葬送のフリーレン 雑誌掲載最新話

葬送のフリーレン 新連載 第1&2話 ネタバレ&感想 魔王を倒した勇者一行のその後の物語

2020年4月28日発売の

週刊少年サンデー 2020年22・23合併号からの新連載

葬送のフリーレン 第1&2話のネタバレ&感想になります。


第1話 冒険の終わり

内容ネタバレ

 

物語の始まりは冒険の終わりから始まる。

勇者ヒンメル、戦士アイゼン、

僧侶ハイター、魔法使いフリーレン。

 

王に魔王を打倒したことを報告したその夜

フリーレン達は祭りで賑わう街にいた。

 

王様が広場に彫像を作ってくれる等と話しつつも

民に混ざり酒を楽しんでいたが

ヒンメルの口からこれで僕達の冒険はこれで終わりだという話が。

 

この10年もの間共に冒険してきた彼らは

それぞれこれまであった事や苦労したことを等を語り合い

ヒンメルはまったくクソみたいな思いでしかないなと笑いつつも

でも楽しかった、君たちと冒険が出来て良かったと笑い

フリーレン達も笑みを浮かべていた。

 

そして皆で今宵降り注ぐ半世紀(エーラ)彗星を見ながら

平和な時代の幕開けにはちょうどいいと語り

フリーレンから50年後もっと綺麗に

見える場所を知っているから案内すると話があり

再び皆で見ようと約束する。

 

あくる日、フリーレンは魔法の収集を続けるとして

見送りに来てくれたヒンメル達に

100年くらいは中欧諸国を巡る予定だと告げ

一足早く皆と別れ旅に出る。

 

そんな彼女を人種であるヒンメルとハイターは

エルフの感覚はわかりませんね、

50年も100年も彼女にとっては些細なものなのかもしれないねと

苦笑いしつつ見送るのだった。


それからフリーレンは中欧諸国を巡り

魔法の収集を行いつつ様々な場所を冒険していた。

 

そしてある時召喚に使う暗黒竜の角が必要となり

店を訪れるが売っておらず

そういえば魔王城で拾ったやつを

ヒンメルに預けたままだったことを思い出す。

 

もうすぐ半世紀彗星の時期ということもあり

ついでに取りに向かうかと

フリーレンは王都へ足を運ぶことに。

 

あれから50年経ち王都の町並みも大分変化したのを

目の当たりにしつつヒンメルの住む場所へと向かい再会を果たすが

彼は既に老人の姿になっていた。

 

50年経っても昔の姿のままであるフリーレンを見たヒンメルは

懐かし気にもう一生会えないかと思っていたと話し

家へと招き入れることに。

 

そして彼女の口から半世紀彗星のことを聞き

懐かしがるヒンメルにフリーレンは早速預けたままだった

暗黒竜の角のことを尋ねる。

 

どうやら今も彼の手にあるようで

しまったタンスから邪悪なオーラが出ていると聞かされ

・・・なんかごめん。と思わず謝ってしまっていた。

 

フリーレンは適当に納屋にでも放り込んでおいてくれてよかったと話すが

ヒンメルにとってそれは大切な仲間から預かった大事な物で

いつか君にこうして返すべき物だったんだと語り

ヒンメルの手からフリーレンのもとへ返還されるのだった。

 

そんな大層なものじゃないんだけどなと言いつつ

受け取った暗黒竜の角をしかるべき場所へと送ったフリーレンは

広場に建てられた彫像をただじっと見つめ・・・。


フリーレンとヒンメルは50年前の約束を果たすべく

他のメンバーであるアイゼンとハイターと合流し

再会もそこそこに案内される場所へと向かうことに。

 

そこはどうやらここから一週間くらい歩くらしく

ヒンメルは老人を酷使しおってと文句を言いつつも

懐かしき仲間達と共に旅立つ。

 

ヒンメルはこうしているとあのときに戻ったようだと語る。

何もかもが新鮮で煌めいて見えた。

 

その美しい思い出の中には

いつも仲間(きみ)達がいたのだと。

 

目的の場所へと辿り着いたヒンメルは

改めてフリーレンにありがとうと礼を言う。

 

僕は全員が揃うこの日を待ち望んでおり

君のおかげで最後にとても楽しい冒険が出来たと。

 

そして仲間達と共に目の前で降り注ぐ半世紀彗星を見て

綺麗だと零すのだった。


その後ヒンメルが亡くなったのはすぐの事だった。

彼の亡骸の周りには彼を慕う者たちが集まり

その中にはフリーレン達の姿もあった。

 

皆が涙を流す中、共に冒険した仲間である

フリーレンが悲しい顔一つ見せなかったことで

集まった者達の中から薄情だと言い出すものが。

 

ハイターとアイゼンも私達もしてませんよと話すが

彼のことは知られているのか司教はまじめにやれとの声が。

 

そんな中、フリーレンはだって私この人の事何も知らないし・・・

たった10年一緒に旅しただけだし・・・と呟くが

その目には涙が零れていた。

 

かつて一緒に冒険した時のことが

涙と共に次々と思い出され

フリーレンは人間の寿命は短いってわかっていたのに

なんでもっと知ろうと思わなかったんだろうと後悔していた。

 

その傍らにはハイターとアイゼンの姿があり

ただ黙って彼女を慰めるのだった・・・。

 

それから聖都に戻ると言うハイターを見送ることになるが

ハイターはこれで最後になるからと二人の顔を

焼き付けるかのように見ていた。

 

そんな彼にフリーレンはどこか悪いのかと尋ねるが

どうやら彼の不調は長年の酒が祟ってのことのようで

アイゼンからは天罰だと言われてしまい笑っていた。

 

聖都によることがあったら酒でも備えて下さいと言い

馬車に乗り込もうとするハイターにフリーレンは

死ぬのが怖くないのかと問いかける。

 

その問いにハイターは笑って

私達は世界を救った勇者パーティーで

死後は天国で贅沢三昧だと語る。

 

そのために私はあなた方と共に戦ったのだというハイターに

フリーレンは・・・生臭坊主と告げ

彼は笑ってそれではお先に。と言いその場を去るのだった。

 

残された二人だがフリーレンもまた魔法の収集のため

そしてもっと人間を知るために旅立つことを告げる。

 

フリーレンは強力な前衛がいると助かると

アイゼンを旅に誘うがドワーフである彼もまた年老いて

もう斧が触れる歳じゃないんだと断られてしまうことに。

 

アイゼンは人生ってのは衰えてからのほうが案外長いもんさと語り

フリーレンも・・・そっかと笑みを浮かべ

互いにまたと再会の言葉を交わし旅に出るのだった。


第2話 僧侶の嘘

 

勇者ヒンメルの死から20年後の

中欧諸国聖都シュトラール郊外の森に

フリーレンの姿があった。

 

どうやらハイターの家を探す途中迷ってしまったらしく

そんな時に声をかけてきたのは

一人の女の子だった。

 

彼女はハイターの家に住んでいるらしく

案内されるまま辿り着いた森の中のログハウスで

ハイターと再会を果たすことに。

 

まだ生きてたんだ生臭坊主と再会早々に言われ

ハイターは格好よく死ぬのも難しいものだと笑いながら

フリーレンを自分の家へと招き入れる。

 

そこでフリーレンは先程会った少女の名がフェルンという

南側諸国の戦災孤児であることを聞かされることに。

 

フリーレンはヒンメルじゃあるまいしらしくないと告げるが

ハイターはただ黙って笑みを浮かべていた。

 

何故私のところへ来たのかと聞かれたフリーレンは

聖都での買い出しの途中だと言い

それにハイターにはたくさん借りがあるから

死なれる前に返しに来たと。

 

それを聞いたハイターはフリーレンにひとつ頼みごとをと

フェルンを弟子に取らないかと語る。

 

フェルンには魔法使いとしての素質があり

あなたの旅に連れて行ってはくれませんか?と。

 

しかしフリーレンは足手まといになるとして

それだけは出来ないと断り

実戦での見習い魔法使いの死亡率をあげ

友人から預かった子を死地に送るつもりはないと語る。

 

だったら別の頼みをハイターから頼まれたのは

賢者エーヴィヒの墓所から出土した

魔導書の解読だった。

 

その魔導書には今は失われた死者の蘇生や不死の魔法が

記されているとされているようで

それも含めて解読をお願いしたいというものだった。

 

魔導書を手に取ったフリーレンは5、6年もあればと言い

その上でこんなものを解読してどうするのか尋ねたところ

彼の口から語られたのは二つの理由だった。

 

ひとつはあなた達の手前恰好をつけていたから、

もうひとつは前より死ぬのが怖くなったから。

 

不死とはいわずほんの少しでいいから時間が欲しくなったと語り

それと片手間で良いからフェルンに魔法を教えてあげて欲しいと言われ

フリーレンは彼の頼みごとを引き受けるのだった。


ハイターの家を出たフリーレンは

フェルンに魔法を教えるため彼女を探しに向かったところ

彼女は切り立った崖の上にいた。

 

フェルンは存在感が薄く

魔力探知にもほとんど引っかからなかった。

 

それは魔法使いとしての基礎はもうできていることを示しており

この歳でいったいどれくらい研鑽積んだのかと

フリーレンに思わせる程だった。

 

そんな彼女はハイターから言われた通り

向かい側の崖の上にある石を打ち抜こうとしているようで

フリーレンの目の前で放たれた魔法は

その石の近くまでいったものの霧散してしまっていた。

 

どのような修行をすればよいのかと尋ねるフェルンに対し

フリーレンは先に一つ聞いていい?と

魔法は好きか尋ねる。

 

それに対しフェルンがほどほどだと答えたことで

フリーレンは私と同じだと笑みを浮かべ

魔法について教え始めるのだった。

 

それから4年経ったある日

ハイターからフェルンの修行について聞かれたフリーレンは

常人なら10年かかる道を4年で越えたと答えつつも

あの子は打ち込み過ぎだと苦言を呈していた。

 

それだけ魔法が好きなのでしょうというハイターに

それでも一人前になるのはまだ先のことだと言い

魔導書の解読の方が早く終わると告げる。

 

そしてこの魔導書について分かったことを伝えようと

ハイターのほうへ振り返った彼女が見たのは

ハイターが倒れる姿だった。

 

雨が降りしきる中、ハイターの傍らで看病をするフリーレン。

ハイターは心配そうにこちらを窺う彼女に

今までまともに動けていた方が奇跡だと語り

フリーレンは魔導書の解読を急ぎ行う為その場を後にする。

 

そしてハイターが倒れたことをフェルンに伝え

修行は中止だと告げるが

フェルンはまだ一番岩を打ち抜けていないと言うことを聞かずにいた。

 

そんな彼女にそれはいずれ出来ることだと話し

今はハイターのもとに向かわせようとするが

フェルンはいずれではハイター様が死んでしまうと言い

私はあの方に命を救われたのだと・・・。


幼い頃のフェルンは家族を亡くし

自ら死を迎えようと崖に飛び込もうとしていた。

 

そんな彼女に今死ぬのは勿体ないと思いますよと声をかけたのが

酒を片手に近くに座るハイターだった。

 

ハイターはもう随分前になるが古くからの友人を亡くしたと言い

私と違ってひたすらにまっすぐで

困っている人を決して見捨てないような人間だったと語る。

 

私ではなく彼が生き残っていれば多くのものを救えたはずで

私は彼とは違うので大人しく余生を過ごそうと思っていたが

ある時ふと気が付いてしまった。

 

私がこのまま死んだら彼から学んだ勇気や意志や友情や

大切な思い出までこの世から無くなってしまうのではないかと。

 

あなたの中にも大切な思い出があるとすれば

死ぬのはもったいないと思います・・・

 

フェルンは語る。

ハイター様はずっと私を置いて死ぬことを危惧していた。

 

あの方は正しいことをしたのだ、

救ったことを後悔してほしくないと。

 

魔法使いでもなんでもいい。

一人で生きていく術を身に付けるのが私の恩返しで

救ってよかったと、もう大丈夫だとそう思ってほしいのだと。

 

彼女の決意を聞いたフリーレンは

私の教えたことは全部覚えているか確認すると

じゃあ好きにすればいいと告げその場を去るのだった。


それからフリーレンは魔導書の解読を、

フェルンは魔法の修行を続ける。

 

そしてある日、魔導書の解読を終えたフリーレンは

死者の蘇生も不死の魔法も書かれていなかったと報告する。

 

どうやらハイターも死への恐怖は計り知れないものであり

そんなものがあるならエーヴィヒ自身が使っていただろうと

書かれていないだろうと考えていたようで

ただそうですかと零していた。

 

じゃあ何故かと尋ねようとしたところで

ハイターからフェルンはどうなったのか聞かれ

まだ粗いところはあるけど一人前といっても

遜色ないレベルであると答えていた。

 

その言葉を聞いたハイターは

そうですか、間に合いましたか。と

もう足手まといではありませんねと笑みを浮かべていた。

 

フリーレンもようやく自分が最初の頼みを

断った時のことを言っているのだと気づき

計ったな・・・と告げるが

ハイターは笑っていた。

 

そしてハイターは解読の手間賃は机の引き出しにあると伝え

今夜にはここを発ってくださいと告げる。

 

何のつもりかと尋ねるフリーレンだが

ハイターは見ての通り私はもう長くはないこと

私はあの子にこれ以上誰かを失うような経験をさせたくないと語る。

 

そしてフェルンのことを頼みましたと言い、

彼女を託そうとするが

フリーレンからまた恰好つけるのかと言われてしまうことに。

 

その上でフリーレンはフェルンはとっくに別れの準備は出来ているとして

お前が死ぬまでにやるべきことは

あの子にしっかりと別れを告げて

なるべくたくさんの思い出を作ってやることだと告げる。

 

ハイターがその言葉を聞き

あなたはやはり優しい子ですと言い

そんな彼女の目には涙が零れ・・・。


部屋を出る前フリーレンはハイターに

なんでフェルンを救ったのか尋ねていた。

 

ハイターはどこか嬉しそうに

勇者ヒンメルならそうしましたと答え

フリーレンもまたそうだねとその場を後にする。

 

フェルンと入れ違う形で崖に訪れたフリーレンは

じゃあ私もそうするとするかなと言い

向かい側の一番岩が打ち抜かれているのを

嬉しそうに眺めるのだった。

 

その後、息を引き取ったハイターの墓の前に

フリーレンとフェルンの姿があった。

 

フリーレンは生前彼が言っていたように墓石に酒を供える。

そんな彼女にフェルンはありがとうございましたと礼を言い

おかげでハイター様に恩を返すことが出来たと

笑みを浮かべていた。

 

フリーレンは私はただしてやられただけだ

この生臭坊主にと笑みを浮かべると

じゃあ行こうかとフェルンと共に旅立つのだった。

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

新連載の1話と2話ということで

かなり長いあらすじになってしまいましたが

思っていた以上に良い作品ではないかと。

 

元々私はなろう読者ということもあって

こういうファンタジー系の作品はかなり好みなんですが

画といいストーリーといい

今のところ良い感じだと思います。

 

もちろんまだ2話しか掲載されていないので

結果としてどうなるかはわからないですが

それでも掴みとしては十分ではないかと。

 

そんなわけでこれからもこの作品を追っていきたいと思っていますが

とりあえず今のところはバトル関係は一切ない感じ。

 

ファンタジー系の定番であるエルフとか魔法とかは出てくるんですが

何と言っても”魔王を倒した後の後日譚”なので

これからも生死を彷徨うような戦いはなさそうな気がします。

 

まあ、新たに魔王が登場するとかいう展開も

なくはないのかもしれませんが

そうするとこの作品のコンセプトが崩れてしまいますしね。

 

なので良くあるバトルものが好きな方には

ちょっとオススメできない作品になるかと。

 

なんにしてもまだ始まったばかりということもありますので

今は黙ってどういう漫画になるのか

ゆったりとした気持ちで読んでいくのが良いと思います。

 

とりあえず今のところ分かっているのは

この漫画はタイトルの通り”葬送”をテーマとしていますので

これからも色々な人と関わり

そして”死”について色々考えさせられるものになるかと。

 

こういったテーマは結構人を選ぶところがありますので

中々大人気漫画とはいかないかもしれませんが

少なくとも現時点においてけっしてつまらないものではなく

これからどういう風に描かれるのか楽しみな作品だと思います。

 

特にバトル漫画にちょっと飽きている人とか

敬遠したい人にはバッチリな作品になりそうですので

出来ることなら長く続いてほしいなと願うばかりです。

 

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