第4話 二面性
内容ネタバレ
剣崎は電気屋、防犯ショップで何かを買いマコトと共に
家に帰る途中、自販機で自分の好きな飲み物を何も言わずに買ってきてくれた
マコトに対し、子供の頃に思っていた自分が二人いれば良いという考えを思い出していた。
自分が二人いれば共感や信頼もできること、そして俺は俺を絶対に裏切らないから
親友になれるのにと・・・。
そんな理想の相棒を手に入れた剣崎はまだ見ぬ犯人に、
貴様は今、何も知らないマコトに罪を着せられると考えているだろうが、
何も知らないのは貴様のほうだと、復讐に思い巡らせていた。
家に着いた剣崎は先ほど買ったばかりの隠しカメラを設置し、
まだ納得がいっていないマコトにこのカメラの重要性について説明するが・・・。
当ブログでは前半のみを簡易あらすじとしてありますので
続きを知りたい方、より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
だんだんと動き出し始めた剣崎たちですが、いきなり謎の訪問者登場って
幸先良いんだか悪いんだか分かりませんが、事件に関係ある人物なのかどうかも
全く分かりませんね・・・。
でもドアを開けてフードに帽子被った人が立っていたらと思うと正直気味悪いです。
男なのか女なのかも分からないような描き方をしているのも
こういうサスペンス系の漫画の醍醐味と言えるのかも。
さらに情報として剣崎も知らない訪問者とありましたから、謎がさらに深まりますね・・・。
この知らない訪問者ですが、剣崎が見たことない人物なのか、
それともこの時間に訪問してくることを知らなかった人物なのかの二通りが
考えられますよね。
どちらにしてもこのタイミングでの訪問は怪しすぎることこの上ないですが。
今回の話にあった、自分がもう一人いたらという子供時代の願望ですが、
私もそんなことを思っていたような気がします。
私の場合は剣崎のように親友とかというわけではなくどちらかというと
コピーロボットのようなものを欲しかったんだと思いますけどね。
なにより私は自分自身と友達になりたいとも思いませんし。
自分がもう一人いるということは自分の良い所だけではなく悪いところも
再認識させられることになるわけですからね。正直あんまり気分良いものではないかと。
まあ、絶対に裏切らない人物としては有りなのかもしれませんが。
それにしてもあの隠しカメラはかなり良い方法だと思いますね。
とりあえずあの部屋だったら隠すのにも苦労しないですし。
剣崎の本心ではないでしょうけど自分が犯人でない証拠にもなり得るわけですしね。
ただ気になるのはあのカメラに剣崎が写っていた場合不味いのではということです。
剣崎はこの時代にいるはずのないもう一人の自分ですし、
もし警察に誰かと尋ねられても答えようがない気がしますが・・・。
まあ、それでも隠しカメラを仕掛けること自体は良い方法だろうとは思いますけどね。
次回の予告では、剣崎の悲痛な決意が明かされるとのことですが、
どういうことなんでしょうね?
もしかして犯人に復讐することを考えているのがマコトにばれたとか?
それとも剣崎のまだ明らかにされていない心情が語られるとかですかね?
私としてはとりあえずあの訪問者は誰なのか気になるところですね。