雑誌掲載最新話 ヒストリエ

ヒストリエ 最新 123話 内容ネタバレ&感想 最期の逢瀬

2022年6月24日発売の

アフタヌーン 2022年8月号で

隔月連載中のヒストリエ 123話

ネタバレ&感想になります。

 

第123話 王宮の外・5

内容ネタバレ

 

エウリュディケの前に立った

エウメネスだが彼女の身体に

槍が突き刺さっているのに気づく。

 

エウメネスはすぐさま兵士の腕ごと

槍を斬り飛ばすが

刺されていたエウリュディケは

もう体を動かす力もないのか

その場に倒れ込んでいた。

 

そして返す刀で兵士の首を斬った

エウメネスに対し他の兵士達も

ようやく状況を理解したのか

剣を向けるが瞬く間に

その全てが斬り伏せられ・・・。


兵士を始末したエウメネスは

エウリュディケに駆け寄るが

深く刺さった槍を見て

言葉をかけられずにいた。

 

そうした中、エウリュディケは

地面しか見えないと

体を起こして欲しいと頼み

エウメネスは彼女を抱き起す。

 

エウリュディケは己の身を貫く

槍の穂先を見ながら

槍は・・・触らないでと呟く。

 

今ちょうど・・・痛くも

何とも・・・ないから・・・と。

 

そして赤子に目を向け

エウメネスに語り掛ける。

 

その子はね いずれ・・・

王になるの・・・と。

 

その事を伝えたエウリュディケは

エウメネスに体を預け呟く。

 

・・・旅に・・・

行けるといいねえ・・・と。

 

その言葉にエウメネスは

いいよ 行く?と返すが

エウリュディケは笑みを浮かべ断る。

 

でも私は・・・

エウロパのそばに・・・

行ってあげないと・・・と。

 

エウメネスはそんな彼女に

じゃあ・・・次の機会に話し

エウリュディケは嬉しそうに

うん・・・と笑みを浮かべ

その命を終えるのだった。

 

エウメネスはエウリュディケに

刺さった槍を引き抜く。

 

抜くぜ?

もう痛くも苦しくも・・・

ないな・・・?と。

 

そして自分の腕の中で

逝ったエウリュディケが

安らかな表情を浮かべているのを見て

エウメネスは涙を流し

ただその身を抱きしめるのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

前回に引き続き

エウメネス無双回でしたが

エウリュディケはやっぱり

助からなかったようですね・・・。

 

その最期を看取ったのが

エウメネスと言うのが

何とも言えないところ。

 

もちろんエウメネスだったからこそ

エウリュディケは最期安らかな顔で

逝けたんだろうとは思いますが

正直見ていられなかったです・・・。

 

特にラストのエウメネスが

涙を流すシーンなんて

めっちゃ感情移入しちゃいましたし。

 

ただまあ、エウメネスでなければ

幼い王子の未来も

託せなかったでしょうし

ああも安らかには逝けなかったのは

間違いないかと。

 

なんにしてもあの状況で

幼い王子の事を聞いた以上

エウメネスは王子を守るために

動くことになるでしょうね。

 

フィリッポスにも同じような事を

頼まれていましたし

そうするのは決まっていたのかも。

 

ともあれその道は決して

楽ではない以上

エウメネスにとっては

かなりの正念場になるでしょうね。

 

これまでエウメネスと

オリュンピアスはそれほど

接点はなかったですが

今回のことで敵対するのは

間違いないかと。

 

その結果どういう流れになるかは

まだわかりませんが

エウリュディケの予言を

成就させるためにも

頑張ってほしいものです。

 

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