銀の匙 122話のネタバレ&感想になります。
第122話 四季の巻25
内容ネタバレ
12月25日、前日と同様にバイト漬けのクリスマスを過ごす八軒は
給料と共に長イモの規格外品を再びもらうことに。
他にも本当にダメで捨てるしかない物があったが
バイト先の人の話ではどうやらそれはブタの餌に使えるらしく・・・。
思わぬ形で会社の利益につながる情報を手に入れた八軒は
喜んで大川へ報告しようと考えるが
今日がクリスマスだと言う事を思い出しそれっぽいことを行なう為
アキに連絡をとろうとした瞬間
それすらも許さぬとばかりに携帯には大川からの着信が・・・。
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下宿先にやってきた大川は視察先でキャベツをもらったらしく
八軒がバイト先からもらった長イモを加え
お好み焼きを食べながら視察先での話を聞くことに。
話を聞く内に加工も自分達でやれればという話になり
その為には食品衛生管理者を置かなければならないらしく
八軒は取るの大変そうだなとか思っていた矢先
突然大川から副社長には大蝦夷畜産大学に入っていただきますとの言葉が。
いきなりのことに飲んでいたものを吹き出した八軒に対し
大川は畜大の畜産科学科で食品衛生管理者の資格が取れるからだとして
自分は食品衛生責任者の資格を持っているから
食品衛生管理者の資格は八軒に頼むとのことだった。
八軒は他に資格の取り方はないのかと詰め寄り
大学いかなくても可能な方法があることが明らかになるが
大川から大学にいくことのメリットについて説明され
さらにアキとのキャンパスライフが送れるとの言葉に撃沈。
さらに今年のセンター出願について八軒が慎吾からのバイトの手伝いで
申し込んであった事から受験のためにセンター試験を受けることに決定するが
八軒はエゾノーのテストが今までとかなり違い
さらに受験競争から三年間離れていた自分がどの位置にいるのか不安を覚えていた。
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思わぬ形で受験することが決まった八軒はすぐさまアキに連絡し
その足で女子寮へと向かい詳しいことを説明するが
アキにとっても思ってもいないことだったらしく驚かれることに。
しかしアキから今度は私の番だとして一緒に大学に通えると嬉しいと言われ
反対されなかったことに安堵しつつも
中学時代を思いだして胃がキリキリする思いをしながら
翌日担任である桜木に受験することを伝えることに。
担任に伝え終わったあとクラスの皆にもそのことを伝える八軒だったが
男女それぞれ言い分こそ違うものの応援され頑張ることを決意する。
授業が終わり大掃除を行なう馬術部へと足を運んだ八軒とアキは
やっと落ち着いて付き合えると思ったらこれかいと
何故か母親の心境になっている栄からがっかりされていた。
そんな栄だったが大掃除をしながら円山とお互い
そのうち相手が出来ると思っていたことを愚痴りあっていたところ
円山からいっそ付き合っちゃわね?と言われ
その場の勢いもあってか気楽な感じで付き合うことに。
いきなりの交際発言で一人残った木野が大川化して別れろ~と騒ぐ中、
家の問題について話し合い始めた栄と円山を見た八軒は
自分も親に大学を受けることを説明しないとなと
避けては通れぬ難問へと挑む決意を固めるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回も連載されるとはわかっていたものの
無事に読むことが出来て何よりです。
そんな感じの今回についてですが
まさか八軒が大学受験に挑むことになろうとは・・・。
受験というものに対してあれだけ嫌な思いを抱えていた八軒が
社長命令とはいえ受験することに前向きな気持ちを持てたのは
それだけ八軒が成長できたということでもあるのかも。
この回を読んでからまた銀の匙を最初から読んでみたんですが
本当によくここまで成長したなと思わざるを得ない程でしたね。
まあ、八軒の今までの常識とか全部吹っ飛ぶくらいの経験を
エゾノーで積んだという証でもあるわけですが
本当に良く一般からここまで来たものだとしみじみ思います。
それにしても今回八軒が受験することがほぼ本決まりとなったわけですが
この後ってどういう展開になるのか気になるところ。
とりあえず受験自体には問題なく合格するとは思いますが
私的に卒業したら終了かと考えていたので
大学入学から先も描かかれる可能性があるのかなと。
受験に合格するしない別にして卒業を迎えて大団円というのも
文句ないというか普通にあり得ることだとは思いますが
出来る事なら大学編も連載してほしいなと言うのが正直なところです。
まあ、こればっかりは作者様やサンデーの編集者の方々が決める事ですので
これ以上は言えませんが一ファンとしてそういう意見もあるんだということで。
それはそうと今回のラスト、思いもよらないカップルが誕生しましたが
流石にこれは想定すらしていなかったです・・・。
少し前にようやく八軒とアキがくっついたことで
そういう話はまるで考えていませんでしたし
まさに青天の霹靂もいいところ。
それも同じ馬術部員同士ですから驚きました。
もう一人の大川さん化した木野に関しては大いに笑わせてもらいましたけどね(笑)
そんなことが起こりながらも次回は八軒が親に
受験することを伝える回になるみたいですが
とりあえずあの父親がどんな反応を見せるかイマイチわかりませんが
最終的には反対することはないんじゃないかなと。
なんだかんだいって八軒は遊ぶために大学に行くのではなく
会社のために勉強しに行くわけですから
ただ漫然と大学に行こうとする奴よりも何倍もマシだと思いますしね。
なんにしても次回についても引き続き連載するとのことですので
それだけでも私としては十分に満足ですので
次号での続きを楽しみにしたいと思います。
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