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魔法使いの嫁 66話 ネタバレ&感想 エリアスの友達? 13巻続き

2020年2月5日発売のコミックガーデン 2020年3月号に連載されている

魔法使いの嫁 66話のネタバレ&感想になります。

 

第66篇 A small leak will sink a great ship.Ⅰ

内容ネタバレ

 

チセと一緒にいるときに再び倒れたルーシーを

マリエルに見てもらうことになったが

シメオンと同様に「カルナマゴスの遺言」に

魔力を持っていかれていることが判明する。

 

この場にチセがいたことで

なんとか誤魔化して説明しつつも

かなり危険な状態にあるのは間違いないようで・・・。


未だ何を基準に二人が選ばれたのか分からずにいたが

エリアスはこの二人だと僕が困ると言い出す。

 

ルーシーがずっとこうだとまたチセが無茶するだろうし

シメオンは友人になるかもしれないと。

 

あのエリアスが友人に・・・と言ったことで

チセは私も何かできることがあればと手伝いを申し出るも

エリアス達に君は関係ない、子供が首をつっこまないようにと

言われてしまうことに。

 

アレクサンドラはとりあえず学長に報告してくるとのことで

チセは大人たちに言われ補講に向かうことになるが

その途中、チセを待っていたフィロメラと会うことに。

 

もらった匂い袋の香りが薄くなったらしく

チセは喜んで交換に応じることを決める。

 

新しい匂い袋を用意しながら

チセから今度一緒に作ってみない?と誘われたフィロメラは

顔を隠しつつ「ならいつか・・・」と答え

チセもまた笑顔で「うんいつか」と返すのだった。

 

フィロメラと別れたチセは

マリエル達に薦められた通り

補講を受けるため教室へと向かう。

 

ゾーイも参加するようで共に受けることになるが

どうやら今日の補講はルーン魔術についての事だったらしく

基礎的な部分から説明を受けることに。

 

教師が前もって用意したルーン文字が刻まれた石を前に

色々説明を受けるチセはある石に刻まれた文字に目を止める。

 

教師によるとそのルーンはスリサズというルーンとのことで

アングロ・サクソン語、古英語では茨(ソーン)を意味するものだった。

 

教師はルーンを扱うには解釈を知らねばならず

意味を知らねば本来の力を発揮されないとして

ある程度のルールはあるが術者の”解釈”と”意思”に

ゆだねられる部分が多いのだと語る。

 

術者がルーンを識り何ができるか何をするべきか決定すること

そしてルーンそのものあるいはルーンを介して現れる

”何某かの意図”であると。

 

それを聞いたチセが魔法と似たものを感じる中

教師は丁度いいからとルーンを使って護符を作成する練習をすると言い出し

チセ達は各自目的と相性のいいものを選ぶのだった。


その日の夜、チセからルーシーがまた倒れたと聞いたゾーイは

アレクサンドラにも許可を取り見舞いに訪れていた。

 

丁度ゾーイが来たタイミングで目を覚ましたルーシーは

兄の様子が気になったのか一目見て部屋に戻ろうとするが

その帰り道、ゾーイにあんたの蛇撫でさせてと頼んでいた。

 

その言葉を聞いたゾーイは顔を真っ赤にしつつも

戻った部屋でルーシーに蛇を触らせることになるが

どうやら蛇を撫でさせるという言葉は

ゴルゴーンの間では違う意味があるらしく・・・。

 

一方、家に戻ってきたチセは

帰りを待っていた銀の君に

しばらく帰ってこれないことを説明していた。

 

エリアスもまた帰ってこないと聞き

ショックを隠し切れない銀の君。

 

チセはエリアスが友達のために動こうとしていることに

嬉しくてなんだか複雑で何て言ったらいいのかわからないと語るが

どこか嬉しそうな表情を浮かべていた。

 

そんなチセに銀の君もまた笑みを見せ

嬉しそうにチセの頭を撫でるのだった。

 

学長室にて一人何かを思い悩んでいたライザのもとへ

やってきた猫のフローレンス。

 

ライザからお母様と呼ばれるフローレンスは

思い悩むライザを心配しているようで

ライザもまた彼女に気を許していた。

 

ライザは様々な問題が山積な現状に

何から手をつければいいのか考えていたようで

フローレンスに話を聞いてもらったことで気を取り直し

一先ず溜めた書簡から片づけようと

一番上にあった手紙を手にする。

 

その手紙はサージェント家からのようで

リッケンバッカーの従者が一体何の用事かと

訝しみながら開封するが手紙には

フィロメラ・サージェントの自主退学が綴られ・・・。

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックス、MAGCOMIでどうぞ!


感想

 

最後にかなり怪しい手紙が出てきましたが

やっぱり彼女の祖母によるものなんですかね?

 

前回の最後に遊ばせておくのはここまでだと言っていましたし

フィロメラ本人の意志ではないんだろうなと。

チセとも嬉しそうに会話してましたしね。

 

ここまでタイミングがあってしまうと

書紡ぎ蜘蛛(ウェブスター)の悲劇にも

関係している可能性が高そうな気がします。

 

どうにも祖母は誰かの意向で動いているようですし

その誰かというのはおそらく

主であるリッケンバッカー家の事なのかなと。

 

そうなるとヴェロニカもそれに関わってくるのかなとは思いますが

今のところちょっと怪しい部分はあるものの

その辺がイマイチ判然としないところです。

 

なんにしてもフィロメラが家に戻ったというか

戻されたことで何か動きがありそうですし

次回なにかしら起きることになるのかなと。

 

それはそれとしてあのエリアスの口から

友人になるかもしれないという言葉が出てくるとは

正直驚きました。

 

サイモンにしてもラハブにしても

知人としか言ってこなかったエリアスが

そういう事を言うわけですから

これもある意味成長なのかも。

 

それとゾーイとルーシーの関係も

ちょっとした変化が出てきそうですし

そちらについてもどうなるのか楽しみですね。

 

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