進撃の巨人 100話のネタバレ&感想になります。
第100話 宣戦布告
内容ネタバレ
祭りが行われる前、
ヴィリーとマガトは馬車の中で話をしていた。
ヴィリーは自分が演説の最中に狙われると考えており
マガトも同様に思っていた。
どうやらパラディ島から敵が既に入り込んでいることに気付いているらしく
命を狙われることがわかっていてもなおヴィリーは
自分が表に立たなければ世界は目を向けてくれないのだと
演説を行う覚悟を決めマガトもそんなヴィリーの試みに協力するのだった。
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劇場にてヴィリーの演説が続く中、マガトは部下からの報告により
戦士達が姿を消したと聞きついに始まったかと警戒を強めていた。
ヴィリーはパラディ島には始祖の巨人の力で
ウォール・マリア、ウォール・ローゼ、ウォール・シーナの壁に
およそ幾千万もの超大型巨人が存在していることを明かす。
そしてこの超大型巨人群による襲撃”地鳴らし”を脅威に思っている事に加え
始祖の巨人の能力を発動させる者が現れ
それが現在その力を身に宿すエレン・イェーガーの危機なのだと。
一方、そんなヴィリーの演説を聞きながら
あっさりと失っていた足を再生させたエレンの言葉を聞いたファルコは
頼まれた手紙が家族ではなく仲間に届いたことを知り
自分が知らないうちにその片棒を担いでしまっていたこと気付き愕然としていた。
ファルコは外から聞こえるその脅威を阻止できるとすれば今しかないという声に同意し
今自分とライナーに全てが懸かっていることを理解する。
そうした中、エレンはヴィリーの言う通り自分達は悪者であり
世界を滅ぼしてしまうかもしれないと語ると共に
だが自分にもお前達が悪者に見えたとライナーに語りかける。
そして壁が破られ目の前で母親が巨人に食われたことを話し
どうして何もしていない人達があんな目に遭ったのか
自分にはわからないのだとライナーに問いかける。
ライナーは問われるままに自分達が壁を破壊したこと、
そして始祖を奪還し世界を救うことが目的だったと話し
エレンが以前言っていた”お前らが苦しんで死ぬように努力する”
という言葉を出してそのために来たんだろうと尋ねるが
当のエレンはそんなことを言った事すら覚えていないようで・・・。
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その様子を見たライナーは何の目的でエレンがここに来たのかわからず
困惑していたがエレンは海を渡り敵と同じ屋根の下で飯を食い
お前と同じだとライナーに語りかける。
ムカつくやつもいいヤツもいて海の外も壁の中も同じだが
お前達は壁の中にいる奴らは自分達と違うものと教えられ
まだ何も知らない子供が何も知らない大人からそう叩きこまれ
子供だったお前になにが出来たのかと。
そしてエレンにずっと苦しんでいた事、
今の自分にはそれがわかると言われたライナーは
涙を浮かべながらもエレンの前で蹲り、違う!と叫んでいた。
自分はあの日マルセルが食われアニとベルトルトは作戦を中止しようとしたが
自分が二人を説得し作戦が続行されたこと、
自分が英雄になりたかったことを打ち明ける。
その上でお前の母親が巨人に食われたのも自分のせいだと話し
もう自分が嫌だと自分を殺してほしいと涙ながらに語るのだった・・・。
劇場でのヴィリーの演説は佳境を迎えていた。
集まった人達に対しどうか力を貸してほしいと願い出るヴィリーに
惜しみない拍手と歓声が降り注いでいた。
そんな演説を聞きながらエレンはわかったからと蹲るライナーに手を差し伸べながら
やっぱりオレはお前と同じだと語る。
手をとったライナーは多分生まれた時からこうなんだ、オレは進み続けると聞き
困惑するがエレンが敵を駆逐するまでと口にした次の瞬間
エレンは巨人へと変身。
そしてヴィリーがパラディ島に向けて宣戦布告した瞬間
壁を壊して現れたエレンは舞台上にいたヴィリーの体を叩き潰し
咆哮するのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ついに動き出したエレンですが
タイトルにもある宣戦布告って
一体どちらの陣営からのことを指すんでしょうね?
ぶっちゃけえらいタイミングで登場して
その勢いのままヴィリーを叩き潰したわけですが
宣戦布告後のことですしね(苦笑)
それにしてもこれでヴィリー終了かどうかはわかりませんが
もしこれで終わりならいきなり九つの巨人の一つが
やられてしまったわけですが
戦槌の巨人の力がどうなるのか気になるところ。
確か別の巨人に捕食されたらその巨人に力が移譲させるはずですので
一体誰がその力を受け継ぐんでしょうね?
エレンたちかそれとも・・・。
ともあれエレンが動き出し宣戦布告された以上
これから大戦が起こることは間違いないわけですが
結局のところエレンは始祖の巨人の力を使えるようになったのかどうかが
この戦いを左右する気がします。
あれから数年経った今、力を行使できるのかは定かではないですが
もし行使できるならかなり有利にあるのは間違いなく
出来ないならかなり厳しい戦いになるのは間違いないでしょうね。
戦いの行方も気になるところではありますが
最終的にどんな形で落ち着くことになるのかわからないだけに
その終着点がどこあるのか、どんなものになるのか気になるところ。
普通の人間同士なら戦争しようがなにしようが
最終的にそれなりの形で落ち着きますが
エルディア人はそうじゃないですしね。
ともあれようやく物語が本格的に動き出したわけですから
これからどうなるのか期待してます。
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