ないタイミングでの出番だったかと。
とまあ、そんな感じで
中野の反撃が開始されたわけですが
またしても首領が覚醒しそうな感じ。
新薬を投与して精神エネルギーで
鎧を纏えるほどに強くなったのに
まだ強くなるとはさすがラスボス！
ここに来て自分に対しての
ベータ洗脳とは・・・。
自らを洗脳して力を求めないと
今のエイト達には勝てない
そう判断したんでしょうけど
自分にベータ洗脳というのは
どこまで有効なんでしょうね？
ある意味自己暗示の極致なんでしょうけど
精神の極限までの解放って
何かしらデメリットがある気がします。
この世界観の中で精神エネルギーの量が
戦闘力に直結しているのは理解してますが
それを開放した場合
人類でいられるの？というか
人類と呼んでいい存在なのかと。
それに首領が覚醒するために打った
新薬もまたその副作用等があるのかどうかも
まだわからないわけですし
色々な意味で懸念点がある気がします。
なので仮に首領が洗脳の自己暗示によって
これまで以上に強くなったとしても
自己崩壊を待つのが正解のような気も・・・。
なんにしても洗脳によってどういう結果が
もたらされるかはわかりませんが
やっぱり強くなければ
ラスボスではないと思いますので
どんな展開を魅せてくれるのか楽しみです。