2020年4月23日発売のモーニング 2020年21・22合併号に連載されている
宇宙兄弟 354話のネタバレ&感想になります。
第354話 友の道
内容ネタバレ
ヒューストンから送られたデータと計画書を元に
ビンスの指示の下、久々の船外活動を行う六太達。
作業の途中にブギーからケンジとのエア握手について
色々聞かれながらも順調に作業を進めていた。
スティッチ1号のウインチの取り付けに
ビートルに追加のハンドレールとテザーベルトの取り付け。
全ての作業を終えたスティッチ1号とビートルは
ルートCの絶壁ポイントへ向け走行を開始。
先に出発した2号と3号はあと40分で到着する予定であり
六太たちもビンスからお疲れ様ですと声をかけられ
基地に戻るのだった。
基地に戻った六太達はビンスから
ルナランダーミッションについての変更点について
説明を受けることに。
ルナランダーミッションは1泊2日を予定しているが
初日にB-60ハビタットに宿泊する流れに変更となったとのことで
六太もその方が良さそうだと納得していた。
その為これから行われるVR訓練も
B-60ハビタット地点からスタートすることになり
早速訓練へと臨む六太達。
ビンスによると今回タイガーチームで得た情報は全て
新たに作られた手順書に記載してあるとのことで
六太はそれを見て彼らがどれだけ頑張ってくれたのか
改めて理解させられていた。
ビンスは君たちがこれから行く道は
ケンジとレイジ(新田)によって開かれた
ルナランダーへの唯一のルートだと語る。
「このルートなら行ける」「このルートしかない」と
タイガーチームのリーダーとして責任を持って
私も同意しましたと。
VR訓練とはいえCルートの絶壁ポイントを実際に見た二人は
改めてこのルートを選定するにあたり
どれほどの難しさがあったのか
そして苦労があったのかを理解する。
ここを選ぶに至ると言うことは
他は全部試したということであると。
絶壁のポイントにはすでにスティッチ2号と3号が待機しており
ビンスの指示に従い訓練を進める六太達。
ヒューストン側でジョックを操作して
ビートルをスティッチに固定。
そのままスティッチ3号に乗って
持ち上がったところで再度固定ベルトを外し
ビートルが壁を乗り越える。
フィリップはすげえ事考えるなと賞賛し
六太もそれに同意。
六太は新田の言っていたように壁を見た最初はビビったが
だけどケンジと新田だからか妙に安心感を覚えていた。
まるで二人が持ち上げてくれているような、
一緒に居てくれているような。
そんな感覚を覚えながら六太は笑みを見せる。
このルートは友が示してくれた道であり
ケンジと新田の支えを感じながら進もうと。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ようやく六太視点の話になりましたが
今のところ順調に進んでいるみたいですね。
あれだけタイガーチームの面々が苦労して
考え抜いた末のものですから
訓練とはいえ成功したことに安堵しました。
ビンスもあえて二人によって開かれた
唯一のルートだと話すくらい
ケンジと新田が良い仕事をしたのは間違いないかと。
彼らの働きがなければ
六太達も先には進めなかったでしょうし
改めて本当によくやってくれたものです。
おそらく次回か次々回には
実際にルナランダーミッションが
行われることになるでしょうけど
出来ることならトラブルなく無事に辿り着き
そして戻ってこれればいいなと願っています。
気になる続きについてですが
予定では5/14発売の24号とのこと。