テラフォーマーズ #39(212話)のネタバレ&感想になります。
#39 AN OUTSIDE ASTOROLOGY 大地と易
内容ネタバレ
目と身体を貫いたストライカー・ピスケスが爆発を起こしたことで
片目と共に頭部を吹き飛ばされた武士型テラフォーマー。
傷つきながらも尾葉を伸ばすことで片目を失った代わりに
ゴキブリ本来の空気センサーを服の外へと出したものの
それは舜の能力には悪手と言えるものであり
飛来してきたストライカー・ピスケスにはまるで反応できなかった。
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マッコウクジラは他のイルカや柘植のように反響定理を行なうだけでなく
音波そのものを当てて獲物を気絶させるほどの”音量”を出す。
舜の専用武器であるストライカー・ピスケスは3つのセンサーが
舜の音波が放たれている方向を感知し
内臓電池と圧縮空気がそれを追いかけ遠くに行くときは
舜が後ろからさらに声をかけ再充電。
その際に生じる爆音の約79%を音力発電装置が回収・再利用することで
その威力の割に”空気の乱れ”は極小であり
ゴキブリの空気センサーによる常識的感覚は通用しないものだった。
サムライソードの糸を接続したストライカー・ピスケスによって動けなくされた武士型は
それでも動かせる上半身を使い迫るサムライソードへと刀を振り下ろすものの
その刀はサムライソードによって真剣白羽取りされてしまっていた。
それは紡蟻だからこそ出来た方法であり
動きが止まった両者による力勝負へと移行していた。
力での勝負はサムライソードに分があったようで
サムライソードは受け止めた刀を折ると共に
さらに武士型の身を守る貝ごと素手で引き剥がしていた。
そして舜の力を借りジャスティス・ビーバーを
その剥がされた箇所へと突き刺すことで止めを刺すのだった。
西暦2621年2月20日日本時間13時56分
事後的に国連決議にて組織された連合軍が5万匹と推定される
”宇宙型テラフォーマー”と衝突。
国連軍の死傷者およそ390人、
戦地(日本)の民間死傷者およそ6500人に上っていた。
自衛隊の出足が異常に早かったことに加え
和歌山と静岡で相当数のテラフォーマーが駆逐されたことで
被害はかなり抑えられていた。
しかしテラフォーマーの狙いは”正面突破”だけではないようで
それに気づいている舜が冷や汗を流し、染矢が急ぎバイクを走らせる中
”人間の技術”を最悪の型で”盗まれる”かもしれない悪意が迫ろうとしていた・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
なんて言ったらいいかわかりませんが
とりあえず舜の力の一端は見れたかなと。
簡単にといえるかどうかはわかりませんが
あれほど苦戦していた武士型を二人掛かりとはいえ
あっさり倒した以上4位は伊達じゃなさそうです。
というより彼の特性を含めたあの専用武器
射程といい能力と言い余りにも強すぎるというか便利すぎるというか。
直接敵と対面した際の実力はまだ未知数ですが
こと遠距離戦にかけては最強クラスといっても過言ではないかと。
それはそれとして今回でようやく初戦というか
前半戦が終わったという感じですが
思っていた以上に被害は少なかったですね。
6500人もと感じるかもしれませんが一箇所でも抜けられていたら
おそらく0が二つくらい変わっていたでしょうし
このくらいで済んだのなら御の字ではないかと。
ヘタしたら日本全土が侵略されて
数千万もの被害が出た可能性もあるわけですしね。
まあ、それでもあくまでもまだ前半戦での結果ですし
テラフォーマーもさらに水中からの侵攻を考えているみたいですので
まだまだ被害は出ることになるでしょうしね。
そう言えばしたり顔で語っていたあの謎の男ですが
あれってジョセフなんですかね?
この件に関わっているかどうかは定かではありませんが
テラフォーマーにも中国にも関わっているのはほぼ間違いないと思いますし
色々な意味でその動向が気になるところです。
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