君は008 第23話のネタバレ&感想になります。
第23話 ティータイム
内容ネタバレ
よりによってこの人が担任なのかと緊張した面持ちで
アイスマンの後をついていくエイトたち。
そうして辿り着いた部屋の前でエイトは以前のことから
どんな罠を仕掛けてくるかわからないと警戒するが
その部屋は天井に怪しげな機械が設置してあるものの
普通の部屋のようで・・・!?
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何事もなく中へと入っていったアイスマンはまずは親睦を深めようと思ってねと
手ずからお茶を用意しテーブルの席へついていた。
その言葉に従いすんなりと中へと入っていくあやめをよそに
エイトたちは何かあるのではないかと疑っていたものの
アイスマンから明石閑真の息子は諜報員とお茶をする勇気も無いらしいなと告げられ
顔に青筋を立てつつ中へと入ることに。
しかし一歩中へ踏み入れた瞬間、エイトと英雄の身体は
上から何かに押しつぶされるかのように地面に倒れこんでいた。
アイスマンによると天井のあれはダウンバースト発生装置とのことで
皆の身体には3Gもの負荷がかかっていたものの
アイスマンとあやめは何事もないかのように平然と座っていた。
コタンでさえも平気な顔をしているのに気付いたエイトは
オレだって!と奮起し何とか席に座り
勧められるままティーカップを手にしたものの
いざ口にしようとした瞬間また薬入りかもしれないと躊躇し
アイスマンから何も入ってないと言われつつも口にはしなかった。
そんなエイトの警戒をよそにティーカップに口をつけたアイスマンは
改めて自分がエイトたちデルタ3の担任を任されることになったと話し
専門教科以外の訓練に関しては自分が引き受けると語る。
その上でエイトに対し君は諜報員に向いていないとして
他人を思いやる心が強すぎていずれ判断を誤り死ぬ事になると警告し
その証拠に君と同じ諜報員スタイルだった君の父明石閑真は死んだのだと告げる。
”辞めろ”とは言わないが君がお願いだから辞めさせてくださいと懇願する日まで
私は君をしごくつもりだと。
何か質問があるかと話すアイスマンに
エイトは英雄から聞かされたことについて問いかける。
あなたが昔、生徒を殺したという噂は本当なのかと。
アイスマンはその質問に対し本当だと答え
私が恐ろしいと言うのであれば今ここで辞めておけと話すが
エイトは先程まで躊躇していたティーカップへと手を伸ばし
全く信用できないが覚悟を決めるまでだと口にすると
ひきつったような笑顔を向けつつまたお茶に誘って欲しいと告げる。
そんなエイトを見てあやめは柔らかな笑みをみせつつも
アイスマンにそろそろティータイムを終わらないと野原君が死にますと
半ば忘れかけられながら未だ倒れ込む英雄へと目を向けるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
相変わらずのギャグ要員である英雄君はともかくとして
エイトとアイスマンの師弟関係はなかなかに面白そうですね。
アイスマンがエイトに敢えてああいう言い方をした以上
閑真とアイスマンの関係はかなり深いのかも。
言ってみれば友の忘れ形見を自分の手で育てるみたいな感じで
なんとなく彼自身がエイトを鍛え上げるために
彼らの担任になったんじゃないかと思っています。
思い返せば初期の頃からなんだかんだでアララギと共に
エイトのことを気にかけている描写がありましたしね。
それにしても3Gといえば単純に自身の体重が3倍になるわけですが
正直よくエイトが立ち上がれたものです。
アイスマンとあやめに関してはそれだけ鍛えていたんでしょうけど
まだ一般人の枠から出ていないエイトがあの状態から立ち上がれたのは
素直に称賛に値するかと。
現に一般人レベルの英雄は全く立ち上がることが出来ず
最後まで忘れかけられる程でしたし(苦笑)
なんにしてもアイスマンの過去について色々気になる部分はありますが
まだ一般人であるエイトが諜報員を目指すのであれば
激しい訓練が必須でしょうし彼くらい容赦ないほうがいいのかもしれませんね。
まあ、アイスマンの訓練は想像するだけで過酷なのは間違いないので
なんとかそれをこなして3Gの中でも平然と動けるくらいになって欲しいものです。
それにしても先生方はともかくとして
ひまりや大河だったらどうなったのか気になるところですね・・・。
大河は案外すんなりこなしそうですがひまりは・・・。
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