ネタバレはあくまでも詳しくなりすぎず
流れを理解できるくらいの内容となっておりますので
詳細が知りたい方はいずれ出るDVDやBDを購入することをオススメします!
第2話 あかり/橋の向こう
内容ネタバレ
<Chapter.2 河沿いの町(承前)>
零の帰りを待ち構えていたのは子供の頃から幾度となく対局してきた
終生のライバルを自称する二海堂晴信だった。
二海堂は零と対局するのが余程待ち遠しかったようで
ようやく相見えることの喜びと共にキリリとした表情でやって来た上に
何故か零の部屋に上がり込みなし崩し的に泊まることに・・・。
<Chapter.3 あかり>
あくる日、零はNHK杯(MHKかも)予選の対局の為、いつものように川の傍を通り
電車に乗って対局場所である千駄ヶ谷へ。
将棋会館へ行く前に近くの鳩森八幡神社へと足を運んだ零は
そこで今日の対戦相手である松本一砂五段が
自分との対局に勝ってTV中継されますようにと神頼みしている場面に遭遇してしまう。
前々からの知り合いだったのか軽く絡まれ
舞台は将棋会館へと移り二人の対局が始まったがその結果は
一砂の意気込みも空しく・・・。
零に負けてどんよりと落ち込む一砂を前に隣で対局していた
彼と仲が良い三角龍雪六段、通称スミスから
一砂がこれほどまでに勝ちたかった理由について聞かされることに。
その後、落ち込む一砂を元気づけるためスミスの提案で
あかりの働くスナックへと足を運ぶことに。
家にいるときとまるで違うあかりを見て零は全然違う人みたいだという印象を受けるが
そんな事もなくあかりに接客された一砂は一気に元気になっていた。
そんなあかりと初めて会ったのは零が先輩に無理矢理飲まされ
店の前に置き去りにされ蹲っている時のことだった。
蹲る零を介抱したあかりは零が近所に住んでいることを聞き
肩を貸しそのまま自分の家へ。
翌朝目を覚ますと零はあの居間にいた。
初めてなのに何故か懐かしいあの古い家に・・・
これがボクとあの三姉妹との出会いだった。
そしてあかりに煽てられるままに調子づいた一砂は
いつのまにか奢らされることに。
ここにいるあかりはいつものあかりとは違うが
でもどっちもとてもきれいだと零は思うのだった。
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<Chapter.4 橋の向こう>
セミの鳴き声が響く中、零は家の冷蔵庫に何も食べるものがないことに気づき
橋を渡ってあかり達が住む三月町にあるスーパーへと足を運ぶことに。
店内に入った零は入り口の近くにあるお盆用品を見て
今がお盆の季節である事に気づく。
そうしてカップめんや菓子パンをカゴに入れていると
そこへモモがやってきて三姉妹と鉢合わせし
あかりにめざとく買った物を確認され
食べにおいでと言っているのに来ない事を責められてしまうことに。
焦った零はすぐさま弁解しようとするが
突然おひとりさま三点のそうめんを持たされ
今日は唐揚げだというあかりに誘われるまま家へとお邪魔することに。
迎え火を行なったその日の夕げは何も思い出話もなく進んでいった。
零はきっとまだ傷が生のまま乾かずにこの家に横たわっているのだと気づき
自分の時はどうだったのか思い出そうとするが何も思い出せなかった。
そして家を後にする際にあかりから送り盆だから
月曜の対局が終わったらまたおいでと儚げな表情で誘われ
持たされたご飯と唐揚げを手に自宅へと戻る零。
その帰り道、風の強い橋の上、お腹に抱えた弁当が
まるで小さな生き物のようにあったかかった・・・。
感想
といった感じで終わった第1話ですが
のっけから登場した二海堂が漫画と変わらずいい味出してましたね。
声も違和感感じませんでしたし、
あのむちっとした感じとキリリとした感じを敢えて表現したのは
かなり良かったのではないかと。
二海堂はこれから先も棋士の中で1,2を争う位に登場するキャラなだけに
心配なところがありましたが何の文句もありませんね。
そして新たに登場した先輩棋士二人についてですが
一砂くんはまあ予想通りというか良い意味で全く問題ない感じでしたが
スミスに関しては声カッコ良すぎません?
別にそれが不満という訳じゃないんですが
正直ちょっと良い意味で裏切られた感じです。
スミス役の声優さんは杉田智和さんという中堅かベテラン寄りの
かなりキャリアがある声優さんみたいですが
最近では銀魂の坂田銀時や暗殺教室の烏丸、テラフォの蛭間一郎役などなど。
調べて見て正直このレベルの方がスミス役ってちょっともったいないんじゃないかと
思わなくもないですがスミスの役どころは漫画を読む限り結構難しいそうな部分もあるので
このくらいのレベルの方でないと務まらないのかも。
それにしても今回はあかりさんとの話しがメインとなった回でしたが
なんていうか感情を込めて声がつくといいですよね。
なに言ってんだコイツ?と思われるかもしれませんが
あかりさんって楽しそうな大人っぽい感じだけでなく
寂し気な感じだったり儚げだったり色々難しいキャラなのは間違いなく
今まではそれをこちらで勝手に変換?していましたが
それが声優さんの声でその時の感情ごと耳に入ってくるのは良いものだなと。
それがアニメだと言われるとそれまでではあるんですが
これまで何十、何百回と読んできたシーンが
ああいう風になるのはなかなか感慨深いものがあります。
特にそれがメインキャラクターならばなおさらですね。
とまあ、それに関しては次回以降も色々思うところがあるんだろうと思いますが
とりあえず予告で次回は二海堂についての話がメインとなるとのこと。
今回は二海堂の出ているシーンは初めの五分くらいでしたが
次回はもっと深く掘り下げる回になりますので
子供の頃の二人のシーンがどんな感じでアニメ化されるのかちょっと楽しみです。
話しは変わりますが次回の放送は通常よりも25分遅れて
23:25からスタートとのことです。
最近の機器で録画するなら問題ないでしょうけど
ちょっと前のもので録画する方はお間違えの無いように!
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