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ヒストリエ 最新 96話 内容ネタバレ&感想 破局

6月25日発売のアフタヌーン 8月号に連載されている

ヒストリエ 96話のネタバレ&感想になります。

 
第96話 王の左腕・2

内容ネタバレ

 
ようやく戦いが終わりエウメネスはアッタロスに

お互いに無事であったことを喜びつつ折り入って話しがあるとして

エウリュディケとのことを相談しようとするが

アッタロスは何故か内容も聞かないままにペラに戻ってから聞くと言い去っていってしまう。

 
その対応になにやら納得しないものがあったエウメネスだったが

その後マケドニア軍はペラに帰陣し

改めてアッタロスに話をしに行くと返って来たのは

エウリュディケのことはあきらめてくれとの謝罪の言葉だった・・・。

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アッタロスは本当はエウメネスとエウリュディケを娶せ

アッタロス家を継いでもらおうとさえ考えていた事を伝えつつも

これ以上の誉はなくエウメネスには別の形でその恩に報いることを約束するが

当のエウメネスは特に表情も変えず無表情のままだった。

 
そしてエウメネスはそれよりもエウリュディケの気持ちはどうなんだと問いかけるが

アッタロスは女の気持ちなど関係ないと一蹴。

 
それを聞いたエウメネスはすぐさま立ち上がりその場を後にしようとするが

アッタロスはそんな彼に対しそのかわりと言っては何だがお前は”王の左腕”に選ばれらしいと伝え

少し目線を他に向けながらそれについては大いに賛成だと述べるのだった。

 
アッタロス邸を辞したエウメネスはその足で

エウリュディケのもとへ行き、直に第7王妃になることを聞いていた。

 
エウリュディケはそれを認めた上であなたには申し訳ないと語り

エウメネスはきみの気持ちはどうなんだと問いかけるが

彼女もまたアッタロスと同様に女の気持ちは関係ないと答えていた。

 
エウメネスはその話に納得できずエウリュディケの気持ちを変えようとするが

エウリュディケはそんなエウメネスに口づけすると

笑顔を見せて「じゃね」と声をかけて家に入っていってしまう。

 
残されたエウメネスはしばらくその場を動かずにいたが

エウリュディケがもう決めたのだと言う事を理解してその場を去り

そして彼女もまた彼から見えない物陰で一人涙を流すのだった・・・。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
正直なんて言ったらいいかわからないほどに切ない回でしたが

こればっかりは仕方がないと諦めるほかないかなと。

 
もしエウリュディケが断りエウメネスのもとへ走るならば

二人揃って殺されてもおかしくないわけですし

アッタロス家も無くなっていた可能性もありますしね。

 
この時代というか王政でなおかつとてつもない権力者である王の要求を

拒むことなんてまず不可能でしょうし

納得はいかないでしょうが反攻するだけ無駄だと言う事なんでしょうね。

 
なんにしても一番悪いのはどう考えてもフィリッポスなのは明白ですが

会わせてしまったことを嘆くしかないかなと。

 
史実的にエウリュディケが王妃になることは分かっていましたが

二人の気持ちを考えるとなんとも切ないものです。

 
それに王妃になって子供を何人か産む事になるわけですが

その後の人生はとても幸せとはおもえない人生を歩むことになるだけに

なおさら切ないですね・・・。

 
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