葬送のフリーレン 雑誌掲載最新話

葬送のフリーレン 最新 第7話 ネタバレ&感想 アイゼンの頼み事とフランメの手記

2020年6月17日発売の

週刊少年サンデー 2020年29号に掲載されている

葬送のフリーレン 第7話のネタバレ&感想になります。

 

第7話 魂の眠る地

内容ネタバレ

 

勇者たちと旅をしていた時

アイゼンの家を訪れた一行は

家の傍らにある墓の前にいた。

 

その墓は魔族に襲われ命を落とした

アイゼンの家族のものであり

ハイターは墓の前に跪き祈りを捧げていた。

 

伝統を重んじるアイゼン達ドワーフは

人は死んだら無に帰ると考えており

祈りという文化はなかった。

 

ハイターは実在するかしないかは分からないという

僧侶にあるまじき考えを述べつつ

人は亡くなったら天国に行くと語る。

 

でもたとえ実在しなかったとしても

あるべきものだと思うと。

 

そのほうが都合がいいからですと言い

必死に生きてきた人の行きつく先が無でいいはずがなく

だったら天国で贅沢三昧していると

思ったほうがいいじゃないかと。

 

その考えはヒンメル達も悪くないと思ったようで

アイゼンの家族に皆で祈りを捧げるのだった。


勇者ヒンメルの死から28年後。

中央諸国ブレット地方。

フリーレン達はアイゼンの元へ訪れていた。

 

30年振りと言うのに軽い挨拶を交わす二人だが

人間よりも長く生きる種族二人には

たった30年というレベルのようで・・・。

 

家に招かれたフリーレンは

何か手伝ってほしい事はあるかと尋ねたところ

アイゼンと共にフォル盆地に向かうことに。

 

フォル盆地はフリーレンとも関りがあるのか

懐かしさを覚える場所だったが

アイゼンからの頼み事はこの地にあるという

大魔法使いフランメの手記だった。

 

フランメの著書はほとんどが偽物だったが

アイゼンはハイターが聖都に残された

フランメの記憶をまとめて割り出した場所であり

本物の手記はフォル盆地のどこかにあると語る。

 

フリーレン、お前なら知っているはずだと言われ

アイゼン達が自分とフランメとの間に関りがあることを

知っていることに気づいたフリーレンは

まずは大きな木を探そうかと言い出す。

 

アイゼンは途方もないなと言いつつも

時間なんていくらでもあるかと話すが

フェルンの不機嫌そうな顔に気づいたフリーレンから

フェルンが嫌がるから早めに終わらせようかとの言葉が。

 

なるべく効率的に探しましょうと前を歩くフェルンを見ながら

アイゼンはお前は人の時間を気にするような奴じゃなかったと

傍らのフリーレンに告げる。

 

その言葉に対しフリーレンは

だってフェルン怒るとすごい怖いんだよと話すが

アイゼンは前とは違う彼女の変化に

感慨深げにそっと目を閉じ

そうか。気をつけようと返すのだった。


フォル盆地を探索する日々を送っていたある日

フェルンから空から西の方に遺跡を飲み込んだ

大樹があったと知らされ向かうことに。

 

その道中、フリーレンは

なんでフランメの手記なんか探すことにしたのかと

アイゼンに尋ねていた。

 

アイゼンはお前とヒンメルが可愛そうだと思ったとして

30年前のあの日、お前がヒンメルを知っておけばと口にした言葉、

あの言葉はヒンメルに直接伝えてやるべきものだと語る。

 

大魔法使いフランメの手記には

死者と対話したという記録が残っているとされていると。

 

フリーレンはおとぎ話だとして

それに今更会いたいとは思っていないと話すが

アイゼンはどんな魔法も初めはおとぎ話だったと返し

それにヒンメルのことを知りたいんだろうと告げる。

 

だからハイターと相談し

お前はきっと後悔しているだろうから

手助けをしたかったのだと。

 

ようやくたどり着いた大樹は強力な結界で守られており

それを確認したフリーレンは

千年も前のことなのに結局私は師匠の掌の上かと

昔の事を思い出していた。


この大樹は師匠が植えたもので

師匠はこいつが成長すれば千年だろうが

この場所を守り続けると語る。

 

その頃には師匠死んでいるでしょというフリーレンに

支障はでもお前は違うと言い

お前はいつか大きな過ちを犯し

人を知りたいと考えるようになると。

 

その上でそん時はここに帰ってこいと言い

手助けしてやると告げる。

この大魔法使いフランメ様が。と。

 

その言葉が正しかったのかフリーレンが大樹に触れると

守っていた結界が解かれ

彼女を待っていたかのように

目の前にはフランメの手記があった。

 

本物なのかと訝しむフェルンだが

アイゼンからフリーレンはフランメの一番弟子だと明かされ

フランメって魔法史に出てくる大昔の英雄ですよね・・・と

一体フリーレンがいつから生きているのかと遠い目をしていた。

 

フリーレンが手記を手にしたところ

ご丁寧にも死者との対話について書かれた

記述のページが開かれており

千年も前から私がここに来ることがわかっていたのか?

相変わらず嫌味な奴だと思いながらも

そのページに目を通す。

 

”大陸の遥か北の果て。””

”この世界の人々が天国と呼ぶ場所”

”魂の眠る地(オレオール)にたどり着いた。”

 

”そこは多くの魂が集まる場所で”

”私はかつての戦友たちと対話した。”

 

”この世紀の発見は魂の研究を”

”飛躍的に進歩させるだろう。”

 

真実なのかというフェルンに

フリーレンはさあね、いい加減な人だったからと返すが

アイゼンは天国はあると告げる。

その方が都合がいいだろうと。

 

その言葉を聞いたフリーレンは

たまには信じてみるかと話し改めて場所を確認するが

その場所は大陸北部エンデ、

今は魔王城がある場所だった。

 

アイゼンは魂の眠る地(オレオール)を探して

ヒンメルと話すんだと告げる。

 

俺を手伝ってくれるんだろうとの言葉に

悪知恵をつけたねと笑みを浮かべたフリーレンは

どうせ当てのない旅だと頼みごとを受けるが

でも魔王城のあたりってめちゃくちゃ寒いことを思い出し

旅立つ前からめげ始めるのだった。

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

今回は予告にもあったように

アイゼンの話がメインでしたが

とりあえず彼が亡くなるとかではなかったので

一安心といったところ。

 

今までヒンメルにしてもハイターにしても

会いに行ったら亡くなっていましたので

まさかとは思っていましたが杞憂に終わって何よりでした。

 

それにしても以前から

フランメの手記についての話は出てきていましたが

まさかフリーレンがその一番弟子だったとは・・・。

 

てっきり魔法収集の一環として関わってただけかと思ってましたが

面白いつながりがあったものだなと。

 

フランメの生きていた時代が

どれほど前のことなのかは分かりませんが

フェルンが大昔と言っていたので

百年やそこらではなく千年単位での昔になるかと。

 

そんな時代から生きていたことが判明した

フリーレンですがマジで不老だったりするんですかね?

 

フランメと一緒にいた頃のフリーレンの姿を見るに

今とそう変わらないような気が・・・。

 

まあ、小説とかにも不老であるという設定も

ないことはないのでそうなのかもしれませんが

ドワーフにしてもエルフにしても

もうちょっと今作における設定を明かして欲しいものです。

 

ともあれフリーレン達の次なる目的が決まったわけですので

次回からは魂の眠る地(オレオール)を探して

旅をすることになりそうです。

 

そこで本当にヒンメルと再び会話できるかはわかりませんが

魔王城のあるあたりという事で

また戦闘シーンが描かれることになるかも。

 

何にしても順風満帆とはいかないでしょうし

どんな展開が待っているのか楽しみですね。

 

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