2020年11月9日発売の
別冊少年マガジン 2020年12月号に
連載されている進撃の巨人 134話の
ネタバレ&感想になります。
第134話 絶望の淵にて
内容ネタバレ
飛行船を奪うべく列車に乗り
スラトア城塞へとやって来た
収容区にいたエルディア人達。
しかしそこには飛行船は一隻もなく
出撃した飛行船部隊が
巨人達との決戦に臨むのを
固唾を飲んで見つめていた。
スラトア城塞の指揮官らしき将校は
要塞にいる全ての兵士に向け告げる。
ここが人類に残された
最後の砦となることを。
諸君らの双肩にのしかかる重圧は
計りしれない・・・。
だが結果がどうであろうと
決して諸君らだけの責任ではなく
この責任は我々すべての
大人たちにある。
我々が至らぬ問題のすべてを
悪魔の島へ吐き捨ててきた
その結果あの怪物が生まれ
憎悪を返しに来た。
もしも再び未来を見ることが叶うなら
二度と同じ過ちは犯さないと誓う。
再び明日が来るのなら・・・。
皆もどうか誓ってほしい。
憎しみ合う時代との決別を
互いを思いやる世界の幕開けを
ここで私達の怪物との別れを・・・と。
そんな将校の言葉と共に
飛行船部隊の隊列が整い
爆撃が開始されようとした瞬間
始祖の巨人(エレン)が動きを見せる。
突き出た骨の一部が光出したのを見た
将校はすぐさま爆撃を開始するようにと
命令を下す。
しかし予定されていた高度よりも
まだ高かったためか集弾率は低く
巨人達は止まることなく前進を続ける。
そして光っていた部分からは
始祖の巨人から産み出されたかのように
獣の巨人が姿を現していた。
現れた獣の巨人は
上空の飛行船部隊に向け礫を投擲し
瞬く間に飛行船部隊は壊滅。
その様子を見ていた将校は
すまない・・・罪のない子供達よと
ただ謝ることしか出来ずにいた。
収容区の者達もまた
飛行船が撃墜されたことで
涙を流しながら家族と共に
その最後を迎えようとしていた。
そして巨人達が迫ってきたその時
一人の子供が空からこちらへ
何かが向かってきているのに気づく。
大人達もまた子供の指さす方へと
目を向けるとそこには
巨人達の上空を飛ぶ飛空艇の姿が!?
オニャンコポンが操縦する飛空艇だが
もう殆どエンジンが動いていないらしく
いつ墜落してもおかしくない状況だった。
それでもオニャンコポンは
始祖の真上まで舵を取ると告げるが
そこへ獣の巨人の礫が襲い掛かる。
間一髪のところで躱すことに成功した
アルミン達は地鳴らしを止めるべく
獣の巨人を攻撃目標に定め降下。
襲い掛かる礫を掻い潜りながらも
ライナーが鎧の巨人となり
獣の巨人を抑え込んだことで
他の者達も無事始祖の巨人の上に
着地することに成功する。
雷槍を手にアルミンは
エレンに告げる。
もう一度嫌な質問してやるよ。
「君のどこが自由なのか」って
そこから引きずり出した後・・・と。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
あらすじには書きませんでしたが
ヒストリアの出産シーンが
冒頭にありましたね。
ついに彼女も出産かと
いったところではありますが
その際に流していた涙は
喜びではなかったような気がします。
それがどんな気持ちからの
涙だったのかわかりませんが
単純に子供の誕生を喜ぶものでは
なかったんだろうなと。
それ以外にも世界中で起こっている
地鳴らしの犠牲者の姿が
まざまざと描かれてましたが
正直言葉もないという感じでした。
わざわざそんなシーンを描いたのは
それだけのことをしているんだと
改めて理解させる意図があったのかも。
決戦に臨んだ飛空艇部隊も
あっさり壊滅させられてましたし
まさに絶望と言った感じでした。
そこにヒーローよろしく
アルミン達が来たわけですが
正直どうなるのか全く読めない。
アルミン達は獣の巨人に
目標を定めているみたいですが
あれって中にジークいるんですかね?
もちろん獣の巨人ということで
ジークが関わっているとは思うんですが
登場の仕方が仕方だっただけに
実は中にいない可能性も
あるんじゃないかなと。
というよりも始祖の巨人が
他の巨人を操れるというか
命令できるのは知ってますが
実際のところ他になにか
能力があるのかもわからないですからね。
まあ、なんにしても
ここでアルミン達がどうにかできなければ
どうしようもないのも間違いないので
あとはエレンと彼らの戦いに
全て懸かっているかと。
まだ作者から最終回の
最後のコマ以外に話は出てませんが
あからさまに終わりが近そうなので
最終的にどうなるのか今から楽しみです。