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テラフォーマーズ 漫画最新 #32(205話) ネタバレ&感想 戦争勃発

12月1日発売の週刊ヤングジャンプ 2017年1号に連載されている

テラフォーマーズ #32(205話)のネタバレ&感想になります。

 
#32 THE OBRIGATED FOR MAKING SURE COSMOS 正義の責務

内容ネタバレ

 
<祈る者>が爆発に巻き込まれ生死不明となってしまったことで

蛭間たちはせねて<祈る者>の死体だけでも見つからないかと考えながら

このままでは”始まってしまう”と危機感を募らせていた。

 
元々様々な国や機関、資本が入り乱れ不安定ながらも何とかバランスを保っていた

”アネックス計画”は”ザ・セカンド”と呼ばれる彼の存在が明らかになったことで

一気に浮足立ち、その出発すら早めた。

 
”膝丸燈”は人工的に造られた存在であり

”モザイク・オーガンを遺伝させる方法”はあるのだと。

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それを見つけたのは一警護の取締役を務めている蛭間二郎であり

彼がそれを知ったのは朝太郎が彼との話の中で燈の存在に触れてしまったからだった。

 
朝太郎は自分の一言が原因で燈の存在を明かしてしまったことを悔いており

せめてもの償いのつもりでこうすると決めていたが

こんな責任の取り方しか出来ない自分を情けなく思っていた。

 
そしてTVではなおも<祈る者>の喋る録画された映像が流れており

人間にもゴキブリにも状況が変わっていない様に見えていたが

突然映像の<祈る者>が蛭間一郎と膝丸燈の写真パネルを出したことで

それを見ていた人達が困惑させられる事態に。

 
そんなことが起こっている頃、アメリカで保護されていた燈たちは

アメリカがどういうつもりなのかと話していた。

 
日向は”助けは呼べなかった”のにあの人工島に何故助けに来てくれたのか気になっていたらしく

その答えはアメリカが”勝手に来た”からではないかと考えていた。

 
それはアメリカが7世紀前の”IT革命”以降何の革命も無く

火星でもサンプルは持ち帰れたのに思ったより利益が出せなかった事に

焦っていたからではないかと・・・。

 
そしてじりじりと迫ってくる衛星写真を前に日本国民は

焦るをすっぽかして何かを悟り始めていた。

もしかして大丈夫じゃないんじゃないかということを。

 
あって当たり前だと思っていた”自分たちの住む場所”が消滅するかもしれない事態を前に

最後の相手は宇宙人かと妙に納得し変に誇らしくもあったが

そんな中、突然日本上空を地を這うようなミサイルが通過し

迫るテラフォーマーの軍勢に対し襲い掛かっていた。

 
そのミサイルは「今日こそが我々人類にとっての独立記念日である」と共通語での宣言と共に

中国の山壌とアメリカ軍台湾基地から発射されたものだった。

 
ラルフはアメリカの体力がついに尽きてしまったことで限界を迎えてしまい

今日テラフォーマーが来なかったらアメリカVS中国で早晩始まっていただろうとして

テラフォーマーが来てくれて本当に良かったと安堵していた。

 
強制的に需要を造りだし技術は進み上手くすれば農地そのものが手に入る

究極の”ちゃぶ台返し”であり”最後の手段”、”ピラミッド建設”に次ぐ人類最古の公共事業である

”戦争”がついにアメリカと中国を中心とした合同作戦により勃発するのだった。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
今回のあらすじに関してですが正直視点がコロコロ変わっているためか

誰が発した言葉なのかちょっと自信が持てない部分が多々ありましたので

ちょっと文法的におかしい部分がありますがあしからず。

 
とりあえず今回の話の要点としては

アメリカと中国が組んでテラフォーマーを相手に戦争を仕掛けた

という部分だけ理解すればいいかなと。

 
正直アメリカの体力どうこういわれてもよく分かりませんし

中国がどう考えているのかもイマイチわかりませんが

とりあえず日本対テラフォーマーではなく世界対テラフォーマーになったと言う事でしょうか。

 
まあ、一郎としてみればそれを避けるために

<祈る者>を捕えるなりして侵攻してくるテラフォーマーをどうにかしようと考えていたわけですから

外からのミサイルが着弾した際に舌打ちしたのもわかる気がします。

 
というより日本の総理としてはこの戦いがどう考えても日本の国土で行われて

さらに国民が犠牲になることを出来る限り避けたかったのが理由ではないかと。

他にも他国、特に中国やローマが信用できないという部分もあるでしょうけどね。

 
とにもかくにもそれぞれ国として色々思惑があってのことで

正直テラフォーマーを前にそれでいいのかと思わなくもありませんが

まあ、そんなもんだと諦めるしかないでしょうね。

 
それはそうと今回朝太郎の爆発に巻き込まれた

<祈る者>の腕らしきものが飛んでましたが

実際の所あれで本当に死んだのかどうかちょっと微妙な気がします。

 
もちろんかなりのダメージを受けて吹き飛んでいることは間違いないと思いますが

実際に遺体を見ていない以上イマイチ信用できない感じです。

なんかそのうち傷だらけでひょっこり現れそうな気も・・・。

 
朝太郎が自爆覚悟でやったことですから報われて欲しいと思いつつも

やっぱり燈に倒してもらいたいという気持ちがあるのも間違いないので

私としては可能性が低いとしても未だ生存していることに賭けようかなと。

朝太郎には悪いですがそれはそれで面白そうな気がしますし。

 
何にしても次回からは大規模な戦争となるのは間違いないので

どんな戦いになるのか期待したいですね。

 
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