キングダム 553話のネタバレ&感想になります。
第553話 ルーディン
内容ネタバレ
自責の念に駆られる壁の嘆願に対し
楊端和は一部作戦変更だとして
明日の主攻三軍の一角を壁軍に任せると宣言する。
もう失敗は許されぬぞと楊端和に笑みを向けられた壁は
感激のあまり涙を浮かべるが
壁軍と入れ替わりになったメラ族のキタリは
その決定に納得いかないようで・・・。
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明けて早々に壁は今回の出陣に当たり準備を整えながら
付き従うという山の民の集団のもとへ向かっていたが
そこにはメラ族の族長カタリと妹キタリの姿が。
カタリ曰く今回壁軍に従うはメラ族を含め十二の族
計五千とのことで集まった者達は壁の名を叫んでいた。
何事かと困惑する壁だったがカタリから
我々山の民はあなた方が思っているより
あなた方の事が好きなのだと聞かされ思わず涙を浮かべていた。
壁軍と山の民、計一万の兵の準備が整ったところで
壁はカタリにあなた方の言葉で”出陣”を何というのか問いかける。
そして山の民に対しカタリから教わった”ルーディン”と声をかけ
自らの軍も合わせ全軍出陣を指示するのだった。
一方、楊端和はそれぞれ主攻となる三軍の出陣を確認すると
前もって呼んだ猿手族族長であるエンポじィに何か頼みごとがあるようで・・・。
出陣した三軍がそれぞれ目的である敵将と相対し
戦闘準備へと移行するが
敵の数はこれまでとはまるで違い倍以上の軍容へと変わっていた。
まさかこれは作戦が漏れていたのではないかと困惑する山の民だが
その狙いは敵の大将である舜水樹に看破されていたらしく・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
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感想
壁の嘆願を受け入れない選択肢もあったとは思いますが
受け入れた以上壁にとっても正念場でしょうね。
一概に壁だけが悪いとは言えませんが
大事な兵糧を失った責は大きいですし
ここで汚名を返上しないと壁にとっても後がないですからね。
まあ、そんな楊端和の身を切る作戦も
舜水樹に看破されていきなり大ピンチとなっていますが(苦笑)
ただ楊端和が出陣の際に猿手族族長であるエンポじィに
何か頼みごとをしているシーンがありましたので
それ次第という事になりそうです。
舜水樹も言ってましたが兵糧が切れかかってきた敵が狙う所は
ある程度頭がある将ならば気づくと思いますので
楊端和もそれくらいは織り込み済み。
あとは敵の思惑をどこまで超えることが出来るかに懸かっていますので
楊端和がどういう手を打つのか気になるところ。
こういう劣勢に立たされた状況で
それを覆すというのはかなりアツい展開になるのは間違いないですし
どういう手・動きをもってそれを為すのか楽しみです。
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