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テラフォーマーズ 漫画最新 #38(211話) ネタバレ&感想 サムライソードvs武士型

2017年2月16日発売の週刊ヤングジャンプ 12号に連載されている

テラフォーマーズ #38(211話)のネタバレ&感想になります。

 
#38 SOFT AND HARD 鉄のハート

内容ネタバレ

 
風邪村一樹の矢は放たれるごとに一体、また一体と

空を飛ぶゴキブリを撃ち落としていった。

 
その結果一度は内陸まで食い込んだテラフォーマーたちは

紀伊半島に拠点を築くのは困難と判断したのか

そこからの上陸を諦めたかのように散っていった。

 
粗方のテラフォーマーを撃ち落とした一樹は

近くで見守ってくれていた海老原を見て改めて綺麗だと感じ

そんな彼女を護れて良かったと笑みを見せるのだった。

 
数か月前、南極中国国立調査隊第八拠点”零度(リンドウ)”跡地にて

テラフォーマーたちが鉄分が豊富に入ったサプリを試していた。

 
日本製だと思われるサプリを口にするがそれは口に合わなかったらしく

一口食べてポイっと捨てるが続いて口にした

アメリカ製と思われるサプリは口にあったようで次々と跡地から持ち出し・・・。

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一方、その頃サムライソードは巨大な貝を背負い皮膚が鱗のようになった

刀らしき武器を扱う一体のテラフォーマーを相手に

身体中を傷だらけにされ防戦一方という有様だった。

 
”鱗船霊貝(ウロコフネタマガイ)”

インド洋の海底火山付近に生息するスケーリーフットの通称で知られる巻貝である。

2001年に初めて発見され足の部分が金属(硫化鉄)の鱗で覆われていることが

話題を呼んだがどうやって体内で鉄分と硫黄を合成しているのかは謎のままだった。

 
そして2009年日本の海底調査船が白いスケーリーフットを発見し

後に調べたところこの白と黒は分類上全くの同種であり

白い方は硫化鉄を身に着けていないだけにもかかわらず

鱗の強度は白い方が高かったことが判明する。

 
黒いスケーリーフットが金属を身に纏うメカニズムも不明であり

鉄を纏って何がしたかったのかも進化の途中だったのかも

いずれも不明のままだった。

 
なにかサプリのようなものを口にしながら刀を構えるテラフォーマーを見ながら

サムライソードは忌まわしき過去を思い出していた。

 
男にナイフを突きつけられ恐怖に涙を流す彼女は

どこかへと連れていかれようとしているらしく

さらに男は彼女の妹までも標的にされ・・・。

 
その時のことを思い出したサムライソードは

雄叫びをあげ、殺してやると叫びながらテラフォーマーに向かっていくが

相手の刀のような武器はその長さを変えられるらしく

自身の間合いに入る間もなく振り下ろされていた。

 
その一撃は彼女の顔を切り裂くように振り下ろされたものの

寸前のところで近くで見ていた老人によって助け出されていた。

 
顔に傷こそ負ったものの命を救われたサムライソードは

さらにテラフォーマーの前に立って自分を守ろうとしている

少年の姿に気づく。

 
あまりの事に呆然とするサムライソードをよそに

テラフォーマーが少年に対し危害を加えようとした瞬間

どこからともなく現れた球体のようなものが次々とテラフォーマーを攻撃し

その飛来した物体から「よーやっと大きい声出してくれたのォ」と

関西弁を話す男の声が。

 
サムライソードは男なんて人間なんてみんなクソと割り切れれば生き易かったのにと

一粒の涙を流しながらもこれだから面倒なのよと呟き

助けてくれた老人と少年に笑顔を見せ礼を述べると共に

関西弁の男”高橋”にも声をかけるのだった。

 
それを聞いた”高橋”はオイオイ高橋じゃ分からんやろ、

全国に何十万人タカハシおると思てんねんと言い

「ジャパン・ランキング”4位””ピラニアン・ローズ”の高橋 舜と

ギャラリーに伝わる様に称えなさい」と返すのだった。

 
”高橋 舜 日本 岐阜 ジャパン・ランキング4位

M.O.手術 哺乳類型 マッコウクジラ

使用武器:対テラフォーマー音力発電式アクティブホーミング弾

『ストライカー・ピスケス』”

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
サムライソードの相手だったあの貝型?武士型のテラフォーマーですが

彼女があれほどまでに劣勢に立たされるとは

正直予想していなかっただけにその実力の程がうかがえますね。

 
皮膚が鉄の鱗に覆われていることもあって

相性で分が悪かったのも事実ですが

剣術という意味でもサムライソードよりも上手だったのかも。

 
それにしてもナイスタイミングで助けることに成功した舜ですが

あれって一体どんだけ離れているところからの攻撃だったんでしょうね・・・。

 
確か舜がいるのは都内?にあるどこかのタワーで

サムライソードが房総だったはずですので

場所によってですが直線距離にして100キロくらいはありそうな気が・・・。

 
舜のベースがマッコウクジラということで

おそらくイルカ等も使うエコーロケーションを使うことで

遠く離れた場所を認識しているのだとは思いますが

ラストのページにあったようにまさに”蒼海を統べる指揮者”って感じです。

 
それに今回明らかになったジャパンランキングも4位とのことですから

あの軽さに見合わずかなりの実力者であることは

もう疑いようがないですね。

 
予告にもありましたが次回は舜がメインとなりそうですので

どんな戦いを魅せてくれるのか楽しみです!

 
そう言えば一つ気になったんですが

舜の攻撃を受けたあのテラフォーマーって攻撃を受けた状態で立っていましたが

あれってまだ健在なんですかね?

 
至る所に攻撃を受けていますし片目も失っているように見えますので

それなりのダメージを負っているのは間違いなさそうではあるんですが・・・。

もしかして次回の舜の相手はあの個体だったり?

 
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