2018年4月25日発売のモーニング 2019年21・22合併号に連載されている
宇宙兄弟 336話のネタバレ＆感想になります。
第３３６話 月に行っちゃう前に
内容ネタバレ
オリガはサンクトペテルブルクにある
サブリナ・バレエ・アカデミーに見学に来ていた。
そこはオリガの目指すコンテンポラリーの教室もあり
一流のバレエダンサーを何人も育てている学校で
今からでも入学するのを勧められてのことだった。
そして見学の時間となり実際に練習する光景を目の当たりにしたオリガは
自分がインスタフォローしている有名人の姿に興奮しつつも
そのあまりにも厳しい練習の様子に言葉もなく・・・。
その日の夜、自室にいた日々人のもとへオリガからメッセージが届く。
それは日々人が月に行っちゃう前に少しだけ話したいというものだった。
あくる日、ジムでマクシムらと汗を流していた日々人。
待ち合わせの時間となりジムで走っているのに突然外走ってくると言い
出て行った日々人のことをマクシムに突然アウトドア野郎かと言われていたが
その本人は待ち合わせの場所へ走っていた。
笑顔のオリガに迎えられた日々人は何気ない話をそこそこに
オリガからサブリナ・バレエ・アカデミーに入学しようと考えていることを
打ち明けられることに。
入れるのは30人に一人とからしく狭き門だと話すオリガだが
パニック症を乗り越えて月に挑戦するとんでもない人知っているから
それと比べればなんも怖いことはないとして
ワクワクしながら挑戦すると笑顔を見せていた。
そうして二人の時間を過ごしながら歩いていた日々人は
傍らにある像を見て以前オリガと約束していた
ガガーリンの言葉の正解を聞いていなかったことを思い出す。
「地球は青かった」
有名な言葉ではあるが本当はちょっと違うらしく
改めてオリガに尋ねたところ
彼女もその約束を思い出したのか正解となる答えを口にする。
「地球は青いヴェールをまとった花嫁のようだった」
その言葉を聞いた日々人は上手いこと言うなあと感心し
さすがガガーリンだと目を輝かせていた。
そしてそんな像の前でオリガから
次地球を見たらなんて言うのかと尋ねられた日々人は
何も言わないんじゃないかな俺はと答えつつも
もし・・・もう一回地球を見れたら・・・
次はたぶん・・・オリガを思い出すと告げるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
相変わらず仲睦まじいオリガと日々人ですが
どちらも進むべき道が見えているみたいですね。
二人とも事故やら挫折やらして
順風満帆とは言えない人生を送っていますが
それでもより自分を輝かせる成長できる道へと
進んでいるわけですから大したものだなと改めて思います。
私自身バレエに関しては漫画とかでしかよく知らない業界なので
詳しくは知りませんが厳しい業界なのは間違いないみたいですね。
あるところでは遺伝子的に太りやすいとかどうかで
篩にかけられるところもあると聞きますし・・・。
なんにしても厳しくてもオリガが自分で選んだ道ですし
途中であきらめるも頑張り通すも彼女次第ですので
悔いのない選択であればいいなと。
そんな二人ですが最後のシーンはなかなかに良かったですね。
恋愛映画とかでも一番の盛り上がりを見せるんじゃないかという
日々人の告白みたいな言葉。
実際にこれから月に行くであろう日々人から
ああも真面目に言われたらそりゃオリガも顔を赤らめるってもんです。
というか日々人は以前にもああいう感じで
オリガといい感じになっているのに
その兄ときたら・・・。
まあ、六太も大事なところでは決めてくれる男ではあるんですが
こと女性関係では日々人のほうが大分進んでいるのは間違いないでしょうね。
ともあれ今の日々人の様子を見るに
訓練も順調のように見えますし
準備は良好のようですね。
これからも順調かどうかはまだわかりませんが
日々人が公私ともに充実しているのは悪いことではないので
これからもその調子でいてほしいものです。
気になる続きについてですが
予告には24号とありましたので
続きは5/16になるかと。