雑誌掲載最新話 君は008

君は008 最新 第93話 ネタバレ&感想 不思議なウサギ

2020年1月22日発売の週刊少年サンデー 2020年8号に連載されている

君は008 第93話のネタバレ&感想になります。

 

第93話 正直者

内容ネタバレ

 

ウサギ先生に連れられプレザント・ジョーから

身を隠すため郊外にある倉庫街にやってきたエイト達。

 

大丈夫、ウサギ先生はウソつかないと言われながら

運ばれた衝撃から解放されたエイトは

これであの殺し屋は引き離したと思っていた。

 

しかしウサギ先生が伏せなさい!と叫んだ次の瞬間

プレザント・ジョーの銃弾がウサギ先生に襲い掛かり!?


銃撃を受け近くにあったコンテナに叩きつけられ

血を吐きつつもウサギ先生はエイト達を安心させるように

大丈夫、貫通はしないと語り

因縁の決着は今日ここでつけると

向かってくるプレザント・ジョーと相対していた。

 

両者の戦いはエイト達が介入できるものではなく

巻き添えにならないように

コンテナの陰に隠れるエイト達。

 

しかし二人の戦いは最初に受けた銃撃のダメージが残っていたのか

ウサギ先生が劣勢に立たされつつあった。

 

そして再び負傷したウサギ先生に

プレザント・ジョーが止めを刺そうと銃を向けた瞬間

エイトはタイブレードを手に助太刀に動いていた。

 

プレザント・ジョーにそれが気づかれないはずもなく

銃撃がエイトに襲い掛かり吹き飛ばされながらも

辛うじてタイブレードで防いだ瞬間

ウサギ先生が懐から取り出したトランプのカードと

プレザント・ジョーの銃がぶつかり合っていた。

 

それはどうやら銃を狙ったものだったらしく

暴発させられ銃を失ったプレザント・ジョーは

すぐさま持っていたナイフを構えるが

ただのナイフがタイブレードにやり合えるはずもなく

根元から斬り飛ばされてしまうことに。

 

それでもプレザント・ジョーは素手で構え

ウサギ先生もそれに応えるかのように持っていた武器を手放す。

 

そして両者の空気が緊迫し始めた次の瞬間、

決着をつけたのはウサギ先生の耳から放たれた

耳パンチだった。

 

あまりの事に絶句するエイト達をよそに

ウサギは我ら諜報員にとって正々堂々などむしろ無礼だとして

あらゆる手段を以て勝つことこそが礼儀であると語る。

 

しかしウサギ先生の攻撃は

プレザント・ジョーの命までは奪っていないようで

ボロボロになりながらもプレザント・ジョーは

今だ立ち向かおうとしていた。

 

ウサギ先生はあんたもウチの生徒を

わざと殺さなかっただろう?と語り掛けると共に

”残り少ない命”を無駄にするなと告げる。

 

どうやらウサギ先生はその事を組織に潜入した際に

彼の孫から聞かされていたようで

その事を知ったプレザント・ジョーは

血を吐くように叫ぶ。

 

では知っていよう!わしは決して組織には逆らえん!

孫を守るため・・・わしは殺し続けねばならんのだ!と。

 

その言葉に感じるものがあったあやめをよそに

ウサギはあんたをその呪われた螺旋から解き放つことを

あんたの孫と約束したと語りキッドを呼ぶと

車内から姿を見せたのは彼が命を懸けて守り続けていた孫娘だった。

 

ヴァージニアと呼ばれた少女はどうやら目が見えないらしく

キッドの声に先導されつつプレザント・ジョーのもとへ。

 

二人が涙ながらに抱き合う様子を見て

エイト達はやっぱりウサギ先生はいい人だと思うのだった。


戦いは終わりプレザント・ジョーは孫娘と共に

間もなく出発するであろう船の前にいた。

 

ウサギ先生は遠い国で残りの人生を過ごすといいと告げ

二人分のパスポートを渡す。

 

プレザント・ジョーは娘はとにかく

わしは多くの罪を犯してきたと語り

そのわしを見逃すのかと問いかけるが

ウサギ先生は僕は諜報員ウサギであり警察ではないと告げる。

 

そしてエイト達に振り返り

前に言ったろ?”プレザント・ジョー”は今日消えると。

ウサギ先生ウソつかない!と。

 

そんなウサギ先生にヴァージニアは

でもあなたは1つだけウソをついたと語り

いつも自分のことウサギって・・・言いつつ

頭に触れるがそこにあったのは

ウサギのようにフワフワとした感触だった。

 

嬉しそうに笑うヴァージニアに頭を撫でられながら

改めてボクはウソをつかないと語るウサギ先生に

エイト達もまた笑みを見せるのだった。

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

今回でプレザント・ジョー関係も終わったわけですが

結果としてはハッピーエンドって感じですかね。

 

孫娘を人質にされていたとのは驚きましたが

無事に助け出せて何よりと言う感じでしょうか。

 

それにしても途中、ウサギ先生が危なそうな場面がありましたが

あれって実際にはどうだったのか気になるところ。

 

あれはプレザント・ジョーの武器を破壊するために

あえて隙を作ったのかそれともプレザント・ジョーの実力が

それだけのものだったのかどっちなんでしょうね?

 

今となってはどちらでもいいことなのかもしれませんが

もしあれがウサギ先生の作戦であったなら

彼の実力は未だ未知数なのかも。

 

プレザント・ジョーは確実に実力者だと思いますし

それを相手にそれだけの余裕があったわけですしね。

 

なにはともあれウサギ先生は謎というか

不思議な人物ではありますが

決して悪人ではなさそうですので

それが分かっただけでも良かったのかも。

 

それにしても扉絵でウサギ先生が010号だとありましたが

これってどういう感じでつけられるんでしょうね?

 

実力順につけられるならわかりやすいんですが

これについてもいずれ何らかの形で明らかになるのかも。

 

今のところ判明しているのは004号がアイスマンで

008号がエイトの父静閑、010号がウサギ先生、

あやめが103号なので他の登場人物がどうなのか気になるところです。

 

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