ヴィンランド・サガ 133話のネタバレ&感想になります。
第133話 バルト海戦役⑨
内容ネタバレ
ヴァグン本陣にトルケルが急襲した頃、
その黒幕であるフローキは孫のバルドルと共に釣りをしていた。
周りに護衛の為の兵士が大勢いることから落ち着かない様子のバルドルだが
そんな彼にも自身の命が狙われていることについて気づいていた。
今日にもヴァグンのもとへ到着するとの報せを受けたフローキは
団長になりたくないというバルドルに対しため息を吐きながらも
10年後お前は感謝するだろうと不敵な笑みを浮かべるのだった。
スポンサーリンク
トルケルが襲来したことでその対応に騒がしくなる中
トルフィンは自身を安全な場所へと移そうと迎えに来た兵士を気絶させ
ちょうどいいとばかりにヒルドと共に逃げる準備を始めていた。
そして急襲したトルケルは久しぶりのおマツリなんだとして
ヴァグンたちが慌てて戦準備を整え終わるのを酒を飲みながら待っていた。
そんな風にくつろぐフローキのもとにやってきたシグルドが奴隷の身でありながら
自分も戦わせてほしいと処分覚悟で直談判したところ
その熱意を感じたのか彼の気まぐれで共に戦うことを許可されることに。
一方、体勢を整えつつある艦隊を見ながら自身の準備を進めるヴァグンは
急襲してきたのにも拘らず動きを見せない様子を見て
今日ヤツは海戦を楽しみたいのだと考え、楽しげな様子で受けて立とうと決意していた。
そうした中、ヴァグンは近くにいた兵士が自身の部下のものではない事に気づき
巨大な槌で攻撃を仕掛けるがあっさりと躱されてしまうことに。
その間者の男はヴァグンを全く脅威に感じていないようで
馬鹿にするような態度を取りながら被っていたヘルムを外すが
その正体はフローキ配下の人喰い犬・ガルムだった。
ガルムはトルフィンが目的だったようで
その行方を知っていると思われるヴァグンに
どこに行ったのか問いかけるが・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ヴァグンには可哀想ですが
トルケルは相変わらずと言った感じでしたね。
ある意味その行動の全てがわかりやすくもあるんですが
そこにフローキが暗躍するとめちゃくちゃ厄介以外の何者ではないですね。
おそらくガルムがヴァグンを奇襲したのもトルケルの意図するものではないでしょうし
有効なのはわかるんですがあれだけ楽しみにしているトルケルにバレたら
下手するとヴァグンに付く可能性もありそうな気がします。
別にトルケルとしてみたらどっちでも面白ければいいと考えるでしょうし
お目付け役のウルフが止めなければそうなるかも。
それにしても相変わらず舐めた感じのガルムですが
ぶっちゃけどれくらい強いのか気になるところですね。
なんとなくトルフィンがあのまま団にいたらああなったかも知れないとは思いつつも
実際に剣を交えたわけではないですし。
もちろんあれだけ舐めた態度を取れる以上ある程度強いのは確かですが・・・。
まあ、なんだかんだでどういう展開になったとしても
おそらくトルフィンとガルムは戦うことになるとは思いますので
その際に明らかになるとは思いますけどね。
ぶっちゃけ私的にガルムはあんまり好きじゃないので
出来ればトルフィンに圧倒してもらいたいところではあるんですが
こればっかりは実際に戦ってみないとなんともいえないかなと。
なんにしても次回はいきなり王手が掛かったに等しい状況で
ヴァグンがどう動くのか、そしてトルケルは?という感じになると思いますので
少しでも面白い展開になればいいなと願ってます。
流石にあのままヴァグン終了はちょっとないわ~って感じですし。
第132話へ