雑誌掲載最新話 アルスラーン戦記

アルスラーン戦記 漫画最新 67話 ネタバレ&感想 アルスラーン軍の初戦

2019年1月9日発売の別冊少年マガジン 2019年2月号に連載されている

アルスラーン戦記 67話のネタバレ&感想になります。

 
第67章 パルス流の礼節

内容ネタバレ

 
チャスーム城を放っておくというナルサスの進言に従い

先へと軍を進めるアルスラーン軍。

 
新参であるイスファーンやザラ―ヴァントは

目の前に敵がいるのに攻撃させてもらえなかったことに

不満を持ちつつもこうなったら一刻も早く敵と出会って戦うまでだと

先を争うように進軍を開始。

 
そんな第一陣に続き第二陣を任されていたダリューンだが

見えなくなった彼らを呼び戻しますかとの配下の言に

ただ笑みを見せて首を横に振るのだった。

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一方、チャスーム城を任されている将軍クレマンスは

奴らが我が城を無視して先に進んだとの報告を受け

先回りして公路でパルス軍を迎え撃たんと行動を開始する。

 
そしてペシャワールを出発してから六日後の五月十六日。

第一陣はルシタニア軍と出会い

イスファーンとザラ―ヴァントは我先にと敵に突撃。

 
しかし敵軍はそれを見越していたらしく

罠をもってイスファーン達の勢いを潰し

一時退却を指示せざるを得なくなったその時

それを救ったのは第一陣を任されたもう一人の将トゥースだった。

 
トゥースはパルスの遥か南方、ナバタイ国に伝わる鉄鎖術を用い

なんとか窮地を救うことに成功するが

今の状況では支えられんと判断しイシュワーンらと一時退却することに。

 
そんな彼らに追撃をかけるクレマンスだが

そこへチャスーム城がパルス軍に攻撃され陥落寸前だとの報告が。

 
慌ててすぐさまチャスーム城へと向かうクレマンスだが

ようやく城が見えるところまで来た瞬間

ダリューン率いる第二陣が襲い掛かりその首を取られてしまっていた。

 
戦いが終わりアルスラーンは捕えた一人のルシタニア兵のもとへ訪れる。

兵士はアルスラーンを見てこんな覇気のない子供にやられたのかと

怒りを露わにしていた。

 
そんな兵士にアルスラーンはその名を尋ねると

お主は生きてエクバターナへ戻りルシタニア国王へ伝えよと次の言葉を告げる。

 
近い日必ずパルス流の礼節をもってアルスラーンがお目にかかるであろうとの言葉を

アルスラーンから受けた兵士はその言葉を発したアルスラーンの目を見て

先程まで侮っていたのが嘘のように項垂れ馬と共に解放され

パルス軍は僅かに残ったチャスーム城を二千程の兵に包囲させ

先を急ぐのだった。

 
その戦いの報はエクバターナにも届き

その結末を知った将達が何故城に籠って敵に包囲させなかったのかと憤る中

チャスーム城を抜かれ次の拠点となる聖マヌエル城では

エクバターナからの指示を受け戦いの準備をしていた。

 
城を任されるバルカシオンは指示される通りに準備を行いつつも

救援はあてにできないと判断しており

自分達は捨て石でしかないと考えていた。

 
そんな彼に対し私を第一線に出してほしいと願い出たのは

かつてパルスの捕虜であったエトワールだった。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
ナルサスがただチャスーム城を放っておくとは思っていませんでしたが

まさに見事としか言いようがない結果でしたね。

 
ナルサスの事ですから相手はおろか

今回の第一陣を任されたイスファーンたちの逸る気持ちをも

利用したんでしょうけどなんとも・・・。

 
それにしても第一陣を任されたイスファーンとザラ―ヴァントの未熟さはともかく

トゥースの冷静さが際立ちましたね。

 
単純な武ではそう変わらないかもしれませんが

現時点における将の力量は明らかにトゥースが上。

 
まあ、まだ初戦ですので今後はどうなるかわかりませんが

それでも新参の将の中では一歩リードでしょうね。

 
イスファーンとザラ―ヴァントには気の毒ですが

とりあえず初戦を見事に勝利したアルスラーンですが

次の相手はエトワールということになりそうですね。

 
なんだかんだで初期から登場していたエトワールが相手と言う事で

なかなか面白そうな展開になりそうな気がします。

 
まあ、まだ第一線に出してほしいと願い出ただけですので

却下される可能性もありますが

それでもこれまでとは違う戦いになりそうですね。

 
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