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ヒストリエ 最新 111話 内容ネタバレ&感想 王の頼みと地球の模型

2020年5月25日発売のアフタヌーン 2020年7月号に連載されている

ヒストリエ 111話のネタバレ&感想になります。

 

第111話 前夜・2

内容ネタバレ

 

フィリッポス王から生まれた王子を

14年間見守ってくれと頼まれたエウメネス。

 

アレクサンドロスがミエザの学園で

「父の後を自分がしっかりと受け継ぎマケドニア王国を率いていく」と

はっきり宣言したのが14歳の時のことらしく

フィリッポス王は王家に生まれたからと言って

人にはそれぞれ資質適性というものがあるだろうと語る。

 

生まれた王子についてもある程度まで育ってみねばわからず

14あたりでもう一度適性を判断したいと思うと。


フィリッポスは自分とアレクサンドロスは

近々ペルシア征討に立つとして

先進軍と合流し遠征は何年に及ぶかわからんが

お前はこなくてよいと告げる。

 

その代わり生まれた子どもたちとエウリュディケ・・・

そのそばにいてやってほしいと語る。

 

昨年の事(毒殺未遂)もあり

わしらの留守中不届きな事を考える輩が

現れんとも限らんと。

 

それすらもどうしても嫌だというのであれば

もう・・・無理にとは言わんと引き下がるようで

それは以前エウメネスから最低!と言われたことが

かなり堪えているようだった。

 

んな事言いましたっけ?と惚けつつも

エウメネスは1つだけ確認させてくださいと言い

次の王位はアレクサンドロス王太子と言うことで

間違いないかと尋ねる。

 

そしてフィリッポスの口からそれは動かんと聞くと

お生まれのフィリッポス王子が健やかに14歳になられ

成人したとしてもその時にアレクサンドロス様が元気ならば

変なことは起きませんよね?と。

 

フィリッポスは未来の事についての断言はむずかしいと言いつつも

アレクサンドロスについて「器」だとして

得難い資質だと思っていると語る。

 

これは王家の家臣誰もが認めていることであり

遠征中にヤツはさらに成長し

申し分のない後継者になるだろうと。

 

そう言った上でフィリッポスは

我が王家は代々突然の不測の事態に

見舞われる歴史があるのも事実だとして

もしも何かあった時の為にお前にフィリッポス王子

つまり第7王妃の味方であって欲しいと頼むのだった。

 

エウメネスは明らかに乗り気ではない様子でありながらも

フィリッポスの頼みを聞き入れアリストテレスと共に

その場を後にしようとするが

部屋を出る際にフィリッポスから14年後

お前は何歳になっているのかなと尋ねられることに。

 

エウメネスは39・・・ないし40歳だと答え

フィリッポスはわしは60歳だとして先の事に想い馳せつつも

”王の左腕”の噂の事はとりあえず忘れていいと告げるのだった。


エウメネスはアリストテレスと共に町を眺めながら

あの部屋にあった”地球”の模型の事を思い出し

また作ったんですねと尋ねていた。

 

エウメネスはあの模型を見て

先生は王家の後継がどうのなんて話

全く関心がないと思っていたが

そうでもないみたいことに気づいたようで

アリストテレスは私は答えが知りたいと語る。

 

いや・・・この世界が1つになった方が良いのか

それともむしろバラバラのままが良いのか見て見たい

あの王の力ならある種の答えが見られるのではないかと。

 

エウメネスはその事について何も答えることはなく

前にアジアの砂浜で見せてもらった模型は

まだ存在しているのだろうかと考えていた。

 

アリストテレスもその所在はわからないようで

エウネメスはあの時近くにいた誰かが

拾って持ってたりしてなんてことを思っていたが

その時の模型は今アジア側ペルシア軍の駐留都市にいる

バルシネのもとにあるようで・・・。

 

その後エウメネスと別れたアリストテレスは

弟子と共に町中の宿へと戻る道中ある男と再会することに。

 

その男の名はアルケノル。

アルケノルは先生が私をお呼びになったのではありませんか?と話すが

アリストテレスには全く覚えが無かった。

 

アルケノルは少し早かったのかな・・・と零しつつ

しばらく私はこの町に逗留してますのでご用の際にはと

その場で別れることに。

 

しかし残されたアリストテレスの表情は硬く

あまりの様子に弟子も心配するほどだった。

 

どうやらレスボス島での事が関係しているようで

アリストテレスは弟子にあの男何歳くらいに見えた?と尋ねる。

 

弟子は40半ばだと答えるが

アリストテレス曰く70歳過ぎの老人とのことで

ご冗談を笑う弟子をよそに

アリストテレスは硬い表情で警戒を強めるのだった。

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

結局引き受けてしまうことになったわけですが

まあ、なんだかんだいってそうなるだろうなと

思ってました(苦笑)

 

王からの頼みと言うのもそうですが

一度は情を交わしたエウリュディケを

そう簡単に切れないだろうなと。

 

それはともかくとして

随分久々にバルシネが出てきましたね。

 

正直あまりにも期間が空いたこともあって

コミックスを読み直さないと名前が出てこなかったですが

おそらくあっているはず(苦笑)

 

確か彼女とはアリストテレスが

ペルシア帝国から追われている頃ですので

おそらくコミックス4巻くらい?

 

4巻が刊行されたのは12、3年前くらいですので

そりゃ名前くらい忘れるはずです。

 

というより改めて思いましたが

この作品まだコミックスにして11巻そこそこなのに

開始からもう16年くらい経ってるんですね・・・。

 

まあ、月刊誌でさらに隔月連載ですから

ある意味仕方ない部分もあるんですが

これも長期連載ということになるんでしょうか?

 

なんにしてもここ最近の流れからいって

一気に物語が動くことになりそうですので

とりあえずアルケノルが何者なのかも含めて

次回どうなるのか楽しみです。

 

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