2020年8月25日発売のアフタヌーン 2020年10月号に連載されている
ヴィンランド・サガ 175話のネタバレ&感想になります。
第175話 西方航路⑨
内容ネタバレ
アイスランドに長い冬が訪れ・・・そして春
西方航路を長く閉ざしていた流氷が消える頃
トルフィン達は出航の準備に取り掛かっていた。
そうした中、エイナルは大事そうに
何かが入った箱を運び入れる。
その箱の中には”女神”が入っているらしく
壊れ物扱いで慎重に取り扱われていた。
コーデリアはユルヴァ達が作った女物の服を
プレゼントされたことで感激し
涙を流しながらユルヴァを抱きしめる場面もあったが
準備は順調に進んでいた。
そして最後にやってきたイ―ヴァル達だが
剣を持っていないか改めて確認されるも
その確認はかなりあっさりだった。
イ―ヴァルはこういうところが駄目なんだと舌打ちしつつ
隠す必要なかったなと物陰に隠した武器を船へと持ち込み・・・。
そんな事があるとは露知らず
トルフィンは船に乗る皆に声をかける。
その表情は明るく準備が整ったのを確認すると
「じゃあぼちぼち行きましょうか、ヴィンランド」と
思わずグズリーズがすっごいカルい!?と零す程
あっさりした様子で出発を告げる。
そんなトルフィンの雰囲気につられてか
船に乗る皆も笑顔を見せており
トルフィンもヴィンランドを
楽しい国にしましょうねと笑みを見せていた。
そしてカルリの出発の号令と共に
皆に見送られながらアイスランドを出航する。
出航した船の帆先でトルフィンは
先程皆に見せていた表情とは打って変わって
決意に満ちた表情を浮かべ
これから向かう先へと目を向けるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ついにヴィンランドへ!って感じでしたが
とりあえずイ―ヴァルは要注意ですね。
イ―ヴァルがおとなしく武器を置いて来るとは思ってなかったので
やっぱり・・・と言う感じですが
持ってこないでくれと言われて了承したのに
持ってきたのは問題な気がします。
ただでさえ安全とは言い難い船旅なのに
船団のリーダーであるトルフィンの
言った事を守れなかったわけですから
私的には船から降ろされても文句は言えないかなと。
流石にトルフィンはそこまでしないとは思いますが
これが後々どういう影響をもたらすのか
わからないだけに不安です。
なんにしてもようやく出航したわけですので
ヴィンランドまでいくつ港を中継するかはわかりませんが
なんとか無事に辿り着いてほしいものです。
それはそれとしてエイナルが運んでいた箱ですが
中身がめっちゃ気になる。
なんでも壊れ物扱いとのことですので
かなり大事な物なのは間違いないんですが
一体中身は何なんでしょうね?
海の男が験を担ぐのはよく聞く話ですが
彼らの守り神にして”女神”とのことですので
いずれその中身が明らかに来る時が楽しみです。
それと次回についてですが
予告で次号は休載とのことですので
続きはおそらく12月号になるかと。