雑誌掲載最新話 アルスラーン戦記

アルスラーン戦記 漫画最新 54話 ネタバレ&感想 新たな仲間とパルス帰還

2017年12月9日発売の別冊少年マガジン 2018年1月号に連載されている

アルスラーン戦記 54話のネタバレ&感想になります。

 
第54章 戦士の帰還

内容ネタバレ

 
アルスラーン陣営から火の手を確認した

ラジェンドラは兵を率いて夜襲するべく突入を開始する。

 
しかしいざ陣へ向かったラジェンドラが目にしたのは

幕舎が二つ三つ燃えているだけで

入りこませた三千の兵もパルス軍の姿もなかった。

 
困惑するラジェンドラだったが

そこへ待ち構えていたダリューンが姿を見せる。

 
ラジェンドラは送り込んだ兵が無力化されたことを知り

すぐさま兵士達に攻撃を防ぐように指示し逃げようとするが

行く手に待ち構えていたギーヴとファランギースの姿を見て

なんでこうなった・・・と顔面蒼白となるのだった・・・。

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ラジェンドラが突入する前、送り込まれた兵達は

アルスラーン陣営を混乱させるべく動き出していた。

 
しかしその動きはすでに察知されていたようで

瞬く間に鎮圧されてしまった挙句

計画通りだと誤解させるために利用されてしまうことに。

 
ナルサスの計画通りにラジェンドラを捕えたことを報告される

アルスラーンはどうもラジェンドラが憎めないらしく

ナルサスもまたその意を汲み生かして帰すことに賛成するが

懲りない彼に少し釘を刺すため演劇をするので

最初は黙って見ていてほしいと願うのだった。

 
ラジェンドラの許へ向かったナルサスは

アルスラーンが見守る中、ラジェンドラにパルスに興味があるなら

このままこの軍の客人となって二年ほど巡察してはどうかと言い出す。

 
それを聞いたラジェンドラは蒼白になりながら父王が亡くなったばかりで

地方にガーデーヴィの味方が残っている事から

必死になって自由にしてほしいと懇願。

 
そんな彼にナルサスは心配いらないと隣国であるチュルク国から

救援を求める事を提案したところ

ラジェンドラはチュルク国に併呑されることを危惧したのか

全面的に非を認めアルスラーンに謝罪し誓約書に署名するのだった。

 
誓約書には

今回のパルス軍の協力に対しシンドゥラ金貨五万枚の謝礼を支払う事、

むこう三年間は互いの国境を侵攻しないことが明記されていた。

 
署名したラジェンドラが急ぎ陣から離れ

再びパルス国へ帰還すべく動き始めるアルスラーン一行だが

軍の後ろを着いてくる者が居るとの報告が。

 
報告を聞いたアルスラーンは誰かわかったらしく

すぐさまその者を連れてこさせるが

その人物は彼が思っていた通りの人物だった。

 
アルスラーンの許へやって来たジャスワントは

もしパルスとシンドゥラが戦うことにでもなれば

故国であるシンドゥラにつくと明言しつつも

三度に渡って命を救ってもらったその借りを返させていただくまで

お供をさせてもらいたいと願い出る。

 
そんな彼に対しアルスラーンはシンドゥラと不可侵条約を結んだことを伝え

戦うのはルシタニアだとして快くジャスワントを受け入れるのだった。

 
こうしてアルスラーンは異国の地で新たな部下を得て

再びカーヴェリー河を超えた。

 
時はパルス歴三二一年三月半ば

実に三か月ぶりにパルスの大地を踏んだのである。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
あらすじでは途中サリーマと出ていこうとする

ジャスワントを見送る場面を省きましたが

なにやらちょっと意味深な場面でしたね。

 
策がどうとかいうわけではないのですが

サリーマのあの様子を見るに

ジャスワントに対して想いがあったのかも。

 
ただ身分の違いから諦めたというか

そんな恋愛事情があったのかも。

よくある恋愛小説や少女漫画みたいな感じで。

 
まあ、あのガーデーヴィに比べたら

ジャスワントの方が数倍見所があるので

そう言った意味でもわからなくはないですけどね(苦笑)

 
ともあれジャスワントがアルスラーン一行に加わり

パルス国へと帰還したみたいですが

最後のコマを見る限り安息の日々は程遠いようですね・・・。

 
言ってみればシンドゥラ国遠征自体

主目的でもあるパルス国奪還とは別で

寄り道みたいなものですし仕方ないのかも。

 
それにしても冒頭のラジェンドラとの戦いにもならなかった

いざこざについてですが

なんていうか最初と最後がほぼ同じような状況に終わりましたね。

 
あの時もナルサスの策にハマったラジェンドラが

捕えられアルスラーンの許に連れてこられましたが

今回も似たような結果に・・・。

 
まあ、それでこそラジェンドラとも言えますので

アルスラーンの言った通り憎めない人物なのは間違いないかと。

 
アルスラーンがパルス国の王となった際には

また何らかの形で関わるとは思いますが

その時にも今と変わらない姿を見せてくれればいいなと願ってます。

 
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