第3話 自問自答
内容ネタバレ
協力することになった2人は、剣崎の意見で
まず真犯人を絞り込むため、犯人像を明確にすることに。
アトリエに戻った2人は4人が睡眠薬入りの酒飲んだあとに
犯行に遭っていることから男でも女でも可能なこと、
窒息させたあとに顔に石膏を塗ってマスクを作っていることから
犯人は楽しんでいるとしか思えないことから異常者である可能性、
そして被害者が2年前に美大でグループ展メンバーという共通点が
あることを話し合う。
以上のことから剣崎は犯人が何らかの強い動機を持っていて、
それは憤怒、痴情、怨恨のどれかではないかと。
しかし事件の背景として突発的犯行が多い憤怒と恋愛トラブルもなかった
ことから痴情もないとすると怨恨の線の可能性が高いのではないかという結論に・・・。
当ブログでは前半のみを簡易あらすじとしてありますので
続きを知りたい方、より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
それにしても犯人像を考えるのはとても良いことだと思いますし、
真犯人を捕まえるためには重要であるとも思いますが、
なんとも難しいですよね・・・。
単純に怨恨だろうが快楽からくる犯行であろうが、
自分が犯人である以上相手の考えていることなんて分からないですしね。
剣崎を取り調べた段木という刑事ですが言っていることは
結構筋も通っているだけにバカではないと思いますが、
結局真犯人を捕まえることが出来ず、あまつさえ剣崎が犯人だと
断定した刑事ですからね~。
この刑事が最後まで剣崎が犯人ではないと主張している刑事ならば
話はまた違ったんですが・・・。
マコトが行方不明者のことについて調べていましたが、
前々から行方不明者の中には完全犯罪の犠牲者になっている人が
少なからずいると言うような話は聞いたことがあります。
ぶっちゃけ完全犯罪ということは見つからない以上行方不明者と
なんら変わることはないですしね。
真犯人がこれまでにも完全犯罪をしているなら犯人の自供以外に
被害者を探すことは難しいでしょうね。
それにしても今回、初めて真犯人らしき人物が出てきましたね。
さっそくホームレスを手にかけていたようですが、
やはり怨恨というよりは快楽を求めたタイプのような気がします。
自分の目的となるものを作るためだけに犯罪に手を染めている行為も
大別すれば快楽タイプではないかと。
それにしてもちゃんとに真犯人らしき人物がいてよかったです。
私は少なからず剣崎が二重人格者の可能性があるのではないかと
疑っていましたので。
二重人格の場合、人格が変わったときに行った行動を知らないという
こともあるらしいですからね。
次回の予告では剣崎がある罠を仕掛けるらしいですが、
やっとこっちから動くことに決めたようですね。
まあ、被害が出る前に真犯人を特定しなくちゃいけない以上、
何らかのアクションは必要だと思っていましたが。