雑誌掲載最新話 しっぽと逆鱗

しっぽと逆鱗 最新 第13話 ネタバレ&感想 一人ではなく二人で

2026年7月8日発売の

週刊少年サンデー 32号に掲載された

しっぽと逆鱗 第13話

ネタバレ&感想になります。

 

diary13 二人で

内容ネタバレ

 

スーパーの盗難ベルが鳴ったことで

驚きのあまり猫に変わってしまったアラシ。

 

月子はそんなアラシを抱き上げるも

フードがずれオオカミの耳が露わになってしまい

さらには店員に声をかけられるという

絶体絶命の状況の中にいた。

 

月子に声をかけた女性店員二人は

万引きにしては小さい子だと思ったのか

怖がらせないように優しく声をかける。

 

お嬢ちゃん。間違えて

商品持って外でちゃったかな?と。

 

どうやら声をかけてきた女性は

店長だったらしく

もう一人の店員が店長に報告する。

 

店長、てか猫いますよ、猫。

なんかこの子耳もついてるし。

 

それを聞いた店長は緩い感じで

動物さんが好きなのね~

でも猫ちゃんはお店につれてきたら

駄目なのよ~と月子に説明する。

 

そしてもう一人の店員が

君、大人は一緒じゃないの?と口にしたところで

月子はこのままじゃマズイと思ったのか

これで!これでなんとか!おかねのちからで!と

店長に渡したのは先程拾ったガラスの欠片だった。

 

店長が渡されたガラスの欠片に目を向けた瞬間

月子は言葉をかける間もなく出て行ってしまい

残された店長は迷子かもしれないと考え

とりあえず警察に連絡することを決めるのだった。


一方その頃、仕事のため家に戻っていた深山に

桜井から月子たちがいなくなったとの連絡が。

 

まことに!まことに申し訳ありません!

担当のものが少し目を離した隙に

外に出たようです。

 

月子さんたちの身に何かあれば

私が腹を切ってわび・・・

 

そう口にしたところで深山から

居場所はわかるんだろ?と言われ

桜井は肯定する。

 

はい、嵐さんの鞄にはGPSがついているので

今は、高架下の駐車場に・・・と。

 

俺もすぐに行くと言いつつ

なんでまたスーパーなんかにと話す深山に

桜井は言葉を続ける。

 

数間さんにも連絡したのですが

嵐さんが連れ出したのだと思うと。

 

共有の許可をいただいているので

深山さんにも説明します。

 

数間さんは嵐さんの叔父にあたる方です。

実母による養育が困難となったため

弟である数間さんが引き取り

現在に至っていますと。

 

桜井から潜在発現個体はご存じですよね?

と聞かれた深山は自分の知っていることを話す。

 

人間同士の間に生まれた獣人のことだろ?

獣人は普通、獣人の親から生まれるが

たまに隔世遺伝みたいに人間同士からも生まれると。

 

桜井はそうですと肯定した上で説明に戻る。

現在、この国で獣人として

登録されているのは数千人程度。

数が少なく制度も未整備です。

 

そのため、特に人間から生まれた獣人は

親に持て余され、育児放棄に陥りやすい・・・

 

嵐さんもその一人です。

保護時は、数日間一人で生活していた状態でした。

 

そうした生育環境の影響からか

一人でなんでもやろうとするみたいで

今回も子供だけで買い物ができるように

なりたかったのだろうと・・・


その頃、スーパーを後にした月子とアラシは

高架下の駐車場にいた。

 

アラシもすでに人の姿に戻っており

項垂れるアラシに月子は声をかける。

 

あらしげんきだせ。

しおはだめだったけど

いのちはたすかったと。

 

その声を受けアラシは顔を真っ青にしながら

月子にじしゅすると言い出す。

 

しおにあなあけちゃったから

じしゅしないとけいさつにつかまると。

 

月子がじしゅと言うものが何なのかわからず

じしゅはなにする?と尋ねると

アラシはじしゅについて説明する。

 

じぶんでごめんなさいっていうの。

じぶんでいったらつみがかるくなると。

 

それを聞いた月子が

やったことはおなじなのに!?と驚愕し

そんなわざ・・・もっとはやくしりたかった・・・

と零すとアラシは顔を伏せながら語る。

 

アラシ、ししょーのコップもわった。

でも、かくした・・・だからおわびに

ししょーのやくにたちたかったのに。

 

なのに、アラシは、つみをかさねた・・・

こんなはんざいしゃ、ししょーはもう

いらないってゆう。

 

そう言って涙を浮かべるアラシに

月子は肩にポンと手を置きながら告げる。

それはちょっとおおげさとおもうけど・・・と。

 

月子の反応が予想外だったのか

アラシは顔を上げて尋ねる。

 

つきこはわるいことしたらせんせいに

すてられるかもっておもわないの?と。

 

そんなアラシの言葉を受け月子は真顔で返す。

みじんもおもわない・・・と。

 

だって、せんせいはつきこにあまいし・・・

と言う月子にアラシも負けじと数間のことを語る。

 

それはししょーもあまあまだけど!

でも!つきこのせんせいとちがうから!

ちゃんとしたおとなだから!と。

 

たしかにせんせいはちゃんとしてないと

アラシの言葉に同意しつつも月子は語る。

 

でも、せんせいはせんせいだから

つきこのせんせいだから、だいじょうぶとおもうと。

 

あらしのししょーはだいじょばない?と

逆に聞かれたアラシは母親のことを思い出していた。

 

ママ、いつ帰ってくる?

そう尋ねたアラシに対し母は言った。

嵐が一人でいい子にしてたらかなと。

 

わかった!と母の帰りを待っていた

アラシだが何日経っても母は戻ってこず・・・


その時の事を思い出したのか

暗い顔をしていたアラシだが

そこへ数間が姿を見せる。

 

捜したぞと声をかける数間を前に

アラシは別れる前に暗くなる前には戻ると

言われたことを思い出したのか

バツが悪そうに下を向きながら話す。

 

しおが・・・しおがなかったから

かわなきゃとおもったけど、かえなかった・・・

それに、おみせのやつにあなあけちゃった。

 

よんほんあしになっちゃったし

ビームでやられそうになった。

それに・・・ししょーのコップも、わったと。

 

言うべきことを言ったと思ったのか

アラシはしょぼくれながら

では、さようなら・・・とお別れの言葉を口にする。

 

いままでありがとうございました・・・

アラシはけいさつのおせわになります・・・と。

 

数間はそんなアラシに

待ちなさいと声をかける。

 

カップを割ったのは知っていた。

嵐はいつも何か失敗をすると隠そうとする。

 

猫は誇り高い動物だと聞いた。

知り合って日の浅い俺にそういう姿は

見せたくないんだろうと思った。

いずれ打ち明けてくれるのを待てばいいと・・・

 

だが、間違いだった。

先に言うべきことがあったようだ。

 

そう言ってアラシの前に膝をついた数間は

諭すように嵐に告げる。

 

いいか、嵐。

割れ物を素手で拾ったら手が切れて危ない。

そういう時は大人に頼るんだと。

 

アラシがてぶくろしてひろった。

ゴムのやつと話すと数間は

そうだった、嵐は天才だったと言い

笑みを浮かべながら語り掛ける。

 

でも今度は一緒にやらせてくれ。

二人でやろう。スーパーにも一緒に謝りに行こう。

一人でできなくていいんだと。

 

数間の言葉を受け、アラシはごめんなさい。

ししょーごめんなさいと泣きながら

数間の人差し指を握るのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

前回のラストの感じから

どういう展開になるのかと思ってましたが

結果として悪くなかったのではないかなと。

 

アラシと数間の関係も今回を経て

さらに良くなったと思いますし。

 

アラシも数間のことをこれまで以上に

慕うことになるのは間違いないでしょうね。

 

それにしても今回アラシが

どういう経緯で数間と暮らすことになったのか

明らかになりましたが

正直なんていったらいいか・・・

 

言ってみればアラシは母親から

ネグレクトを受けていたわけですが

そうなるのもわからんではないなと。

 

もちろん子供の立場からすれば

命の危機もあり得るわけですし

とんでもないことだと思いますが

正直一方的に母親を責めることは難しい。

 

ただでさえ人間と言うのは

異物を嫌がるというか敬遠しますからね。

 

いくら潜在発現個体という現象が

実際にあると知っていたとしても

自分の子供が獣人として生まれたのは

かなりショックだったろうなと。

 

もちろんそれでも自分の子供ですし

愛そうと思っていたとは思いますが

人間社会の中で育てるのは大変で

どんどん擦り切れていっちゃったんでしょうね。

 

もっと獣人の数が多くて

寛容な社会だったら違ったんでしょうけど

そうじゃないわけですし・・・

 

回想の中で父親に関して語られなかったので

あくまで私見ではありますが

恐らく亡くなっているかアラシが生まれた際に

自分の子供ではないと考えて離婚したのかも。

 

なんにしてもこの国で獣人として

登録されているのは数千人程度とのこと。

 

この国の総人口がどれほどなのかはわかりませんが

仮に一億くらいと想定した場合

思っていた以上に獣人の数が少ないことから

この世界で獣人が暮らすのは

かなり厳しいものがありそうです。

 

そんな中で月子も先生も暮らしていくわけですから

苦労するのは間違いないと思いますが

少しでも穏やかな生活を送れればと願うばかりです。

 

とりあえず次回は巻頭カラーとのことですが

巻末予告に別れの時が刻一刻と近づく――

とありましたので月子とアラシの別れの回になるかと。

 

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