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キングダム 最新 第823話 ネタバレ&感想 洛亜完の戦術

2025年1月9日発売の

週刊ヤングジャンプ 6・7合併号に掲載されている

キングダム 第823話

ネタバレ&感想になります。

 

第823話 洛亜完の視界

内容ネタバレ

 

角笛の音が戦場に鳴り響き

洛亜完の兵達は”雷進”の合図だとして

戻る・・ぞ!急げと動き始める。

 

さらに洛亜完軍の新手が騰軍ではなく

録嗚未軍の方へと進軍を開始。

 

それを見た録嗚未は洛亜完の狙いが

騰軍と録嗚未軍の”分断”であり

騰軍を孤立包囲する気だと判断する。

 

チッ こっちは逆に洛亜完お前の横っ腹

狙ってんだよとすぐさま対応しようとするも

左後方より敵襲の報せが届く。

 

さらに前からも韓軍が襲撃してきたとの報が届き

前後からの挟撃により

あっという間に騰軍と分断されてしまうことに。

 

その動きを見た録嗚未は

言葉もなくじっと韓軍を睨みつけ思う。

 

何だこいつら 前はともかく

後ろの奴らの動き・・・

 

俺達に崩され抜かれたのに

一瞬で前と呼吸を合わせやがったぞと。


そしてそれは騰軍を挟んで対極

左にいる干央軍に対しても同様に起こっていた。

 

そしてさらに騰軍の後方に位置する

隆国軍にさえ洛亜完の

分断作戦が発動していた。

 

次々と現れる敵の新手により

前方の騰軍と分断された隆国は

何が起こっている・・・と

その動きを見るため高所へと移動する。

 

そして録嗚未と干央も

騰軍と分断されていることを知り

冷静に考察する。

 

隆国軍我らの前に現れた敵は

録嗚未達を分断した敵が

こちらにも流れて来たものだ・・・

 

何ということだ。

今の一瞬で洛亜完は我ら三軍と騰軍を

完全に分断してしまった。

 

それをさせたのは一度抜かれた軍が

背後から押し寄せたため

 

いやただの急襲ではない

前と連動して動いたのだ。

どうしてそんな真似が出来る・・・

 

戦術としてしっかりと仕込まれていたのだ。

決して容易なことではない。

 

そして騰本軍の突然の前進に対して

的確に合わせはめた・・・・・・洛亜完の視界の異様・・

 

洛亜完 お前は完全に戦場全体を

”浮観”して見ているなと。


そして隆国は奥にまだ

控えている遊軍がいることに気づき

ということはまだ次の動きがある・・・

としてさらに考察を続ける。

 

何だこれは・・・洛亜完を

うまく引きずりだしたと思ったが・・・

いつの間にか・・・いや一瞬で

はめられたのはこちらではと

疑いたくなる形になっている・・・

 

騰・・・洛亜完は目の前だが

お前は一度退がるべきではないか。

 

今ならまだ反転して力技で

隆国軍ここまで退がれるはず

何かこの戦況に不気味さを感じるぞと。

 

騰軍と三軍の分断に成功したのを

見て取った洛亜完は思う。

 

なりふり構わず後ろへ突破をはかり

隆国軍に合流することが

生き残れる最後の機会だぞ 騰。

 

・・・それはお前もわかっているだろうが

俺の姿を目にしている所から

退がる決断も難しかろう。

 

だが その判断の遅れは

全体の破滅・・・・・を招くぞと。

 

騰が動きを見せない中

動いたのは干央軍だった。

 

干央は錐形にて全力で

右方の壁に突撃をかけることで

騰軍に合流し騰を助けようと動く。

 

それを見た隆国は焦りを見せる。

待て!やめろ 干央!

錐形突撃は前に強いが横から弱いと。

 

その動きに気づいた洛亜完は

笑みを浮かべながら指示を飛ばす。

脇腹を穿てと。

 

止める間もなく干央軍へと襲い掛かる

洛亜完軍を見て隆国は

横に向かうお前をさらに横から刺すために

遊軍が置かれていたのだ・・・!と

洛亜完の狙いに気づいていた。

 

そしてさらに洛亜完軍の動きから

自分達が陥っている状況を理解する。

 

違う・・・これはただ騰を

孤立させただけではない。

 

左右の軍を個別撃破・・・・する形まで

組み込まれた戦術に

我らははめられている・・・!

 

そして隆国は改めて思う。

我らは・・・洛亜完を

甘く見過ぎたやも知れぬ・・・と。


一方その頃、博王谷が自ら前に出たことで

信は窮地に陥っていた。

 

博王谷とヨコヨコを相手に奮戦する

信だが二人の攻撃に対応しきれず

致命傷こそ受けていないものの

ヨコヨコの怪力をその身に受け

大きく吹き飛ばされてしまう。

 

飛信隊の者たちは

そんな隊長を助けるために動くも

先程よりも包囲は厚くなっており

信の元へ行くことも難しい状況だった。

 

博王谷はムダだと告げる。

包囲術は俺も洛亜完も

最も得意とするもの。

 

お前はもう逃げられぬ。

秦軍副将李信と。

 

それに対し信は敵の副将首が目の前にあって

誰が逃げるかと吠えるが

この状況が長くは続かないと

理解している博王谷とヨコヨコは

信の首を狙い兵達を差し向ける。

 

信は次々と襲い掛かってくる

韓兵に対し懸命に抗うものの長くは続かず

続け様に傷を負い倒れこんでしまう。

 

そんな信に対し博王谷が終わりだと告げ

止めとばかりに韓兵の槍が向けられた瞬間

渕の命を受けた田有達が割って入る。

 

窮地を救われた信は田有らに

・・・へっ早かったなと強がりつつ告げる。

さァ とっとと博王谷を討つぞ!と。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

前回の話で洛亜完と博王谷が

天才だったことは理解していたつもりでしたが

想定していたよりもさらに上みたいですね。

 

歴戦の将が揃っている騰軍を

ああも見事に翻弄するとは

韓の第一将は伊達じゃないなと。

 

そんな洛亜完に勝つためには

彼の想定を上回る動きを

見せる必要があるのは間違いないでしょうね。

 

それが出来るのは誰かと言われれば

騰と信の二人ではないかと。

 

騰は対応策を考えているのか

未だ動けずにいますが

このまま何もしないわけがないですし

信も田有たちが来たことで

ようやく反撃に移れると思いますしね。

 

騰はともかくとして

信というか飛信隊はなんだかんだ言って

最初敵にいいところを見せられつつも

それを覆すのが持ち味でもありますので

これからが本番かと。

 

ともあれ全てはここからどう動くのか

だと思いますので凶星と呼ばれる二将を相手に

騰と信がどう戦うのか楽しみです。

 

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