2021年9月30日発売の
モーニング 2021年44号で
連載されている宇宙兄弟 378話の
ネタバレ&感想になります。
第378話 あと何気に
内容ネタバレ
”月面に兄弟が立つ”
歴史的快挙となる
このニュースは世界中で
大きな反響を呼んでいた。
六太のスピーチも好評で
”僕らは宇宙兄弟です”という
フレーズは各所で流されていた。
一方その頃月では
六太達とマクシム4の面々は
ロシア区画へと足を
踏み入れようとしていた。
異常はないか確認した際に
温度センサーの経年劣化で
いきなり室内が50℃だという
アラームが鳴ったりしたものの
皆でマスクとゴーグルを着け中へ。
六太とフィリップは
初めてロシア区画に入るということで
その様子を動画に撮りつつ
マクシム4に続き足を踏み入れる。
中はNASAと同じ形の
モジュールなのに
ロシア感が漂っており
入り口の時点で二人は楽しんでいた。
六太はその様子を説明しつつ
マクシム4が行う
ミッションについて説明する。
ロシア区画はまだ外側を
レゴリスで覆っていない為
宇宙線を内側まで通してしまう。
長時間使用するには
砂を被せる必要があり
明後日からマクシム4が
それをやる予定だと。
チェックした結果
空気等に問題が無いことが分かり
ゴーグルとマスクを外した六太達は
続いてリビングへと足を踏み入れる。
リビングはかなり落ち着く
作りになっていたようで
六太達も絶賛し
マクシム4の面々も寛いでいた。
そして引き続き
ブギーに撮影してもらい
改めてマクシム4のクルーを
紹介することに。
まず紹介されたのは
六太とも関係が深い
日々人と吾妻だった。
二人は二度目となる
月面について話し
その中で日々人は語る。
嬉しい事は色々あって
このメンバーで来れたことと
ムッちゃん達に会えたこと。
あと何気に
”月面で宇宙服を着てる時”に
兄貴に会えたことだと。
着陸した後も
通信が出来ない状態だったから
皆で船外に出ようということになり
ちょっと緊張しながらも
ビークルに乗り込んで。
”宇宙服は味方”だって感じながら
基地の方に向かった。
気持ちよかったな~と
その時の事を思い返す日々人に
六太は以前日々人にかけた
言葉を思い出していた。
”宇宙服は俺らの味方”
そう話した時の事を。
マクシムから話し過ぎだと
注意を受けたことで
日々人達からマクシム達
ロシアの二人へと話が移り・・・。
無事動画を取り終えた六太は
飲み物を片手にさっき撮った動画を
シャロンにも送ろうと
軽く編集作業に取り掛かっていた。
日々人も食べ物片手に
それいいねと賛同する中
ブギーから二人にある報せが。
それは日本の両親と
ビデオ通話の準備ができたと
ヒューストンからの報告だった。
二人もそのことを思い出したようで
俺達の再会祝いのケーキとか
買ってそうだと話しながら
久しぶりに一家4人で会話するため
通信ルームへと向かうのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
アラームが誤作動したくらいで
特に問題なくロシア区画に
足を踏み入れたわけですが
国が違うと結構違うもんなんだなと。
まあ、月にいる間
一番過ごす場所ですし
色々配慮されているのは
分かってましたが
思いのほか違いがありましたね。
入り口でロシア宇宙史における英雄達と
マトリョーシカが出迎えたのは
ロシアならではなんだろうなと。
それにしても後半のインタビューで
日々人が語った内容は良かったですね。
嬉しい事は色々あって
このメンバーで来れた事
ムッちゃんたちに会えたこと
あと何気に・・・
”月面で宇宙服を着てる時”に
兄貴に会えたことだと。
今回のタイトルにもあるように
”あと何気に・・・”というところが
何とも日々人らしいですよね。
そして話の中で
”宇宙服は味方”だって
日々人が口にしましたが
前に六太が言った事を
覚えていたんだなと。
その時のことを思い出した六太と
そんな六太を何も言わず
ただ笑みを浮かべて見ている吾妻さん。
この流れは何とも言えない
良い光景だったのではないかと。
とまあそんなことがありつつ
特に問題も起きなかったのは
何よりだったと思います。
次のミッションに関しても
話がありましたが
特に難しいことではなさそうですしね。
とりあえず次回の内容としては
久しぶりの南波家一同による
会話がメインとなるかなと。
あの両親のことですから
また笑わせてくれるんじゃないかと
期待したいところですね。
そんな気になる続きについてですが
予告では次号は休載で
次回は10/14発売の46号になるとのこと。
予定が変わり続きは48号に掲載されました。