第16章 イノケンティス王の恋
内容ネタバレ
ルシタニアによって占領された王都では奴隷たちが先の戦で手伝ったら
奴隷から解放してくれる約束だったはずだと兵士に詰め寄っていたが
ルシタニアはそんな約束を守る気がないらしく・・・。
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そしてタハミーネのもとへ足を運んだイノケンティスはその姿を見て頬を赤らめながらも
何か欲しくはないか、不自由はないかと様子を窺っていたが返答はなく・・・。
そして今日は良い報告を持ってきたと言い、
年が明ければ自分は王ではなく皇帝になることを明らかにした上で
皇帝には皇妃が必要ではないかと言い出し・・・。
その頃、ボダンはタハミーネを異教徒として火刑に処さないことが納得できず荒れており
その結果王城にある書の全てを焼き払ってしまう。
書が燃え盛る中、楽しげに踊りわめいている様子を見ていたナルサスとダリューン。
二人はすでに王都に潜入していたらしく文化そのものと言える書を焼き尽くしていることについて
ナルサスはダリューンに王や王弟は任せるからボダンを殺すことを自分に譲れと怒り心頭の様子で・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
イノケンティスがタハミーネに惚れること自体は別にどうでもいいことですが
一言も発しないタハミーネが一体何を考えているのかわからないですね。
誰かにアンドラゴラスやアルスラーンの行方を聞いているような様子もなければ
自分だけが助かりたいと思っているようでもないみたいですし本当に謎です。
それにしてもルシタニアの中でもあのボダンは特に厄介そうですね。
武力や能力と言った意味では三下も良いところですがあの狂信性はタチが悪そうです。
実際の世界でもそうですが宗教に絡んだ問題は厄介なこと極まりないですし
中でも狂信的に信仰している連中は特に厄介でよくテレビとかで放送している
自爆テロなんかも彼らが行なっているのがほとんどみたいですしね。
なんていっても自分が絶対に正しいと思い込んだ人間と言うものはどのような場合においても
厄介極まりないものです。
話しは戻りますがすでに王都に潜入成功していたとは驚きました。
というより正直何であの二人が!?と思わなくもないですが
他の連中は一体何してるんでしょうか?
私的に潜入と言えばエラムが適任のような気がしますが・・・。
それはそれとしてもダリューンはともかくナルサスまでもブチキレるのは初めて見ました。
まあ、彼は軍師タイプと言うか知力を使うタイプだけに文化そのものと言える書を焼いていることが
許せないでしょうけど、とりあえずボダンご愁傷様です。
次回の展開についてですがすでに二人が王都に潜入している以上
王と王妃に関する情報収集がメインになるかなと。
変装しているとはいえ何かと目立つ二人ですからなにかしらのイベントが
起きることは間違いないかと思います。
というか情報を聞くために暴れそうな気がしますしね、特にダリューンが(笑)