BIRDMEN-バードメン- 48話(flight46)のネタバレ&感想になります。
flight046 FIRESTARTER
内容ネタバレ
バルバラの指示にしたがい
鳥の巣城のセラフ達はブラックアウトに対応するため動き出す中
手を出すことを禁じられた烏丸はアドラーと共にその様子をただ窺っていた。
そして間もなくブラックアウトが発生するが
その大きさは皆の意見を総合した鷹山曰く
レベル5の特大らしく誰も経験したことがないほどに
巨大なブラックアウトだった。
それを聞いた烏丸はこの事態がイレギュラーである自分達のせいなのかと
責任を感じてたがアドラーはこの城は一種のモデルケースであり
EDENもセラフィムが大量に増え続けた先何が起こるかは予想出来ないために
集団の安定的な運用を探っているのだと説明する。
さらにこの人数だと3日に1回はブラックアウトが起きていることから
それも組織を鍛えるイベントとして慣れたものだと話すが
次の瞬間ブラックアウトから出て来た怪物から
耳が痛くなる程の音が鳴り響き!?
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アドラーによるとあの怪物はバルバラのものらしく
出てくる怪物の造型はそのタイミングで引き金を引いた奴に引きずられるとのことで
お前らの出現があいつにいらん負荷をかけたと文句をつけるが
引き金を引いたバルバラはその音を開戦の合図に皆に檄を飛ばすと共に
ブラックアウトに対処すべく部隊を動かすのだった。
怪物がパイプオルガンに似た形状をしていることに気づいた烏丸が
アドラーからバルバラが教会の前に捨てられていた事や
アドラーや彼女がEDENでもオリジナルを除けば最古参であり現在18歳であることを聞き
思わずウソでしょ!と2回繰り返していた一方で
レベル5という規模のブラックアウトの前に戦況はあまりよくないことになっていた。
バルバラはその事態に戦いの様子を見守っていた鷺沢達にも
負傷者の救護に当たるようにと指示を出すが
アイリーンが自分も元EDENのエ―ジェントだからと戦いに志願したことで
アイリーンと鴨田は特殊班として戦いに参加させることに。
そして部隊を入れ換えながら戦況を見ていたところで
ようやくバルバラが狙っていた「口」が姿を現す。
それはどの怪物でもある翼と口であり
バルバラの怪物は外殻が金属質であることから
中からの方が攻めやすいためであった。
「口」が出てきたことでバルバラから指示を受けた特殊班は
3方向から巨大な矢を射ることによって「口」の固定に成功するが
その瞬間怪物からは先程よりも大きな音が鳴り響いていた。
脳に直接くるレベルで発せられる音に対し
バルバラは更なる攻撃を指示するが
向こうの音が強く次々と負傷者が増えつつあった。
そんな状況の中、バルバラは自身の能力である扇動者としての力を
さらに発揮させ皆に檄を飛ばしその言葉に煽られたセラフ達の手によって
怪物が倒される瞬間、烏丸は何か光のようなものを感じていた。
無事にブラックアウトが終わったことで皆が歓声を上げる中
烏丸はバルバラと鷹山が親し気に話す様子を見ていたが
いつもは鷹山の位置にいるアドラーはそんな二人をただ見つめていたのだった。
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そして夜になり皆が食事したり部屋で休んだりする中
烏丸はバルバラと二人話をすることに。
烏丸はバルバラに会えば何かわかると思っていたがまだ判断がつかない事や
はじまりの7人について詳しい話を聞こうとするものの
バルバラもまたよく分かっていないようで
分かっているのは自分にとっても烏丸にとっても鷹山は”特別”であることだけだった。
烏丸は話をする内に彼女もまた自分と同じようにホワイトアウトを経験し
その後焦燥感のようなものを感じていることを知る。
それを理解した烏丸がバルバラにもしかしたら自分と同じなんじゃないかと考え
鷹山を救いたいと思うか?と尋ねようとした瞬間
それを遮るかのように鷹山が姿を現していた。
突然現れた鷹山は針が進んだと二人に告げ
三人の手を合わせるとそこにはたくさんの光が見えていた。
そして一際大きい7つの光がお前達だとして
その強い光で他の子ども達の心に火を灯してやってくれと告げた瞬間
烏丸とバルバラは第二特化能力”着火者(ファイアスターター)”として覚醒していた。
更なる覚醒を遂げた二人はそれぞれ全部お前の思惑通りかと
七翼の終結が黙示録につながるなんてことはあるのかと問いかけるが
返ってきたのはそれはお前達の選択次第だという不穏な言葉だけだった・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
第二特化能力が覚醒したのはさておき
まずはブラックアウトについてですが
とりあえずバルバラの力の一端が垣間見えたのは間違いないですね。
ただイマイチ烏丸の先導者との違いが分からなかったので
今のところそれに類似する能力という感じでしょうか?
扇動者という言葉自体あまりいい意味では使われない言葉ではありますが
あの戦いを見る限り今のところ悪い影響みたいなものを感じているわけではなさそうですし
いずれもっとはっきり先導者との違いが出てくるのではないかと。
私はおそらく先導者と扇動者は戦略と戦術みたいな感じで
それぞれ視点に違いがあるのではないかと予想していますが
それもいずれ明らかになる時が来るのではないかと思っています。
それはそれとしてついに第二特化能力が覚醒した烏丸とバルバラですが
その能力がどんなものかも気になるところではありますが
私的に他の七翼も着火者として覚醒するのか、
それ以外のセラフもまた第二特化能力に覚醒するのかが気になります。
これもいずれ明らかになっていくことだとは思いますが
私的に七翼の場合、それぞれ世界中のセラフをまとめるのに役立つ能力が
宿ることになるのではないかと思っています。
今回の烏丸とバルバラは着火者ですがそれはどちらも多数に呼びかけを行なえる能力者だからこそ
他の皆の心に火をつける着火者として覚醒したのであって
他の七翼の場合はまたそれぞれの能力に即した第二特化能力が覚醒するのではないかと。
そして他のセラフにとっても同じことで
おそらく自身の能力を更に強化するか
派生系統の能力が覚醒するんじゃないかと予想してます。
その予想が当たっているか外れているかは今の段階では分かりませんが
第二特化能力に覚醒した二人が出てきたことで
また話が進むことになるのは間違いなさそうですし
これからどうなるのか更に楽しみですね。
ちなみに今回の続きは第22・23合併号とのことですので
おそらくゴールデンウイーク前の4/26発売のサンデーに掲載されることになるかと。
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