2018年4月11日発売のモーニング 2019年19号に連載されている
宇宙兄弟 335話のネタバレ&感想になります。
第335話 内ポケットの
内容ネタバレ
自室のバスタブにて日々人は
あの事故の時を再現するかのように潜って
自身の状態を確認していた。
その試みは無事に終わり、もう発作は起きないことを確認すると
月に行けるという実感はまだないが
改めて選ばれたからにはやってやると
再びの月ミッションに意欲を漲らせるのだった。
LPK-29ミッションについて正規クルーが決定したとの報を受け
上役たちが集まっていた。
”マクシム4”と呼ばれることになったクルーの中に
日本人が2人いたことから驚きを隠せないものもいたが
それでもこの人選が室長であるボルシェマンとトルストイに
よるものだと聞き納得していた。
そんな彼らの正式な決定を受け
マクシム4の面々は正規クルーとして
さっそくシミュレーター訓練を開始する。
その訓練の中、日々人は突然のミッション任命に加え
吾妻とソユーズに乗っているという現状に
ワクワクしすぎて緊張していたものの
このメンバーで六太が待つ月に行けることを喜ぶのだった。
そして訓練が終了しマキシム4の面々と一緒に夕食をとる中
日々人はバスタブに潜って月で酸素がなくなった時のことを
あえて思い出していることを話していた。
皆は少し真面目な表情で日々人の顔を窺っていたが
日々人はあれ以来パニックの発作は起きていないものの
不発弾が埋まっているような感じは未だにあるようで
これは一生消えないのかもしれないと思っていた。
内ポケットに不発弾があることを。
しかし皆も日々人から発作も起きず問題ないと聞かされたことで
皆は楽しそうに食事をとっており
日々人はそんな彼らを見て皆は俺を受け入れてくれていると
改めて思っていた。
そしてそんな彼らと別れた帰り道
俺も一生消えないなら受け入れるしかない、
内ポケットの不発弾も月まで一緒に連れて行くのだと
空に浮かぶ月を見上げるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回はあっさりな感じの回でしたが
改めて日々人はいいところに入ったなと思います。
ロシアの最初のころはマクシムとも仲が悪く
本当に大丈夫なのかと心配になりましたが
今の彼らを見ればそんな心配は一切ないでしょうね。
それだけ日々人がロシアに慣れたというか
順応した結果だとは思いますが
本当にいい仲間に恵まれたなとしみじみ思います。
それにしても以前このブログでも取り上げましたが
なんか最終回が近いような気が・・・。
まあ、もちろん最終回が近いなんてことは
作者も一切言っていないので
こっちが勝手に思っているだけなんですけどね。
ただ日々人が六太のいる月で
一緒に並んでいるところを想像したら
達成感というかなんていうか
かなりくるものがありそうだなと。
なんにしても次回にでも月へという話ではないので
当分はミッション訓練や月での六太のことが描かれると思いますので
トラブルが起きていなければ安心して読んでいられるかなと。
まあ、これまでに幾度となく
トラブルを体験してきた六太ですので
そうすんなり迎えがきて地球に帰還とはならないでしょうし
どんなトラブルが起きてどういう風に乗り越えるかを
楽しみにしています。
ちなみに次回についてですが
予告には21・22合併号とありましたので
続きは4/25になるかと。