第7章 流浪の楽師
内容ネタバレ
ルシタニアによる攻城戦が行われる中、
シャプールを救ったとして王妃のもとへと呼ばれた人物は
楽師を生業とするもので名をギーヴといった。
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さらに楽師ということで披露した琵琶による詩により
金貨を褒美として受け取ることに。
エクバターナ攻囲戦十日目。
ルシタニアは城内の兵に対する心理攻撃なのか
討ち取った万騎長や大将軍ヴァフリーズの首を晒し、
さらにエクタバーナにいる奴隷たちに自由を呼びかけていた。
それに呼応した奴隷たちによってエクバターナの所々で
反乱が起こり、それを鎮圧するもその勢いは衰えることなく・・・。
そしてまだ城内にいたギーヴは宰相フスラブから呼び出しを受け
秘密の通路を通り、王妃を連れて安全な場所へと逃げるようにと要請される。
その申し出を受け王妃共に秘密の通路へ向かうギーヴだったが
王も王妃もいないのになにが王都だと内心毒づき、
どこかにまともな王はいないものかと思っていた。
そして同じ頃、仮面の男とカーラーンもまた秘密の通路へ・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方はコミックスでどうぞ!
感想
なんていうかナルサスの予想した通りに事態が推移しているようですね。
ナルサスのすごさを改めて理解すると共に
ナルサスを徴用しなかったアンドラゴラスバカじゃないのと思ってしまいます。
それにしてもあの救いの一矢を放った人物が
楽師だったとは正直驚きです。
あれほどの腕があるなら楽師なんかよりも武を志したほうが良かったのではないかとも
思いましたが、かなりチャラいので正直納得してしまいました。
まあ、楽師としての能力もかなり高いように見受けられましたが
ぶっちゃけ女を落とすのに便利だから楽師をやっているんじゃないかという印象ですね。
まあ、王妃の侍女を落とすのに王子を自称していましたし
タチの悪い女好きなのは間違いないでしょうね。
とりあえずキャラとしてはかなり魅力がありますし、武芸もかなりのものなので
そのうちアルスラーンと共に戦うことになればいいなと思います。
ギーヴが求めるまともな王がアルスラーンなのかどうかは分かりませんが
少なくともアンドラゴラスに仕えるよりはマシだと思いますしね。
なんにしても魅力的なキャラクターなのでこれから先どう動いていくのか楽しみですね!
次回の展開ですが王妃を連れて逃げるのは分かりましたが
同様に秘密の通路らしき場所を歩いている仮面の男とカーラーンが気になりますね。
おそらくカーラーンからの情報で秘密の通路の存在がバレてしまったのだと思いますが
彼らとギーヴがバトることになるのかはわかりませんが
ヴァフリーズを惨殺した仮面の男とギーヴの戦いは正直見てみたいですね。