第13話 ああ降ろう、血
内容ネタバレ
琲世の発案により瓜江を除いたメンバーは女装して
ナッツクラッカーが最近出没するクラブに足を運んでいた。
一人だけ明らかに女装が似合っていない不知はブチブチと文句を言いながらも
琲世にこの間の失敗を取り返すことを引き合いに出され渋々受け入れることに。
この女装は囮捜査をするためのもので琲世によるとナッツクラッカーが集める
食材リストと呼ばれるものの中には極端に難度が高いものもあれば容易なものもあるらしく
10代から20代も女性をオークションの前座として集めているがナッツクラッカーは
与えられたノルマにはまだ届いていないらしく、バイトと称して集めているとのことで・・・。
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ナッツクラッカーがある女性にバイトに来ないかと誘っている場面を目撃する琲世。
それを見てここであの人が付いていったらナッツクラッカーが場所を変えてしまうかもしれないと
考えていた琲世に一緒に行動していた不知は才子のことについて聞かれ・・・。
琲世は不知に彼女がどういう経緯でこの仕事に説明することに。
それによると才子の母親は兄妹を連れて旦那さんの家を出たがうまくいかず
二人は学費の安いCCGのアカデミーへと入れられたが本人には捜査官になる気がないため
学業も実技も散々な有様だったとのこと。
そんな状態のまま進路を決める時期に行われたQs施術適正テストで才子はダントツの適正アリ。
そしてこの施術を行うことにより補償金が出ることを知った母親は危険性があるのにもかかわらず
即座に同意したとのことだった。
そうした背景があって琲世は自分が彼女にこれ以上押し付けるのはどうかなと考えてしまったことを語り
不知も酷い親だと理解するもののそれでもあの家にいる以上仕事はしなくちゃいけないと言い
そんな母親とは縁を切ってしまえばいいと言いながらも琲世が自分たちとは違い
親がいるいないとかではなく何もわからないのは怖いと内心思っていた。
そんなことを考えてながら琲世と話していると
ナッツクラッカーにテンション高い感じで話しかける六月の姿が。
その様子に慌てる二人の下に才子が現れ六月が酒を飲んで酔っ払っていると聞かされ・・・。
その後ナッツクラッカーと話し終ったのか真っ直ぐに琲世のもとへ来た六月は
自分がバイトに誘われたと報告すると琲世を残し三人で踊りに行ってしまう。
その様子を笑顔で見守る琲世を発見したニコとロマは
彼がウワサになっている琲世で見た目がカネキと同じだと話していた。
カネキに並々ならぬ興味を覚えていたロマはカネキは悲劇のなかもがき苦しむ姿が美しいのであって
今の幸せそうな面が気に入らないらしく・・・。
そしてニコもまた琲世に対して何か思っているようで今度のオークションでは
なかなか面白いものが見られそうだと呟いていた。
そして次の日、和修政准特等捜査官に呼び出された琲世と鈴屋は・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回女装と言っていましたので女装することになるんだろうなと思っていたものの
思いのほか琲世が似合ってましたね(笑)
才子と六月は元々女性なこともあり似合って当然でしたが
それに負けないくらいだったのではないかと。
ただ、不知は流石にちょっと・・・って感じでしたが。
まあ、それはそれとして今回カネキの人生を壊したピエロの一員である
ニコとロマが登場しましたがあんまり大きな変化はなさそうですね。
相変わらずロマはカネキ大好きのようですしニコも相変わらずキモイですしね。
ただピエロはリゼとカネキの件でもそうですがなにが目的なのかわからない部分があるので
彼らがこの先琲世たちに関わってくるならばおそらく状況がかなり悪化することになるのは
ほぼ間違いないかと。
それにしても琲世と什造が会議室に呼ばれていたようですが
あの和修政准特等捜査官ってやっぱりCCGでもかなりの権力を持っている
あの和修の一族なんでしょうか?
前作含め今まで出てきたのは総議長を務める和修常吉と
その息子である和修吉時でしたが和修政は年齢的に吉時の弟なんでしょうか?
他にも親戚筋の可能性もありますがどちらにしてもエリートっぽい印象でした。
次回の展開についてですがもう間もなくオークションが行われるということで
それに向けて事態が進展していくかと。
ナッツクラッカーのバイト先に潜入することも考えられますし
ニコとロマがどう動くのかも気になるところですしね。
それとそろそろ瓜江くんも施術を終えて戻ってくるのではないかと思いますので
彼がどう変わったのかも気になるところですのでなかなか楽しみな回になるのではないかと
色々期待しています。