宇宙兄弟 321話のネタバレ＆感想になります。
第３２１話 クリスの母親
内容ネタバレ
息子であるクリスは父親であるタックを亡くした時
まだ3歳だったということもあってか今じゃほとんど記憶にないみたいだと
ベティは語る。
自分の父親をよく知らず今は母親と過ごす時間も少ない、
私のことを応援してくれてるけど
私は今回が最後でもいいと思っていると。
そしてこのミッションを思いっきりやってクリスにいいとこ見せて
帰って来た時クリスの母親に戻る、それが私の夢だと・・・。
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クジョーに代わり手術を引き継ぐことになったカルロだが
エディたちがすでに準備していたこともあって
すぐにでも手術を開始できる状態になっていた。
そしてクジョーから指示されるままに手術を開始したものの
肺の傷口が思ったより大きかったためかなかなか血が止まらずにいたが
それでもまるで慌てることのないクジョーの様子に
取り乱すことなくその対処に当たっていた。
ＮＡＳＡでの日々の中、カルロは男と同じように自身を鍛えるベティを
度々目にしていた。
男に声をかけられても今は誰かと付き合う気持ちがないと断る彼女を
息子のところまで送っていくことになった際に
そのことについて尋ねたところ
返って来たのは私より弱い男に”俺が守る”とか言われても説得力がないわって
断れるでしょとの言葉だった。
それを聞いたカルロは俺は言わないけどね、そんな軽薄なセリフと軽口を返していたが
ベティとクリスの様子を見て何も言葉にすることが出来なかった。
手術の前、ベティはカルロにもし自分に何かあったらクリスに伝えてほしいと
息子への遺言ともとれる言付けを頼んでいた。
「あなたのおかげで宇宙を思う存分楽しめた」
「それともう一つ私はあなたの母親だけどあなたの父親にもなりたいと思っていた」
その言葉を思い返しながら手術を続けるカルロは
大丈夫だ、俺が守ると自然と軽薄な言葉を吐いていた。
彼女を再び息子のもとへと送り届けるために・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
展開としてはほとんど先に進むことはなかったですが
カルロがベティに向ける想いは上手く言えませんが良かったです。
あの普段軽薄なカルロが彼女のためだけに
あれだけ真剣な様子を見せているわけですから
それだけ彼女の事を想っているんだろうなと。
まあ、二人については前々からの流れを見るに
なんとなくくっつきそうな気配がありましたので驚きはしませんが
それでもこういう状況化において
どういう気持ちを相手に抱いているのかは重要なことですしね。
それもこれも全部ベティの手術が無事に終わってからの話だとは思いますが
地球に戻った際にはなんとか上手くいってほしいものです。
なんだかんだで今回見せたようにカルロはただ軽薄なだけじゃなく
ああいう顔も見せてくれる本当の意味でのいい男だと思いますしね。
当然ベティもいい女なのは間違いないですし。
なんにしてもあとはベティの手術がどうなるかに懸かっているので
出来ることなら手術を終えるまで新たなトラブルが
起きない事を願うのみです。
ちなみに次回については36・37合併号とのことですので
続きは8/9になるかと。
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