<新連載> 君は008 1話のネタバレ&感想になります。
第1話 人生絶不調!
内容ネタバレ
”正義の心と、正義の力との差”
”人はその差の事を、勇気と呼ぶ。”
すべり止めを含め全部の高校に落ちてしまった
明石エイトは獣医である母みさき、
CAである姉なつき、そして小学生の弟ケンタに報告するが
現実を受け入れられず部屋で一人呆然としていた。
そんな中、どこかの学校から届いた合格通知が届き
選択肢のないエイトはすぐに入学手続きをしたが
その学校を受けた覚えはなく・・・。
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ひょんなところから浪人を免れたエイトは
夢の高校生活に心を躍らせながら学校へ向かっていると
その途中思わず見とれてしまうようなカワイイ女の子を目撃する。
制服から同じ高校に通うのだとわかり心を躍らせながらも
学帽や外套を纏い方にシマフクロウと思しきものを乗せる彼女を
変わった子だなと思っていた。
そんな彼女を見たチャラい男達が見逃すはずもなく
速攻で絡まれてしまい助けに入るエイトだが
全く太刀打ちできずボロボロにされてしまうことに。
そんなエイトに声をかけてきたのは
絡まれていた女の子だった。
逃げる素振りもなくエイトに声をかける女の子だが
男達がそんな彼女を見てスマホを取り出し撮影した瞬間
彼女は首に巻いていたタイを外すと
いつの間にか手にしていた刃のようなものでスマホを一刀両断していた。
何をしたか分からずも彼女に手をあげようとした男達だったが
彼女はそんな男達を一蹴する。
その様子を見ていたエイトは今刃のようなものを持っていなかったか?と
呆気にとられつつも今がチャンスだとばかりに
彼女の手を引いてこの場から逃げ出すのだった。
そして息を切らせながらもエイトは彼女と共に
学校がある場所近くへと辿り着くがそこには高い壁が。
彼女曰く初日から遅刻したら退学とのことで
急ぎ中へと入ろうとするが
どうやら四方を壁に覆われているらしく
入口は見当たらず途方に暮れることに。
そうした中、壁をよじ登る男を目撃し困惑するエイトだったが
一緒にいた彼女は近くにあった自動販売機に気になるらしく
調べてみたところどうやらこの自販機に生徒手帳をかざすと
中へ入れるようで・・・。
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声に出せない思いをしながらも中へと向かう中
お互い名前を名乗り女の子の名前が城戸あやめであることを知るが
着いた先にあった豪華な校舎を見て思わず声をあげてしまうことに。
エイトは校舎に入る前にどうしても聞きたいことがあるとして
あやめにこの学校一体どういう、なんの学校なのかと尋ねると
返ってきたのはここは「国立中野高校」、
”エージェント”の養成学校であるという思ってもいない言葉だった。
思わずエージェントだってー!!と叫んだエイトだったが
その意味はわからなかったらしく小声であやめに聞こうと近寄るが
その瞬間足下にあった何かを踏んだらしく爆発に巻き込まれていた。
何が何だか分からないままに爆発に巻き込まれボロボロとなるエイトだが
他の生徒たちはその事を想定していたのかそれぞれ持っていた道具を使い
あっさりと地雷原を進んでいた。
なんだあいつら・・・と呆然としていたエイトだったが
夢の高校生活、そして喜んでくれた家族の姿を思い出した瞬間
吹っ切れたらしく地雷なんか知るかとばかりに
校舎の入口へと走り出していた。
再び地雷を踏み爆発に巻き込まれながらも
あと少しの場所まで来たエイトは地雷原の入り口で
間に合いそうもない男に気づく。
しかし周りの人達は助けるつもりはないようで
そんな彼の事を見捨てて先へ向かうが
エイトはそんな彼を見捨てることは出来なかった。
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幼い頃のエイトはある日、いつも忙しい父親と
久しぶりに一日一緒にいることが出来る事を喜んでいた。
しかしその日一人の老人が男たちに絡まれ
暴力を受けているのに遭遇してしまう。
父の足が竦むのをよそに正義感の強いエイトは
男達を止めるべく介入するが
子供のエイトが大人に太刀打ちできるはずもなく
男が持っていたナイフが顔に当たり傷を負ってしまっていた。
そんなエイトを心配する父だが
エイトの顔から血が出ているのを見た瞬間
人が変わったように豹変し襲ってくる男達を一蹴していた。
豹変した父の様子に呆然となりながらも
父の凄さを垣間見たエイトは帰り道
自分が何も出来なかったことを嘆いていた。
そんなエイトに父は確かに今のお前は
正義の心と正義との差が大きいと諭しながらも
その二つの差の事を人は”勇気”と呼ぶのだと告げ
お前にはそれを持ち続けて欲しいと話すのだった。
その後父は、出張先の国で亡くなってしまったが
エイトはその言葉を胸にこの気持ちだけは捨てられないのだと
一人遅れる男を助けに向かっていた。
そして再び地雷を踏み傷つきながらも
男に駆け寄ると俺の足跡を辿るんだと話し
二人で校舎へと歩き出す。
何度も地雷の爆発に巻き込まれたエイトの身体は
ボロボロだったようで倒れそうになってしまうが
そんな彼の様子を見ていたあやめが手を貸し
ぎりぎりのところで時間内に校舎に入ることに成功するのだった。
その後入学式が行われエイトはエージェントというものが
何を指しているのか知ることになり現在は国を超えて手を結び
世界の秩序の為に暗躍している事を知る。
しかし一般人であるエイトはこの学校でやっていけると思えないと判断し
何かの手違いで入ったのではないかとして
一刻も早く誤解を解いて退散するため校長室へと向かう。
そして校長であるアララギと面会したエイトは
何もかもが誤解だとして入学の取り消しを求めるが
どうやらこの学校にエイトを誘い込んだのはアララギだったようで・・・。
実は合格したすべての高校を裏から不合格にしたのだと明かされたエイトは
思わず殴りかかろうとしてしまうも
それが通用する相手ではなく反射的に窓の外へと投げられてしまうことに。
間一髪のところで助けられたエイトに対しアララギは
亡くなった父と「いつか君をエージェントにする」と昔約束していたらしく
何も知らなかったエイトは
父が超一流のエージェントであったことを明かされ・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
打ち切り?っぽく終わってしまった
トキワ来たれり!の作者である松江名俊先生の新連載が
ついに始まったわけですが
相変わらず私好みの画でした!
今回はスパイ・アクション物語と言う事で
前作とはちょっと違う感じになっていますが
とりあえず一話読んだ感じ悪くないかなと。
松江名先生の作品と言う事でバトルテイストは
この作品にも受け継がれているみたいですしね。
それにスパイをメインとした漫画ってそう多くはないこともあって
とりあえず現時点において続きが楽しみな作品だと思います。
それに相変わらず登場する女性キャラというヒロインは
かなりセクシーな感じでしたし
そういう意味でも相変わらずだなと安心しました。
出来る事ならばトキワみたく打ち切りみたいな感じで
色々伏線とか回収しきれないまま終わる事は
避けてほしいところですが
こればかりは読者、編集者次第ですからね。
ともあれ松江名先生のファンとしては
このブログで”君は008”に注目していきたいと思っていますので
長期連載になることを願っています。
とりあえず最初と言う事でページ数も多く
あらすじもかなり長くなってしまいましたが
次回も大増44Pとのことですので
それなりの長さになるかなと。
私的に一話目の掴みとしては悪くなかったと思いますし
二話目でさらに引きこまれるくらいの展開を期待しています。
トキワ来たれり!から一年経たずの新連載ということで
ちょっとどうなのかなと思っていましたが
今のところ満足出来ているのでこれ以降もこの調子でいってほしいですね!